あの夜
人の吐く唾奇の跳ねる音
どこのアスファルトの硬さも同じ
いや、あの街は違っていた
あてどなく流れ着き
落伍者に優しい街ときく
何も持たず職もなく
ひたすらに古書を売り
公園で
 ....
れいん
誘うレイン
夜陰
トレイン
道連れに
走り続け
夜明け
に至り
民家の庭先
をも襲い
走り続け
降り続ける
悲惨の飛散し
続け尚も死を、齎し

しらない知らない疾 ....
鎧を身につけた気がして
本当はボディペイントのようで
剥がれ落とす水は人の優しさだって

僕は人を信じるのを止めようと何度も思って
でも信じたくなる人がいるのだって

馬鹿だと言うなら言 ....
編まれた愛を 起点として
この からだに 空いた穴が
揺れてく景色を 透過する
この 人生を 描画する

街を焦がした 夕日が沈む
頬にすれた 夏風の匂い
浴びた 花火の灯り さえ そう ....
音楽はタイムマシンだと思う
聞いていた時を思い出すから

でも良い時だけではないから
注意が必要だ

詩はタイムマシンになりうるだろうか
音楽ほど強烈じゃなくても
なる部分もある

 ....
童貞野郎が机上の空論をほざいてる
綺麗事ばかり言って
自分に酔うヤツが多くなった
イカれたラジオは
80年代のユーロビートを
狂ったようにがなりたてている
そうさ、
狂っちまえよ。
正 ....
ネガティブな性
何もないところに
影を感じる
少しの意思疎通で
何でもないことが
わかるというのに

臆病風に吹かれて
黙っているから
ほら
また影が横切った

影を抑えようと ....
黙祷は
鐘の音

1945
8・6
8:15
刻印は時の数字

僕の死は、
人類の知恵の粋
現代科学の結晶
14万人の命の対価

目的は
先の見えない戦争の早期終結と
阿 ....
偽りが溢れるくちびる
透明がすこし濁った
盗まれたこころ細さを
噛み締めて声を抑える

牛乳を朝のむときは
いいひとになれる気がして
窓の外はしる自動車
白い息だけが溢れて
 ....
○「不安定な天気」
空が暴れている
地上をいじめぬいている

○「戦争」
戦争は終わってはいない
今日もどこかで爆弾が落とされている

○「生きるということ」
生きるということは
 ....
もしこの両目が
光を失ったとしても
あの日撮った
あなたの写真を
内ポケットに入れて
心であなたを
見つめていたい

もし今日世界が終わろうとも
例え明日が来なかろうとも
あなたの ....
だってぐちゃぐちゃ言ってるだけで
できる感じ全然しないんだもん

できないでしょうね
だって原液がないんだから

夢を語るものは
夢を実現しないがち

これは実現するというよりはむし ....
その{ルビ娘=こ}は

私たちが乗り込んだ都電の座席にいた

私たちが乗るのと入れ替えに

その{ルビ娘=こ}の

両隣が空いたので夫が左側に座った

私が右側に座ろうとした時
 ....
ゆびとゆびとのあいだに、
はずした眼鏡をひっかけながら、
頬杖をついている、
おだんご探偵、


その不敵で、きわめて意味深な上目づかいで、
ただ一つの真実だけにたどり着かせる、


小指が立っている

何か受信したか?



なんてね
ふいに
   おなかが
       きゅう、とないて



きみのうなじのにおいをおもいだす



ごごさんじ
     かぶりついて

            ごぜんさん ....
愚かな過去よ
眼を閉じよ
愚かな人よ
口を閉じよ
しゃべりたいなら
心の中でしゃべれ

この空にこそ
偉大な価値がある
わたしの夢を運んでくれるから

夢なしでは愛は成り立たない ....
くすくすと笑いあう
何だか楽しい

くすくすとくすぐり合い
何だか心地いい

くすくすと絡み合い
宙に漂う

くすくすは
魔法のおまじない
夕立、
吹き荒れる
突風に
塵屑吹き飛ばされ
街道に散乱し

こんな日
クライ

黙って立って
佇み続けて
居られないのかい?
消えていった体の
魂たちが
今も
宇宙の魂と
いっしょに在る




 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
時には泣きたい夜もある
空を仰いでため息をつくことも
詩人だから
希望を謳いたいけど
今は重圧がかかり
歩くこともできない
息が出来る
それだけで幸福だ
あの人の側に居たい
詩人とし ....
蝉が鳴いていると
静けさを感じる
流れる汗が背中をつたう

夏の音がする
深い夏をかいて浮かぶ

蝉の鳴き声以外
かき消されて
どこまでも静謐が広がってゆく


{引用=
楽 ....
絶望し尽くしたその先
あらゆる虚しさが吹き荒れる突風の果て
自らのいのちすら
捨て去ろうと試みた乾いた諦めのなか
ぱっくりと開いた傷口もそのままに
静かに君が座っていた

こんなにも永い ....
長い間、答えを探して彷徨っていた
観念と観念の戦いを繰り返し
時には悪意に虚を突かれ
膝を折り何度も挫折した
恐怖の集合想念に対峙した時
精神と肉体を決定的に壊した
正気を取り戻した時
 ....
俺のおならすげーから

ぷーーーーーーーーっ!っぷっーーっーぷっっ!

すげーだろう、お前はできる?

この地震による津波の心配はありません
エビデンス
そう言うあっしは
カニでんす
でも本当はタコだったので
イカんともし難い、という
砂漠にすむ魚が
未明に見た夢の話
誰も知らない話
3日後に映画を見に行くって話になったんだ

バス停で落ち合うってことに決めたんだ

もうなんだか満たされていく

未来を決めたようで
未来が待っているようで

占い師のそれよりも確か ....
あがってゆく
なにもかもが知らないうちに
忍び寄って来る
そしてあがってゆく

むかしは35度を超えれば
悲鳴があがるくらい暑かった

いまは40度を超える町が
日本のそここ ....
タバコを
マッチで
吸うとうまい

ジッポは
すぐ壊れる

タバコは
やめれまへん

そんな
当たり前のこと
禁煙という
無謀な際は忘れて
なんかできる気する

税金食 ....
時の海へ漕ぎだして
ふたりで過去を掬おうか
それはとても冥いのに
きんの粒子は煌めいて
さらさらさらと溢れては
懐かしい木霊を連れてくる

刻の海へ繰り出して
あなたと未来を掴もうか
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
西成区玉出東降墨睨白島(...6*25/8/7 20:42
楔──裏ひだかたけし525/8/7 19:46
ってsonano525/8/7 18:24
例になっていくみぎめ ひだ...4*25/8/7 18:19
time machinesonano425/8/7 16:01
荒野の天使どもりつ1*25/8/7 14:17
影踏み5*25/8/7 12:36
Little boy 月乃 猫19*25/8/7 10:51
金魚秋葉竹425/8/7 7:41
独り言8.7zenyam...3*25/8/7 6:46
写真花形新次225/8/7 1:02
カルピスに問うりゅうさん4*25/8/6 23:08
ごめんねさち8*25/8/6 22:41
おだんご探偵本田憲嵩725/8/6 22:11
memoうし125/8/6 21:58
きみ三月雨2*25/8/6 21:48
俗なる散文よ、幸せなる詩よ杉原詠二(黒...4*25/8/6 21:21
くすくすと多賀良ヒカル225/8/6 20:08
投下ノイズ日和ひだかたけし725/8/6 19:31
※五行歌「消えていった体の 魂たちが」こしごえ5*25/8/6 16:10
時間は輪のように巡る渡辺亘325/8/6 16:09
蝉と静謐9*25/8/6 15:54
Mother りつ3*25/8/6 13:44
「答え」ジム・プリマ...2*25/8/6 13:26
林 理仁225/8/6 11:54
Evidenceたもつ6*25/8/6 7:56
待ち合わせ自画自計425/8/6 7:55
爆暑秋葉竹425/8/6 7:45
タバコ林 理仁2*25/8/6 6:30
X(Twitter)、の詩りつ7*25/8/6 6:23

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