あのですね、あのですね
ここに縄がありますよね?
ここでゆらーんと揺れれば
ふわーんっと飛べちゃうんですよ。

なのですが、なのですが
どうにも結び方を知らなくて
調べたらなんたらノック ....
誰もいなくなったようなので
過去を忘れたようなので
身の丈を知ったようなので

少年は心が軽くなりました

少年の目は脆すぎる安心の中そっと開きます
当然にある日常、という名の奇跡
す ....
澄んだ眼の秋刀魚を
団扇で煙を飛ばしながら
七輪の炭で焼く
一文字のまま
黄金色に

皿にのる
香ばしい皮の下には
柔らかな身を支え
小骨をたくさんつけた
背骨が真横に走っている
 ....
私、神様よりもあなたが好き。

どうやって、この気持ち伝えようかな。

この気持ち伝えるために生まれてきたのに。

何度、生まれてもあなたに、何度でも気持ち伝えたい。

いくつもの星が ....
僕はふりかえる
そして世界が軽くなる
僕はふりかえる
すると悲しみがあふれだす
僕はふりかえる
すると喜びがあふれだす
僕はふりかえる
ふりかえることによって
世界は騒がしくなる
ふ ....
掛け算のように足し算のように、駆け抜ける足



玄関の眩しさに、なにか呟く玄人



夜の外には朝の月



目を瞑って、冥王星を見る



その日を記した日記、でか ....
詞 花形新次
曲 戸籍有事

二時間だけの関係で
出来てしまった結晶を
愛と呼ぼうとしたけれど
言葉だけでは空しくて

ああ、若い二人のブルースよ

もっと自由でいたかった
本音 ....
 
Each people's daybreak.

Out of window,

the sound of motorbike of the delivery.

And awake ....
人類は
ゴキブリ以上の
生命力を持っているので
絶滅させようと思っても
そんなに簡単にはいきません

ええ、もちろん人類を元気づけようと
思っての発言ではありません
その真逆です

 ....
{ルビてのひらで顔を隈なく触ってみる=世界の表面を隅々まで撫でてみる}

{ルビこれは目これは鼻これは口=これは台風これはチョモランマこれはイグアスの滝}

{ルビじょりじょりしてる髭もある= ....
筋肉痛になるということは、筋肉2になるということ。
筋肉1から筋肉2へ、僕の筋肉が成長するということ。
慎ましやかな生活の一部に或る骨壷の裏を覗いては
空っぽの天上に巣食う迷い蛾、天上裏をぱたぱたと回る
裁断の済みには萎れた華のいろ。活けられ、
打ち捨てられた襤褸 やはり衣は黒ずんでゆきます
芽 ....
高嶺の花は高値なのです
どんなに品が良くて奇麗に咲いていても
貧しい若者には
貧しい若者でなくても
離れた所から眺めるしかありません

そんな場合でも
涎を垂らしたり
唾を飲んだりして ....
枕に顔をうずめた状態で

目を覚ますと

決まっていつも、右目の目尻の辺が軽く濡れている

覚えはないが

魚だったり、女だったりしたろうか

食われたり、食ったりしたろうか

 ....
職を失い
僅かな貯金も底をついたら
棲む所と食べる物がなくなります

そんなニュースや現実を見て
そうならずにすんでいる自分に
幸せを感じるのも自由なんですよね

結局
幸福感なんて ....
私は役人になれませんでした

私は銀行員になれませんでした

私は学校の先生になれませんでした

私は大企業の経営者になれませんでした

私は犯罪者にもなれませんでした

私は路上 ....
木たち 花たち
さまざまなプラスチックたち
混ぜ返される色色の
日々の泡立ち

いくつもの
あらゆる種類の
嘘をついて来た
そうして私が
出来て動いて居る

触れる
も ....
書かれたチョークの白い文字
「 孫が悟った、空の色 」
めをつむり
色んなことを考える
詩が座っている
手招きする
まごまごとしている
今日は座ってるか
そうするか
そんな日もある
めをつむり
もう一度
色んなことを考える

じき
 ....
3時ごろ、欲しかったレコードが
壁にかかっていたのを手に取って、
僕にだけ、なのかどうか、確かに鈍く発光している、
他のレコード屋もちょっと巡ってから、
もう一度あとで来ることにして、
エク ....
開かれる
空の瞬き青々と

白雲棚引き
行方は知らず

哀しみ溢れて
秋風の吹く
貧困の中で餓死する人がいるのに
そんな環境にもない私が衰弱死を選ぶのは贅沢過ぎる気がして
空腹を抱えたままどうしたものかと溜息をつく
暴力に支配されて今日まで来てしまったけれど
逃げ出すことも ....
何も無い荒野から
無いものの無い荒野へと
言葉を言葉に放つ指
言葉を言葉に散らす指


腕の先 拳の先
曲線 放物線
吸い込まれてゆく
泪とともに生まれる花

 ....
もっと大きくてもいいのか
火山に生えた翼がつぶやく
流れ下るもののすべてが
草と星雲の踊りを照らす
頭の頂に毒を揉み込む度に
地を踏み抜き
空を裂く器の音が
途切れることなくつづく
書きたいことはない
と思う時でも
書いた方がいい事は
書かなければならない事は
いくらでも溢れてるもので

書きたいことがない時も
書いた方がいい事は
そこら辺で待ってくれてて
 ....
巷ではGET WILD退勤が
ちょっとしたブームになった2020年9月
7年ぶりに会社員に戻った

定時になれば
アスファルトタイヤを切りつけながら
暗闇走り抜けるペーパードライバー
毎 ....
わたしのわたしのわたしのための あなたのあなたのあなたの世界
あなたのあなたのあなたのための わたしのわたしのわたしの孤独
わたしのわたしのわたしのための あなたのあなたのあなたの心
あなたのあ ....
長い時間、詩から遠ざかっていて
その間、私は死について考えていた(現在進行形で)
言葉を紡ぎ出そうとしても
頭が回らなくて片頭痛に悩まされる
歳を重ねて自然死が近くなっても
この世界から消え ....
ふっと森の脇道に
消える女の
コートの裾が引き摺られ

土煙上がり
瞬間の
狂騒に黒い幹がそそり立つ

森はやがて雨に濡れ
ひっそり静まり返っている
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
とりあえず、とりあえず月夜乃海花020/9/30 2:04
少年の一日◇レキ3*20/9/29 21:58
一本芯もちはる3*20/9/29 20:57
デカダンス・デカダンスおろはげめが...1*20/9/29 20:49
ふりかえる渡辺亘120/9/29 20:30
でかい字でかいた水宮うみ4*20/9/29 20:16
若い男と若い女のブルース花形新次020/9/29 20:06
Blanket墨晶2*20/9/29 19:44
復活の屁花形新次020/9/29 18:48
翻訳の詩道草次郎020/9/29 14:24
筋肉2クーヘン2*20/9/29 12:16
デイリーデイリーあらい120/9/29 8:30
高嶺の果実こたきひろし120/9/29 6:26
涙跡道草次郎220/9/29 5:55
光って暗闇ってこたきひろし120/9/29 4:57
私は220/9/29 3:45
泡立ちはるな220/9/28 23:44
某駅の伝言板に服部 剛220/9/28 23:38
箒星道草次郎3+*20/9/28 21:57
ウォントリストはだいろ020/9/28 21:44
初秋にてひだかたけし420/9/28 20:07
空腹無限上昇のカ...020/9/28 13:55
持たざるもののための水木立 悟220/9/28 9:58
ノート(軸と光)[group]020/9/28 9:55
ノート(頂)[group]020/9/28 9:54
執筆欲komase...1*20/9/28 8:13
GET WILD退勤猫道220/9/28 8:13
Spling Love songおろはげめが...1*20/9/28 0:21
詩を書く無限上昇のカ...220/9/27 23:27
出来事ひだかたけし220/9/27 21:24

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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