幸せな日々を送りたい
あなたと
そして 他に何人かいたらいいな
そうだったらいいな
なんてかなわないかな
これはわがままなことですか
ただ幸せな人生を歩みたいだけ
夢をかなえたいだけ
 ....
「ミチコちゃん」が僕を叩いた

だから「僕」はミチコちゃんを叩き返した

それを見たミチコちゃんの友達の「クミちゃん」が僕を叩いた

それを見た僕の友達の「トモアキ君」がクミちゃんを叩いた ....
今は亡き人たちに祈りを捧げるとき

なにもないはずの空間に思いを馳せるとき

そこにみえるもの

そこできこえるものは

あなた自身

あなたの声


早くみんなの目 ....
 
 
思い出してください
彼を


情のように
厚いくちびる

厳しさを
刻みこんだシワ



思い出してください
彼を


土曜日の夜を
心待ちにしていた
 ....
ついさっき流れていったものが
あんなに遠くにある
まだまだ止まらない
永遠の流れにもうどっぷりに浸かっている
僕はその流れに手を入れて
止めようとするのだけれど
流れは隙間を見つけて、流れ ....
身分証明書を
と言われて財布を探ったが
パン屋のレシートがぱらりと落ちただけ
カード入れにはブックオフのカードだけ
午後の図書館だった

カウンターのミセスは
住所と名前が記されている  ....
水面を流れる灯の一つ、これは俺への餞ですか?
形ばかりの葬送儀式に、俺は何を思えばいい?
君達の目に溢れる涙は本物ですか?
底から語りかけても聞こえませんか?
彼岸から此岸には届かないのですか ....
青黒い、
時と云ふ名の液体に沈み、
我々は進む、
一直線に、
戻ることも、
横切ることも、
かなはず、
唯真つ直ぐに。

流れゆくものは時、
さう思ふのは間違ひだ。

時は一切 ....
 美しく輝きに満ち満ちた世界
 見上げればユニコーンが駆けている
 その先に何があろうとなんて考えず
 ひたすら先だけを見て駆ける

 突然の警笛に目を覚ます
 この寄せ鍋の世界で
 一 ....
昔々、日々は葡萄狩りだった
形よく大きなものを探し廻るのに懸命だった
憂鬱は出来事などでなく世界そのもので
頬を切る風は冷たいけれどやさしかった
横から奪っていく手のことなど ぼくはちっとも知 ....
世界を彩るのは 虚偽だけですよ と

午後の悪魔が言った



実際は新聞の色

あぁ、実世界なんてもんはしまうまの色ですよ と

午後の悪魔が言った




言いっぷり ....
 ●ひい『切ればみんながついてくる』


新木場綾之子(以下S)「雑木林を切りますよね、すると抗癌剤が売れます」
真下草継(以下M)「火の無い所に限って煙が立つ(笑」
S「それは煙がみんなを ....
今、何時か教えて
いいえ。まだ言わないで
判っているのよ?
 
瞼を開ければそこには私しか居なくて
距離が二人を引き裂いてしまった
陽は冷たく翳りを教えてゆくだけで
絡み付く憎しみに飲み ....
ほら、見て御覧、満面の笑顔など何処にもない、




一度きりの夢が
僕を蝕んでしまったことがある
毎晩その夢の続きばかり願っていた
学習など嫌い
全てがもやの中で僕を待っていて ....
カラカラと 足音
追い抜いていく人影は
乾燥したプラモデルに見える
保険のかかった 足取りは重く軽く

カラカラと 足音
ルーレットは回る
何てこと無いさ
人生は 思いもしない必然で進 ....
始まりの始まり

ゼロから始まり
ゼロに終わる
古びた社に幣を手向ける
立ち去る背に蝗の姿
農夫ということばも無い時代に
立ち去るという観念
喪失という確信
すべては幻想の下に始 ....
夕日の赤は夕日の赤

他のどの色でもなく



一日の終わり

その美しさの中

今日という日にさよならをする


家路につく少年

長い影

夕飯の匂い

燈っ ....
スプレー缶にキャップをつけるのが彼の仕事だ
両手に1ヶずつキャップを持って待っていると
ベルトコンベアに乗ってスプレー缶が流れてくる

右左 キャップを持つ
右左 キャップを持つ
右左 キ ....
【睫毛の先】

もう
恋なんぞしない
と思って泣き続けたら
はらはらと
睫毛が残らず抜けてしまった

恋は
睫毛の先に止まるという


以来恋をしたことは無い


【 ....
そのころ、と言っても今でもそうなんだけど
僕の遊ぶベースは六本木で
ヒマがあるといつも
終電でやってきて始発で帰る日々を送っていて
仕事の知り合いよりもこの街の知り合いのほうが多いとい ....
秋の空は何処か澄んでいて
見慣れた街並みさえも今日は違って見える

遠くで野良猫が鳴く声が響いている
それは孤独で鳴いているのかな?
それとも闇が怖くて鳴いているのかな?

僕には解らな ....
白い箱を最後に磨きます

かつてその輝きに出会い

見つめ抱いた大切な箱

白いと決めたのは私です

箱と決めたのも私です


白い箱に最後に触れます

かつてその感触に戸惑 ....
心が疲れて
何を見ても
何も見えない
誰にも教えられず
ただもどかしさだけが
ずっと残ってゆく
人として生まれてきたことが
悲しく思うけれど
人として生まれてきたことが
自分だけの運 ....
コスモスがひっそり旅立つあたしに
手を振るように右に左に揺れている

大丈夫だよ
哀しみはあいよりも深いよるが
すっぽり包み込んでくれるから
ほら、あなたのおもひ出が紅く
あかく、大地ま ....
立てないけれど
座れないけど

折れ曲がったままの手だけれど
すり抜ける記憶だけれど

えむは
翼を
手に入れた

深い深い
カーマインの翼を

決して
折れない心を

 ....
ほら
ここはいつか来たあの森の入り口。
遠い昔になった思い出だけど、
確かに君と歩いた道だ。

何か良いことがありそうな、そんな風が背中を押し
少し怖いような、甘い花の匂いが僕らを包ん ....
うつくしいせかい
それは雨上がりの紫陽花が
ブローチのようにも見えた
あのひのきみ

うつくしいせかい
靴ひもをしばる指先に
生活へのかげり
夕方のきみよ

歩ける先には
 ....
品詞の群れが
淡青く固まって
規則正しく
埋まっている
あの砂浜の
崩れたお城のあたりに

それらは風化し
擦り切れて
最早
意味など成さないのに
皆が使いたがるのは
如何して ....
あんまり怠けていると明日のことを忘れてしまう。

もう一度だけでいいからここで何かを思い出して

誰かを好きになったとしても

どうせここでは意味のない

むなしいことを忘れよう

 ....
あれは大阪長居の安アパートに転がり込んできた僕みたいに
公園の木の上で啼いているのを 当時、純朴だった妻がみつけ
憐憫の情が働いたのかどうか 
拾ってきた、傷だらけの尻尾のちぎれた子猫だった
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
幸せな日々きみ6*06/10/17 16:27
無題106/10/17 15:31
投げかける影4360*06/10/17 15:17
チョーさん。橘のの106/10/17 14:10
流れ倖之丞0*06/10/17 13:20
図書館に通う吉田ぐんじょ...3806/10/17 11:59
質問状whippo...006/10/17 11:43
創書日和。流 【Free fall flow, river ...[group]佐々宝砂706/10/17 10:49
駆ける山崎 風雅306/10/17 9:06
昔々、日々は、新谷みふゆ8*06/10/17 8:43
午後 の 悪魔。もも うさぎ8*06/10/17 5:59
√マングローブに刻まれた”我是一隻妓” 〜僕と酢蛸の七拍子〜人間6*06/10/17 2:44
消せないものAKiHiC...206/10/17 2:19
優しい河馬などいない田島オスカー106/10/17 1:51
45、人生ゲーム 【じんせいげーむ】[group]雨宮 之人1*06/10/17 0:50
前世紀あおば4*06/10/17 0:24
夕暮れささやま ひ...2*06/10/16 23:59
お仕着せの愛の洪水の中で独りぼっちと呟いたバカヌヌヌ206/10/16 23:58
もうしません蒸発王5*06/10/16 23:52
silent moonいとう17*06/10/16 23:52
未完成な一行詩海月1*06/10/16 23:03
白い箱mayaco106/10/16 22:52
せっかく生きてゆくのだからぽえむ君9*06/10/16 22:35
*たそがれ駅17時05分発*かおる12*06/10/16 22:27
えむの翼草野大悟3*06/10/16 21:55
森の中でネコ助106/10/16 21:46
うつくしいせかいキメラ306/10/16 20:52
品詞の活用法吉田ぐんじょ...606/10/16 20:33
さよなら地球当麻完二006/10/16 19:36
ポヨンの大往生atsuch...12*06/10/16 18:59

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