ねぇ、帰らないでよ
君の自転車の反射板の光、
今すごく良い感じなんだよ
青と黄色が溶け合ってて美しいんだよ
だから帰らないでよ
僕とここにいてよ
こんな、しがない夕方だけれども、
コ ....







血痕

夜に沈みながら
踏みっぱなしのアクセルに
ここはどこなのか
問う術もなく目を見開く

絶望という文字が
幾度も浮かんでは消え
(急カーブに
 飛び込む
 夢を
 見る)
真っ暗闇 ....
街はいま
傾いて
春を呼ぼうとしている

四角いからだを
丸く嵌めようとした
壊しながら
(しかもそれを
愛と
呼んだりも
した)

うずうずと
傷む
気持をして
 ....

中学の教室では前席のおんなのこのブラウスは下着が透けて
授業か終わり起立礼の時に前がふくらんだスボンを
クラスメートに気づかれないかと
ヒヤヒヤした事度々あったよ

俺は
尖ったコン ....
綿の毛が風に飛ばされ
            小麦の穂は枯れていく

見よ、紙幣と言われた紙屑が宙を舞う つまり

誰かがシュレッダーにかけてビルの屋上から撒いたのだ

これは、ま ....
ひさしぶりに古本屋にいき
古本をみてまわった
買う金がないのでおやじと話をした
ひさしぶりに人と話す
しかも本のことがわかる人と話すのは
何年ぶりだろう
数年前の岩波文庫の充実ぶりを褒め
 ....
土を飼っている
従順で賢く我が強い
麦を好みパンも嗜む
時節をよく見極め常に冷静
時に激しく自己否定する場面も見受けられる
芸術に造詣が深く音楽や絵画はよく語るが
文芸は理解するに及ばず
 ....
死の前日の君へ、死の翌朝の僕から

忘れ物を届けたい。このささやかな詩手紙で。

どこかへしまい込んだまま
すっかり埃まみれなまま もはや記憶だけのままの
使う事もなかったアレは、かなり貴 ....
広瀬すずなら
コロナだろうが
飛沫を浴びたいと考える私は
広瀬すずにとって
一体どのような存在なのだろうか?
もし、新垣結衣似の女の子が
私の飛沫を浴びても構わないと
告白してきたら
 ....
金に困ったら
金に困ったら
金に困ったら
体を売ればいいじゃん!

海外セレブの皆さん
ようこそ日本ツアーへ
老人を山ほど支え続けた
優れた医療がお待ちしてます
もう安心ですあなたの ....
永遠からすれば
一瞬に過ぎない
この今を
落ち続けている
この俺は
奈落の底まで
落ちて行く
後少しで
叩き付けられる
俺の体が
叩き付けられる

時間は普通に流れている
空 ....
寒いのに
洋服を脱ぐように
空は雪を降らせた

孤独が燃え続けて
怒りに変わるから
心を冷やした
白い世界を
優しさへと近付けたい

歩く道が
作られても
壊れそうなものほど
 ....
{引用=あるものがそのものの底をいっかい弾き、とびあがりじぶんや何者かのもとへ訪ねてくることをかんがえていましたが、それはちがったかんがえでした。だってあらゆるのものが、いったんそのものの底を弾いた歌 .... いい年して口喧嘩
ああ
馬鹿馬鹿しい、朝…

昼、青空なのに
ああ
寒々しい…


もういい加減にせえや
ああ
三日目カレー…
{引用=失語です
たんぽぽ珈琲みたいな時間です
シロツメクサと{ルビ勾玉=まがたま}です

万雷の拍手とおく
幕開けしないオペラのひとくさりなのですから
枝振りのかたい{ルビ椚=くぬぎ}は ....
濁酒のこびりついた盃を洗うと
米粒が
棘のようで
痛い
お星さま
聞いてくれるかな

祝福を受けながら
全ての人は生まれてくると
どこかで聞いたけど
そんなのは嘘っぱちだ

誰もが知っているのに
口に出さない
出せないだけ

だから ....
天使


見分

羽の跡
イキイキと
毎日を充実して過ごせたら
それはまことにハッピー
かも知れない

けれど
私にとっては
何だか針を立てられてひたすら回され続けるレコード盤みたいで
イヤだな

針はいた ....
夢をみた

6歳も離れてるのに
同じ教室だった

修学旅行はハワイで
違う班になっても一緒にラベンダー畑に行きましょうねって
話してた

窓の外。校庭で体力測定をしてる
こんな ....
でもこれはただの夢じゃないのよ
あなたは立ち上がって言った
来年もずっとずっと一緒にいましょう
時間や決めごとよりも
あなたのことが大事!
 懷かしい、高等學校に戾る


 理性に還る


 醉客が干し葡萄をつまんでいる


 季節は只巡る


 わたしの家はどこか?


(バルビゾン村ですね。御案内致します ....
僕は昔中野駅で下車した
ご飯の上にカレーをのせた店員 
口に運んだルーのスプーンの 冷たさ 
4月の あれは 雨の日だった 
いつかは死なねばならない
この事実に戦く時
人生を真剣に考えるようになった
人間は強くあれ
賢くあれ
優しくあれ
哀しみも苦しみも
いつかは精算されて
喜びに変わる
それには人生に対 ....
はじめまして
いなくなっちゃう前に出会えて良かった
品番間違えてないよね?
反応速度はこれくらいでいい?

はじめまして
リセット機能なくて今までどうしてたのさ?
プライドだけは純正品、 ....
知覚感覚が
空の彼方を震えさせ
海の底を掻き回しても
それがいったい何だと言うのか
僕には大事な夢がある
胸震わせる予感がある
たとえ旅路が終末でも
置いていけない憧れ持ち
五感の海を ....

十の詩を書いたそして消した
これが十一番めだだけど
十のよりずっとわるいかも
もうここにはなんにもなくってあるのは
指に凭れる少しの重力と諦めだ
あんまりじぶんとばかり遊びすぎて何度自 ....
雪のある山に雪がないような時は
もう一度川のせせらぎを聞いたほうがいい

どうしようもなく足元が不安な時には
遠くで鳴く犬の声を探すほうがいい
不意についた嘘に
自分の底が知れた

(悪意などなかった)

そうやって
友人代表不在の人生に
了解を得る

今日は立春
反省は掃除の後でも遅くない
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
帰らないでよクーヘン2*21/2/5 16:05
ヨロシク021/2/5 8:12
ナイトドライブひかわゆきお121/2/5 7:06
ものごとはるな521/2/5 6:56
文房具ではコンパスが好きこたきひろし721/2/5 6:51
シリーズ「詩人たちの末裔」アラガイs13+*21/2/5 3:21
古本屋来訪道草次郎7*21/2/5 0:21
土竜妻咲邦香4*21/2/4 23:22
底を浚ってハァモニィベ...321/2/4 20:25
True love花形新次021/2/4 19:56
人身ByeBye[group]紀ノ川つかさ1*21/2/4 19:24
人生と信ひだかたけし421/2/4 18:53
それでも空はミナト 螢121/2/4 17:14
風の歌を耳に道草次郎2*21/2/4 15:34
ああ…ナンモナイデ...3*21/2/4 13:23
よみがえり来たるもの[group]道草次郎3*21/2/4 11:33
濁酒黒田康之121/2/4 10:58
星に憂いをYEWJI 2*21/2/4 10:44
ヨロシク221/2/4 8:08
虚しい空しいむなしいムナシイこたきひろし421/2/4 7:02
now andmizuno...321/2/4 6:12
present221/2/4 6:11
歸還[group]墨晶1*21/2/4 4:22
中野駅のビルの7階で番田 221/2/4 0:39
渡辺亘021/2/4 0:22
はじめましての詩妻咲邦香4*21/2/4 0:02
願いひだかたけし421/2/3 22:51
道草次郎2*21/2/3 22:32
ないもの黒田康之121/2/3 22:01
立春TwoRiv...221/2/3 21:07

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