君の部屋でうずくまってるあいつ
あれもともと君の涙だろ
あいつあんなんなって
あれあんたのせいなんだぜ

どうしても退会できない宗教
生命賛歌
勝手に歌うなよ
後ろが眠くなる

 ....
    湯舟につかった
    踵が泣きそうなため息をつく
    どうしたのと
    心配顔する膝小僧
    そうだね、
    今日も疲れたね
    ふくらはぎは黙り ....
猛々しい暑さ、
眩み包み込む
この夏の午後に
園庭は発光し
微睡む午睡の子供達、
ルウ ルウ ルウ
夢の中で
歌っている

通り掛かる街角で
不思議な三角や五角形
浮かんでは消え ....
(白壁につたう蔦を歌うから壊れたカメラうつらない右眼)

朝が来る鉄道路線よ、そろそろ別れのあいさつをしようか
町を囲む白壁を跨いで夜をさすらう巨人たちは去っていった
やがて町は空梅雨の笑い声 ....
 一段下がったこの一行目を歩くみちゆき
二行目には何かの展開が来るはずで
三行目ははなから期待してなかったけど
四行目の隣に
       かわいらしい花が咲いている
のを見ていたら六行目に ....
市内の病院で予約が始まる日は
予約が殺到して予約は取れないだろうと思い
二日目に電話した
すると「7月26日なら空いてます」という返事だった
「え?6月ではなく7月ですか?」と思わず聞き返して ....
「告白録」ていろいろありますけど…
人選する人たちって全然参考にしていない
ということが証明されたようで
ちくった人に金メダルでもあげてくださいよ
O氏にたかりもうけた諸君
 とくにNH ....
今日もとりあえず元気で行こうハイタッチ
いつも優しいばくだんを作っている
そんなひとが好きだ

ひらきなおれない中途半端な言い訳
落札できまる交換価値とは無縁ではなくても
それでもやっぱり ....
-セザンヌ-

塗られた白が浮き立たせる キャンバスの白


-ゴッホ-

そのキャンバスは色彩で彫られている
-ストレンジャー 世界 十字路-

よそ者は よそ者が分かる


-アモルファス-

わたしの叫びに振り向くことであなたはわたしに背を向ける
あこがれ
あらがい
ながされ
あがなう
  


    真夏の太陽に
    色はなく、その熱さだけが
    じりじりと世界を熔かし
    わたしを象る器すらも
    あいまいなままに
    歪んでゆく
   ....
    わたしには夫もいない
    子供もいない
    甘えん坊で手がかからない
    拾った猫と平和な日々
    幾年かがたち齢を重ね
    顔にも手にも無数の皴
     ....
水面に映るシルエット
夢中に 冷静に シャッター
永遠にできぬ水仙
永遠にしようとして止まない


午前の陽射しに包まれ
和らいでゆく斜線の横顔
するべきことに追われた
したいこ ....
掴みかけては
率先して自ら撤退
優柔不断を
反省どころか 美徳とさえ思っていた日々


何を売るべきだったのか
何を得るべきだったのか
自分で自分に問いかけずにはいられない
鏡に ....
眠らない街でも
さすがに鎮まる真夜中
本格化する工事
煌々と照らされる
    無数の影が
       人知れず 汗をしたたらす


遠目に見つめても
何が進展しているのか
 ....
陽は落ちて
辺りはひっそりと
静まり返り
あんまり暗い
夕暮れだ

玄関先では
見知らぬ声が
会話を交わし
部屋を
ノックして
歩き廻る

濃くなる夜闇が
ざわめき始め
 ....
夢と輝け
青い翼は乱気流をも越え
青き大空へと至る
さあ
喜びという風に乗って
大空を自在に翔ぶんだ
哀しみよ青く輝け
そして夏の空に融けてゆけ
愛しい人よ
輝く青き哀しみが見えますか
君のことを思い出にするまで
30年かかりました
さらば愛しい人
海水浴場でバイトしている
七月の偶数日と
八月の奇数日が出勤日
つまり、各日ってこと
主な仕事は
海水浴場のトイレ掃除と
浜辺のゴミ拾い
朝八時から午後三時まで
三十分仕事して、三十分 ....
ママーのスパゲッティに
丸美屋の麻婆豆腐をかけて食べていたら


(思い出の味なんだ。
オカンが昔こうやって作ってくれた。
魂の味なんだ。
未だに ....
ギロリ

ギラリ
キラリ

キラン

キラッ

ウラッ

ウウッ

フウッ
    失くすことを恐れ
    立ちすくむ臆病者
    案山子のように何もせず
    ただひたすら
    恐れおののき目を閉じる
    欲したものは
    すぐそこ ....
改札を抜けると 朝
でも 街は昔のことばかり
人は交差点から歩き出す
改札に入る 夜へと
オオカミは
目の前にいる羊を
食らいたかった
飢えていたのだ
一気にかぶりつき
 ....
その蝉の抜け殻は取り残された


中身は出ていったとき
羽が開ききらないまま乾き
飛べずに地面に落ちて死んで
腐りかけた頃、蟻に運ばれていった

抜け殻は土にいた頃のあやまちを数えなが ....
    冷蔵庫のなかに
    あなたがいる
    夕べの寝顔そのままに
    たまに取り出し
    話しをしよう
    言えなかった
    ひとことも
    ....
縁側で
ぷっと
西瓜の種飛ばし
放物線の先を
追っている
幼い子供が
独り居て

遠い夏の日
夏の午後
その日を生きる
幼子が

風に吹かれて
風に吹かれて

名無しで ....
殺して欲しいと自分に向かって
言った事 何度もある

もちろん実行していないから
今も生きている

死にたいなんて
どんなに思ったって
簡単に実行できる訳ない

それを実行してしま ....
小さな翅音が聞こえたら
私は思い出す
甘い甘い蜜の滴る
至福だったひととき

刃物を研いで道具に話し掛ける
今日一日の計画を諳じる
目覚めるのがいつも遅い私たち
きっと笑われてる
悪 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ヒューリスティック竜門勇気2*21/7/20 22:52
一日の終わりに石田とわ6*21/7/20 22:45
夢の中でひだかたけし621/7/20 21:45
ひょうはくされる切符帆場蔵人221/7/20 18:00
みちゆき(ブラウザにより意味不明になりますすみません)ふるる6*21/7/20 17:45
ワクチン接種zenyam...021/7/20 15:38
「告白」ナンモナイデ...4*21/7/20 13:45
夏なんです梅昆布茶1421/7/20 13:14
セザンヌとゴッホ末下りょう4*21/7/20 12:59
2Χ0 21*21/7/20 12:57
年波ヨロシク021/7/20 7:57
いびつな昼下がり石田とわ4*21/7/20 1:48
その日のために4*21/7/19 23:02
テントに映るシルエットkomase...2*21/7/19 22:31
夏の陽射しの白線1*21/7/19 22:29
建設的な真夜中2*21/7/19 22:28
告知ひだかたけし721/7/19 22:08
空へ渡辺亘121/7/19 17:05
愛しい人121/7/19 16:42
浜辺のひとたま10*21/7/19 15:07
プルシアンブルーTAT021/7/19 12:43
視線ヨロシク021/7/19 7:56
愚者石田とわ2*21/7/19 2:14
ハチ公前番田 121/7/19 1:09
飢え石田とわ3*21/7/18 23:16
くしゃり◇レキ2*21/7/18 22:16
西瓜石田とわ4*21/7/18 22:12
童夢ひだかたけし821/7/18 19:59
殺してくださいと自分に向かってこたきひろし321/7/18 19:58
ハニートースト妻咲邦香121/7/18 17:00

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