英語おんちでよかったよ。
なによりもアメリカ人でなくてよかったよ。
柿をたべましょう。
秋晴れでよかったよ。
なんにもない一年でよかったよ。
この部屋は狭くて
一人用のベッドだから
一人分の夢を見て
落ちてゆけば良い

明日という言葉が
魚の骨のように
引っ掛かる

ここはどこだろうと
足の指で毛布を探るとき

寒さ ....
人は死ぬと強くなる
毎日死ねたら
一体どれほど強くなれるだろう
しかし私たちは毎日死なずに
ほんのりと生きてしまう

酒が回り
目を瞑ると
周囲の音がガンガン響いて
ぐらぐらして
 ....
眠れない夜
殺してくれと頼んだ
生きることに疲れ果て
自ら死ぬ覚悟もできなくて
無理心中を試みる

死にたくないと泣く子供
現実に引き戻すには十分で
今日まで生き恥晒してる
生きるこ ....
紅葉
落葉
山肌

初雪
ぼやけた眼鏡のひとが
わたしを連れていく
とんかつのお店
ご飯は小盛りで
と言うのでわたしも小盛りにする
遺伝子の特集をとりあげた雑誌をながめる
ばらばらになったいくつかの ....
終わりのないものなんてないんだ
終わらないんじゃないかと思うだけで
いつか必ず終わりの時は訪れる
山積みになった書類の整理も
果てしなく溜まった洗い物の山も
手を休めず進めていけば終わりが見 ....
どこか短気で
頭もバカだから
この何もかもに
たったの一言で以て始末をつけたいのだ
でも直感として分かっている
はなから
一言でつけられる始末じゃないってことは

でもなかなか
謙虚 ....
声が揺らぐ
叫びが途絶える
断絶という渓谷
汚された霊峰
滅びようとしている深海の神話

悲しみは涙を覆う被膜
そして干渉する光
彼らの炎は緑濃く立上る
やわらかな重みを湛えて
握 ....
空を泳ぐ夢をよく見る
夢の中で僕は
空中をスカーリングで移動する
両腕を地面と平行にして
肘を少し曲げ8の字を描くと
身体はゆっくりと浮かび上がり
僕はヘリウムガスの風船みたいに
ぷかぷ ....
仕事終わって家に帰れたら
明日の仕事に差し支えないつもりで呑み始めたが
つい酒の量が度を超えた

それでも呑みたりなくて
呑み続けたら
酒が切れた

切れたら繋ぐしかない 
 ビール ....
原初
それは祈りであった
木蛇岩月火水
我々はそこに集い
命に触れ
言葉を捧げた
それは祈りであった
祈りは歌になった
我々は一つだった

原初
それは号令であった
我々はそれ ....
あなたはいた
いたはずなのに
見えない
いろんな音を残して
消えてしまった

いろんな音があるから
退屈しないはずなのに
何かがえぐられてるらしく
何も手につかない
どの音にも手が ....
ブナの樹が荒風にもまれている
窓硝子にその小枝をかつかつと擦り付けて

(短針の銃口は2:00をさす)

サイドボードの上の小ぶりの兵隊たちは
突撃の姿勢をとったまま永遠の停滞の中にいる
 ....
同じ人間なのに
平気で約束破る人がいる

同じ人間だから
必ずきっと
約束守る人はいる

同じ人間だけど
約束交わす相手さえいない

同じ人間なのに
平気で殺す人がいる

同 ....
陽は落ちて
辺りはひっそりと
静まり返り
あんまり暗い
夕暮れだ

玄関先では
見知らぬ声が
会話を交わし
部屋を
ノックして
歩き廻る

濃くなる夜闇が
ざわめき始め
 ....
疲れてるんだね
お疲れさま
もうすぐで今日が終わるよ
明日になればまた
今日が始まるよ
繰り返しじゃないよ
二度とない今日が終わって
二度とない今日が始まるよ
今日はお疲れさま
妖はこの世の悲しみ
女郎蜘蛛の恋
ながりゆるみじぬあてぃん     流りゆる水ぬ在てぃん
がれちぬあとぅんかい       瓦礫ぬ跡んかい
りんどうぬはなぬさちゅる     竜胆ぬ花ぬ咲ちゅる
ゆちゅぬさちや       ....
低い山を時間をかけてゆっくりぐるぐる登りたい

そんな自分を許したい
宇宙を呼吸せよ
哀しみは何時か消える
宇宙を呼吸せよ
苦しみも何時か消える
宇宙を呼吸せよ
星々が喜びを連れてくる
このコスモロジーは
人生にYESという
逃げ道を探してる
俯きながら探してる
今夜はどこで眠ろうか
老婆が生きる術はない
天使たちが飛び去ってしまったから
まだまだ青い雑草の群生
ベッドにするには役不足

夜通し歩いて迷子に ....

曇り

水滴
雨粒
駆け足
…雨

……


また…
詩を書けなくて困ってる
詩を書けなくて焦ってる

なのに
頭の中の宇宙には
相変わらず詩の埃が立ち上り
降り積もっていく

詩はけして無毒じゃない
毒を持っている

詩人はその毒 ....
昔からの知り合いに
手紙をだすように詩を書こう
でもぼくには
昔からの知り合いなんて
じつは一人もいない
だから
かなしいから
遠い外国の誰かにあてて
詩を書こうかな
その人が一 ....
夜、寝る前になって
やっと止まる原因不明の嘔吐感
医者はばんばん薬を処方し
私はばんばんそれを飲み
そうして実は気付いている

吐き出したいのはこの魂だ
上手く吐き出せない現状に
吐き ....
Speaking of which,
そういえば
There's something I haven't told you.
君に伝えてないことがある
Should I tell you a ....
生への執着
生きることが喜びになる日が来るとは思わなかった
死こそ救いと思い込み
河川敷を彷徨ったあの日
オーバードーズで朦朧とした頭で
ふらふら、ふらふら
知らない人の呼びかけに答えるこ ....
なきゃいけないものは
一つもないが
うしないたくないものは
無数にある

どうすればいいんだろう

誰かが
はなをすするたびに
昔から不安になる

自分らしく
というけれど
 ....
汚された問いたちが
土に染み込んでいく
痛みは深く沈み やがて
冷たい地下水へ触れ
泉となり湧き出す
目を閉じ沈黙の小川が流れる
恰もきらきらと明るい
朝露の中で
岸辺に小さな花が眠る ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ナンモナイデ...2*20/10/14 20:40
深海ミナト 螢6*20/10/14 18:35
深遠狩心3*20/10/14 13:16
正常とは無限上昇のカ...320/10/14 9:12
ヨロシク020/10/14 8:09
遅いランチタイム12*20/10/14 0:31
終りの時無限上昇のカ...320/10/14 0:02
これでも詩だってのか?道草次郎3*20/10/13 23:59
それは覆う被膜そして光りの干渉につき2*20/10/13 23:52
空を泳ぐ夢福ちゃん120/10/13 23:51
若気の至りとは言わないこたきひろし220/10/13 23:46
はじまりのうた六九郎020/10/13 23:33
音の約束木葉 揺3*20/10/13 23:08
幻影のコンバット道草次郎3*20/10/13 23:00
約束におは付けないでこたきひろし320/10/13 22:43
生誕ひだかたけし420/10/13 21:49
またリィ2*20/10/13 20:15
佳人薄命につき020/10/13 20:11
流りゆる/照らしょうりAB(なかほ...220/10/13 19:51
休職TwoRiv...4*20/10/13 19:20
宇宙渡辺亘120/10/13 15:22
逃げ道無限上昇のカ...220/10/13 8:39
逡巡ヨロシク020/10/13 8:07
詩を書けなくてこたきひろし420/10/13 6:44
詩手紙道草次郎1*20/10/12 23:23
詩の言葉で魂をひだかたけし1020/10/12 21:51
ずっと伝えてないことがある月夜乃海花120/10/12 21:16
生きていたい無限上昇のカ...220/10/12 20:47
道草次郎3*20/10/12 18:03
花の朝につき5*20/10/12 12:35

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