地元にある県立病院に
予約一日目は電話がたぶんつながらないだろう
と思って
2日目に電話したら
「7月26日」しかあいてません
といわれた
え?6月じゃなくて7月なんですか!
と思わず聞 ....
おととい 小さなせせらぎを見つけて
家に帰ると
網戸に黒い揚羽蝶がとまるのを見つけた
そして
蝶も私を見つけた
気配の優しさ
遠い記憶の静かな切なさ
完璧な蝶の姿で
再び会いに来てくれ ....
いかんせん この雨
出るに出られんわ 風
ますます出れんわ
カミナリまで
鳴る始末

今日は何して過ごそう?
コーヒーの中に浮いてみたい
角砂糖と場所取り合って
ゆらゆら揺れてた ....
毎日
踏んだり蹴ったりで
激し過ぎだわ
わし
そんな
かわいいんか?
そろそろ
認めてもいい頃やろ?

書類の山に
てんてこ舞い
これ今日中に
さばききれるんか?
無理やろ? ....
よく
耳を澄ませてみるんだよ
   
この世でどんな
音がしているか
   
君の耳はとがっている
もしくは
下に垂れ下がっている
いずれにせよ
素敵な耳だ

声なき声を
聞 ....
目覚め
とりあえず

しょうがない

仕方ない
ペットボトルの口が開いて
 水蒸気舞い上がればイルカが波に乗ってやってくる
街のカラスが餌を探す
 幼虫は産声を上げるその時をじっと待っている

怪しくもない人々が夜を擽るのは   塵
 ....
海を見つめながら砂漠のことを考えているのだ。海は目の前に確かに存在するのだが。砂漠を歩き疲れて倒れた僕は昔のことを歩き疲れた体の中で思い出させられていた。でも、家を出るときは健康そのものだったあの日。 .... そっと
ずっと
きっと
やっと
うそじゃないよね?
ぜんぶ
嘘じゃないよね?
鳴き声は文字に出来なくても
私を迎えに来るから
長かった後悔がいつの間にか去って
傷付けたかもしれない ....
微笑んだり 驚いたり
目を伏せたり 口を閉じたり
騒がしく振り返り 足早に遠ざかる
ぼくに親しい 五月のカレンダー

先の曲がった水道の蛇口が
瓶を外れて 地面にはねる
飛び去る鳥の声が ....
濃度がさらに上がる
密なる関係

沸点こえそな
熱い熱い愛の渦中

それだけに
甘くとろける心

出し惜しみしてるの
いまだ
いまだ

キスしたら最後
愛のトリコ

 ....
やるせない日々に
孤独を何で
まぎらわせばいい?

傷つき合って
その傷をなめ合って
何がしたかった?

人はみな 孤独抱え
生きるのが定めと

愛に飢え
愛に走り
愛  ....
気づきやしない
アリバイも
ドアノブのない
扉も

全て全て
君が根源だから

情け無用の
降り様も
見ようとしない
現実も

なにもかもが
君が出した問いで

溢 ....
「よぞら」

星のひかりとぬくもりを
お湯に照らした星たんぽを
かぜをひいているあなたの
足元に
しのびこませて

消えていく

のを、桜の花びらを
鼻にひっつけてしまった
黒 ....
海と旗
僕は空を見ている そして
遠い浜辺の上で
その音楽を僕は聴いている
 
"I love such your deed."
{引用=「キミのそう云うところが好きだ」}

"Very I agree with you."
 ....
梅雨の晴れ間を利用して
冬使ったこたつ布団等を
コインランドリーに洗いに行った
しばらくすると地域のおばあちゃんが
来た
コインランドリーははじめてだというので使い方を教えてやった
すると ....
つじつま
帳尻

無理矢理

エゴ
強引


無関心
割り切り
{引用=すべては夢の中



中}
「慰み」
このコロナ下の不安を
お互いの恥部を
獣のようにチロチロなめあいながらに
生き抜いていこう
あまりにも不安だから
あまりにも寂しいから
羞恥も道徳も忘れて
獣のようにチロチロ ....
年をとると
耳が聴こえにくくなる
目も弱くなる
肩も腰も膝も痛くなる
シワシミも増える
物忘れもひどくなる┅
年をとるということは
老化を受け入れるということだった
老化を受け入れなが ....
彼女は言った。

「クジラは空を飛ぶ魚だよ」

その通りだと思った。



恋をしていたのか、と聞かれたら
そうだ、と答えるだろう

けれど、恋を引き算したところで
クジラは ....
  赤い髪

海から
浮かび上がった
女の赤い髪
海の底で生まれた
命を吸ってきた
肉体はもう地上の
なにものとも
縁がない
自由だが
もう誰でもない


  私の村の酔っ ....
他者の内心などかまうことなく、
自慢話を講じている自分がいる。

今日は暑く、気だるい日だった。

遠くの海上には、幼い熱帯低気圧…

キャスターには黒い斑点バナナ。
神秘に貫かれ
漆黒の夜が来る
ただ唯物の
儚い世を散らし
永遠が口を開く

ちりちりと吹く風
脳髄を縁取る陰影

意識清明に保たれ
夢は胎動する
静かに
いつしかの
岸辺を目 ....
振り返る
べき時じゃない時に振り返り
ああでもない
こうでもない
結論なき迷路へと進んで迷い込む

何もかもが
芳しい手招きで誘っている
目移りさせていては消失の一途だよ

何 ....
何をやってるんだ
何がしたいんだ
続く晦渋の自問自答が虚空に響く

嘘で塗り固めた経歴は
当人でさえもいつからか
どこからどこまでが嘘なのか
真実と見分けがつかなくなってしまった
 ....
二〇一六年七月一日 「ヴィーナスの腕」


コンクリート・鉄筋・ボルト・ナットなどなど
構造物の物質的な素材と
温度や重力や圧力や時間といった物理的な条件や
組み立てる技術や出来上がりの見 ....
十四の時にはじめて詩を書いた
校庭の桜がこわくて仕方なかったから

衝動買いの寝袋はけっきょく
使わないまま

今でも行けない場所がある
ぼくはいまだに同級生がこわい
たぶん
きっと
だろう

らしい
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ワクチン接種予約zenyam...021/6/3 16:41
再会そらの珊瑚8*21/6/3 15:09
やだ困る花林321/6/3 11:00
そんな かわいいんか?721/6/3 10:53
福音やまうちあつ...321/6/3 10:26
寝坊ヨロシク021/6/3 8:03
かけひきアラガイs14*21/6/3 2:07
倒れていた日番田 121/6/3 1:37
ギボウシの詩妻咲邦香121/6/2 23:18
六月のカレンダーオイタル321/6/2 19:59
愛の渦中花林121/6/2 10:46
夢されど夢と知る121/6/2 10:40
ドアノブのない扉121/6/2 10:30
春だった ツイッター詩田中修子821/6/2 5:36
番田 121/6/2 1:11
View墨晶2*21/6/1 19:54
コインランドリーとおばあちゃんzenyam...1*21/6/1 8:44
関係ヨロシク021/6/1 8:12
眠ってしまえば津煙保存3*21/6/1 7:28
独り言6.1zenyam...1*21/6/1 6:40
受け入れる心1*21/6/1 6:23
夏とクジラの話投稿者421/6/1 4:16
鴨居玲の絵画から紀ノ川つかさ1*21/5/31 21:16
20210531ナンモナイデ...2*21/5/31 20:44
岸辺ひだかたけし7*21/5/31 20:07
永劫回帰命題komase...1*21/5/31 15:29
深紅のトースター021/5/31 15:28
詩の日めくり 二〇一六年七月一日─三十一日田中宏輔14*21/5/31 10:34
校庭道草次郎421/5/31 9:24
期待ヨロシク021/5/31 7:57

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