○「今の世の中に足りないもの」
今の世の中に足りないものは
「話し合い」ではないだろうか
家庭での話し合い 足りない
学校での話し合い 足りない
地域での話し合い 足りない
職場での話 ....
なんか書くと
みんな自分よりよくものを知っていて考えてもいます
なんかを書くとだからのこるのは
こんなでも書かせてもらえるのだなあということだ
うわべを撫でてるだけのは見抜かれてしまい
泡銭 ....
母親のお腹の中では胎児だった私は
待機期間をじっと待って
晴れて産道を通り抜けた日の事は
記憶の黒板に何も書かれてなかった
果たして私の記憶の黒板に
最初の文字が書かれたのはいつなのか
....
連日連夜
不安にむしばまれてる
しかも
それは得体の知れない不安だ
私の家には狭い庭しかなかった
庭には花一つ植えてない
とは言え
私の頭の中は至ってお花畑である
お花 ....
僕は街にいた でも
結局 そばにあるのは 一日中
そんな何も覚えていなかっただけの日に
たしかに 咲いていた この花だ
真夜中が近づいている
ゆるやかな風が吹いている
ベランダに出て夜風にあたる
街灯の列が何処までも続く
なんて素敵な夜だろうと思う
昼間森で見た紫陽花の群落が
今頃青く光っている
風は優し ....
空の上界を目指して烏がゆく。
空の上界の玉座には、極楽鳥の羽根が飾られていると言う。
烏はそれを一目目に入れてみたかった。
羽ばたいて、羽ばたいて、はるかな遠みまで来たと思った時、
烏はそ ....
では
昨日も起こった茶番が
(正確に)
何であったかを示せますか?
あなたにとって 彼にとって
またおのおのに
どうですか?
明日 世界を測るために
背景にある動向を示しますか?
忘 ....
あまり知られていない砂浜
真夏でも来る人は少ない
砂浜に一歩でも入れば
砂浜時間になる
ゆっくり波の音に癒される
考えることを止めて
ただその場の環境を楽しむ
陽射しは暑すぎ ....
もはや全然
会いたくはない
不在としての人型が
まとわりついて離れない
聞こえなくなれ
声が
見えなくなれ
影が
話せなくなれ
何も
気づかなくなれ
光
冥王星が
....
優しく意識が広がるから
道行く人の顔は微笑む
光の夏が近づいて
揺れる青空は遥か霞み
優しく意識が溶けるから
見慣れた街は異郷となる
熱望
奮闘
挫折
再起
遮二無二
到達
失望
○「生きる意味」
生きる意味は
あるものではなく
各自自分で創りだすもの
あらかじめ答えが用意されている
学校のテストとは違う
○「学校」
学校というところは
知識や技術は教えるが ....
僕は見ていたことを感じている
思うことで見ている 風景を
この目に でも 僕は
感じている 思う 自分を
その夜私は心地良さに誘われ近くの公園をぶらついた
二十歳になったばかりだった
奥まった先のベンチには品の良い老人がひとり
横に立つ街灯の光に暗闇からほんのり浮かんでいる
よく見ると少し ....
いつかよんだ
すてきなしょもつのなかの
どこか
いこくのひろばには
しゅろのきと
みなみかぜと
なみのおとがありました
だれかさんは
ひとりぽっち
そして
まんげつでした
さあ
....
アンパンマンが凄いことは
分かった
わかったから少し黙っていてほしい
きみに言っているんじゃない
やけをおこしかけてるこの人生を
たしなめたいんだ
きみはいつも誤解するね
尤も
誤 ....
心 ギュッてして?
体 キュッてして?
今 まさに その時なの
時計の針が二人をジャマする
ヤキモチやきの時計だねって
二人で笑って
なんとなく
心 つねって
体も ....
緑をちぎって
すずしくわらってる
それなのに
きみの手は
熱いお菓子みたいな
においがする
なんにちも なんにちも
焦げついて
ただれるよ
モルモット、だぶついたモルモットは
どっか行こうとするのかね
溢れたケージからこぼれて
それから鼻をひくつかせて
これからを考えたりすんのかね
なんどもドアを開けたっけな
どの入口 ....
ぎゃふっ 飛んでく遠いツイート 句点と呟き
ぎゃふっ とんでくとーいついーと くてんとつぶやき
大袈裟に今朝避けただけさ…… 鮭に酒多っ!?
おおげさにけささけただけさ ....
欲望
群がる
手当たり次第
食傷
最近の扇風機は
とても安い
もう一台あってもいいかな
と思って買った
電源を入れてみて
風量が少ないと感じ
3段階あるなかの
最高にしても
音がうるさい割に
風量はそ ....
だれにだって好もしいものはある
それをつまんでちっちゃな卓に載せ
しげしげと眺めてみればいい
むこうだっておんなじことをするだろう
そのとき
好もしいものをえらぶとき
虚飾は無しだ
....
僕は見ていた 遠くに
思う 街で 子供の頃 歩いた
目に 過去を
街で見られていた スニーカーの
横を通り過ぎていく感覚で
誰かの立っている
風景を見ていることだろう
遠くに存在 ....
まっすぐ進み
任意に曲がり
まっすぐ進み
任意に曲がり
おいしそうな匂いにひかれて
まっすぐ進み
匂いが消えれば曲がり
少しは食べ
多くは残す
匂いは自然に消えた
....
陽は
やがてどうやっても沈むものだ
私を追い越し
はるか先に地球の裏側を見る前に
愛惜の温石を腹に抱いて
深く穏やかに眠れ
あまりに速い波濤の末に
凪いだ大海にその身を委ね
全てを ....
あてがない路
アナタからはただ遠のく日々
そこにほんのちょっぴり
風を送ってくれるような
アナタの言葉
立派な人になりなさいとか
意味のある人生にしなさいとか
でも弱さにしか見え ....
機械に使われる時代が来ている
スーパーの自動精算機の
「お金を投入してください」の声は
何度聞いてもいい気はしない
言葉は若い女性の丁寧な声だが
どこか突き放したような強制的な響きがする
....
間違いなく冷たくなってた
あいつ、死んだよ
法律って知ってる?
知らねえ、もう行こう
風呂屋が閉まる
東京はただの街
広島はただの街
日本はただの島
ここはただの場所
眠 ....
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