きらめく星の宝石、寒い街角でも


帰宅する人のため息、そっと視線を落とす


あのビルの屋上には地上の宝石があり


けれど手に入れられない、僕には届かない


 ....
一日が終わる頃
捨てられたレシートみたいに
何かを残して
皺を刻む人生が良い

僕が選んだレシートは
君のプレゼントを買った

渡せないまま
色褪せてしまう

いつになったら
 ....
抜けるような
美しさを保ったまま
時が経過する
微かに
彼女の息遣い
振る舞われる
原色の舞い
忘れさられて
過ぎ越して
上昇する
下降する
もう一つの世界
もう一つの夜
も ....
月も星も潤む宵に
身のうちに水奏される調べがあり
その調べを辿ってゆくと
やわらかな彩りでゼリイのようにゆらめく
ちいさなユートピアがあらわれる
わたしはひとつの人間です
先生にひとりと書けと言われた
わたしはひとつの命です
人間を消して書いた
先生はにがわらいしながら
わたしのほほを叩いた
ひとりという言葉が
わたしの口からこぼ ....
絶望は揺るがないから
明るく 楽しく 元気よく
笑顔でいるのだ

他人に幸せそうに見られても
悩みが無さそうと言われても

絶望は揺るがないから
ただ もう 涙も枯れて
声も出ないだ ....
あのとき 君の沈黙が僕を罪に誘った
沈黙と沈黙の間の拒絶だけが君と繋がっていられた瞬間
瞬間を永遠にしようとした僕は愚かだった
いま 君の言葉を聞いた
あれだけ恋い焦がれていたのは 君の言葉だ ....
あおいうなばら
まぐろは、はしる
DHAに
浸したまなこで
世界をみながら
君のためにできる事

と考えて

ため息をつく


腕の痛みに悩む今日
昔僕は見ていたのだ
遠くの校門の風景を
そこを通って立ち去った日の景色を
歩いていた 確かに 僕は
緑の絵を描いていた日も 


ロータリーの駅前の寂れた空で
目立っていたのは パチン ....
ぼくは空砲のひとつと手を繋ぎ、すこしたびに出てみます
先ず一歩の眼前には砂漠が広がり 乾きを満たそうと雪がはいいろに輝き
肩に描けられた鞄には小ぶりな花を沢山ふくませては

あたたかい頬は時折 ....
眼鏡越しのその眼差しは
やさしそうにも
悲しそうにも見えて
決して本音を見せてはくれないのだと
寂しくなる

意地悪をしてみたら
意地悪を仕返してくれるだろうか
眼鏡を取り上げたら
 ....
夜に堕ちて、
むかし旅した冬を想い出す

客船からみる黄昏の海は
ただただおだやかに
でもキラキラして
波が、人魚の金髪のようだった

想い出せるのはそのしあわせな
現世と ....
私は大変に質量が大きいので
私の周囲の空間は歪んで
彼女は恋に落ちるのだ
「シーラヴズミー
イエー、イエー、イエー」
ニュートンだって
気が付かなかった私の質量の奇跡
しかし、私は知って ....
雪国の
冬晴れは
安らぎで
神様からの
プレゼント




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
今があるのは
過去のおかげ
今があれば
未来もあるだろう
今を生きたい




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
言葉の葬列は
言葉の魂を愛に返す
私は
葬列
の最後尾




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
また白痴な顔を晒し
振り返る君の孤独はやるせない
冬の大空に羽ばたいて
青い大気を吸い込んで
静かに呼吸を繰り返す
君の無垢は無限の広がり
いつかの不在を先取りし
果てなくラアラア唄って ....
笑顔のなかに
影があるのは
ひとりの夜が
イヤだから

風吹く朝の
東へ向かい
目を細くして
歩く冬

罪の意味さえ
知らない僕に
罰あたえるの
やめてよね

好きな ....
見えない事物の明るさとして
その手に触れようとしていたものは
どんなものなのだろう
書かれた紙の上にあるものは
あの娘はあんな子だ
指折り数えているのは
なにかを数えている訳ではなくて
人の目を引くためだ
あの白い肌輝くか細い指が折られるのは
誰だって見ていたいものさ

あの娘はあんな子だ
幼い ....
買ったばかりのコート
古着だから
少し大きくても諦めた

体はもう育たない
鏡はまだ遠くにある
急がずに歩く人のために

ポケットは深く
あなたも同じように
悩んだのだろうか

 ....
お笑いテレビを
みていた正月
ひとりくすくす
笑ってた

冷たい風が
刺さって困る
月よそろそろ
許してよ

黒点なんて
持たない純情
偽悪ぶるのは
やめてよね

好 ....
林檎が声を殺して
泣いている

想像ですが
ずっと信じていたことが
裏切られたのでしょう

聞き飽きた励ましの言葉では
林檎は泣き止みません

境界面に滲み出ている
涙みたいな光 ....
 酒場散景


いらっしゃいませ今晩は
お久しぶりです
おかげ様にして疫病さま様ですよ
重畳なこと、わたしは今度出稼ぎます
それはそれは身売れましたか
先日一枚、なんちゃってキュビズム ....
すずめがならぶ電線に
からまる凧を
むかえにゆく篭で
あなたが目ざめる
冬の町

波がよせてきて
泡がはい寄る
沈下橋
壁ごしの沈黙をやぶる
ひとつのくしゃみ
朝日をあびて
落 ....
夜の透明に拘束されて 光速で走り抜ける  東名


遠目で姑息なエリアを抜け二度目の約束に足止めを食らい
孤独なパーキングエリアには排ガスと血のめぐりの悪い野良猫たちの愛撫の匂いが入り ....
雨の一滴が右手の甲に 落ちた
ズシリと 重たかった
ミシリと 胸の空洞が鳴った

私は慌てて滴を振るい落とした
軋む胸が一瞬、
張り裂けそうになって
日々は坦々と過ぎてゆくようにみえても
沢山のトラップの集積なのかもしれない

科学は未だ心を捉えられないまま
運命の神にすべてをゆだねている

誰も閉塞してはいけないと思う
誰をも不幸に ....
どこかに、
たしかに、
あるよね。
   
公園の枯れ葉を這う蟻を見つめながら
あなたが言う。

どこかに、 
たしかに、
なんか
あるわけないよ。

散りかけの白い山茶花を眺 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
月、千の風、闇の歌秋葉竹122/1/13 20:27
灰になるまでミナト 螢122/1/13 18:23
ひとりひだかたけし722/1/13 17:48
水奏楽塔野夏子3*22/1/13 11:45
誰でも書ける詩いぬぐす122/1/13 8:43
絶望122/1/13 8:38
生きてた022/1/13 8:24
※五行歌/まぐろは、はしる足立らどみ6*22/1/13 5:53
めもうし022/1/13 0:38
水筒の風景番田 122/1/13 0:36
Underあらい022/1/13 0:28
眼鏡をかけた彼の人は坂本瞳子2*22/1/12 21:58
僕をみつけて?秋葉竹022/1/12 21:22
たるはざるがとし花形新次222/1/12 20:17
※五行歌こしごえ1*22/1/12 20:09
022/1/12 20:09
4*22/1/12 20:08
無垢の人ひだかたけし6*22/1/12 18:46
檸檬秋葉竹022/1/12 2:12
ボール紙番田 122/1/12 0:26
あの娘はあんな子だ坂本瞳子3*22/1/11 22:25
コートの詩ミナト 螢022/1/11 20:44
鬼の愛秋葉竹022/1/11 20:33
林檎TwoRiv...8*22/1/11 20:22
酒場散景soft_m...022/1/11 17:58
この町122/1/11 17:45
トーメーコーソク末下りょう2*22/1/11 17:15
冬の雨(改訂)ひだかたけし422/1/11 14:27
ニュートラル ソング梅昆布茶1522/1/11 13:15
空いろ草野大悟2322/1/11 12:32

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