桜の咲くころ とあなたは言う
今年の桜は一人

花の一部になりたかった

春の容赦ない風に吹かれて
花の中に愚かに
その醜悪な姿を晒す


散るたびに香る
夜の吐息のような

 ....
    1 追憶の街

(そこを曲がると目的地だ。
(たくさんのヒヤシンスの花が僕たちを見ている。
(そう、あの青い塔のある丘まで競争だ。
(君の長い髪がそよかぜにのって
(春を歌っている ....
そのためには冬を
書き留めておく仕掛けが要る

改行などの
朝日とともに歩き出す
進まなければ進めない
何かを求めるわけではなく
求める何かがあるのだから
今日という日が近くなる

お昼になって立ち止まり
進んだ道と進む道が同じ距離
何かを見つ ....
  日を浴びて
  自分に水をやるように

  やがて枯れたら口を閉じ
  はるまで言葉を休めるように
  
  
{引用=*
ぼくの町ではさあ
エプロンについた醤油のしみまでが神々しく輝くんだ。
- 朝 -
そいつを封筒につめてだな
なんにも書いてない便箋一枚
一緒にいれて。
灰色した丘のうえのポ ....
あなたから見えないように

左目からだけ涙を流したことはひみつ。
やらぬより
やって負けよう
我が人生。

自分の信じる道を
歩いて行こう
人からなんと言われ様とも
自分の道をゆっくり歩く

人を喜ばせよう
人が求めるものと
人が必要なものとは ....
けど

もうすこしな

きがするんだ

きっと

きっと

もう

いいかい

まだかな

ぼくを

よんでるきがするんだ

それでも

ふりきらなきゃいけ ....
大丈夫だって緩く笑ってみせた
誰もいなくなってから
どうしてだろう
涙が静かに頬を伝ったんだ
寂しくなんかないはずなのに

そうだよね
僕が今ここから消えたって
誰も気付かない
代わ ....
神は人が創った超人

人は神が創った超神

だから創るのは人のほうが巧い
突然の雷に 怯えて震えていた私を
 そっと胸に抱き寄せて
        優しく守ってくれたね


 あの頃に時間が戻るなら

      私は何でもしよう


  1年前に戻れる ....
ガードレールしたから日輪の渇きがきこえる
大日本中央玄関から地下室の銅線は溶けず
人波の側線でゆめのひびを考えていた
逢瀬の恐怖と喚起をもたらした10月の秋風に
センテンスの膨大な夕闇 ....
夜が来れば朝が来なければいいと思う
朝が来れば夜の闇が怖いと思う

人生なんか
笑えるほど身勝手なないものねだりで
そのねだり方が
また醜くて目も当てられやしない

綺麗なものが欲しい ....
すべてを失っても俺はピアノなのだ
鉛筆は言い出した
プラスチックの筆箱の中
いくらなだめても聞く耳を持たない
仕方なく握るところを鍵盤に見立てて
弾く真似をしてみた
もちろん音が出るわ ....
いらない
欲しい

求めて
引き離して

手に入れて
捨てて


自業自得
自分勝手

人ってのは
そうやってできている



きれいで
強い

細くて
相 ....
暗闇に 紛れて

このまま飲まれてしまうのも  悪くないと思った



理屈なんか通用しないのに
全てを理屈で
固めてたんだ



わかってる


あたしの負けだ

 ....
馴染んでしまったと思う花には
堅い慰めもない
つりあう服の重さを測る腕から
立ち上がる枝先の葉は汚れて
歯軋りのような雨の終点

秋の朝にも 湿った壁が連なっている
戻った薄い光の束が落 ....
正直者が嘘つきになる
上司の小言は聞き流し
上司のミスは耐え忍ぶ
適当に独断で処理する

朝早起きで
夜は遅い
1時間昼寝をする
前日に仕事を覚える

貧乏ゆすりをして
不協リズ ....
まどろみながら見る夢は
いつもモノクロだけれど
秋に見る夢は
どこか赤く
風を感じるたびに
黄色が揺れ
白くなってゆく

何を見ているのか
理解の外に消えるけれど
ほのかな色が
 ....
眠っても眠っても
眠り足りないような気がして
おれたちはまた
神々しい朝日に照らされた
やさしい窓辺に憧れるけれど

結局は為すすべもなく
裏切られた負け犬の
濁った目玉の底みたいな
 ....
春まだ浅い朝に摘んできた
ルビー色の甘酸っぱい宝石
籠をいっぱいにするより先に
ちっちゃな指と口の周りを
真っ赤にしてた
そんな美味しい歓声に
真っ白な砂糖をたっぷりかぶせて
ホウロ ....
{引用=山里に出会ふ少女はひたすらに
   坂下り行き{ルビ畠=はた}のトマト赤し}



D展に出す絵のモチーフを探して
山地を旅していた
山里の道を歩いていくと
籠一杯のトマト ....
僕が僕であろうとする以上
いくつかの犠牲は付き纏うわけで
誰かを傷付けて大切な何かを捨てて
それで得られるもんなんてきっと
コイン一枚の価値もありゃしないさ

それでも僕は僕であろうとする ....
きみが涙で、青く弧を描いて
おれがそれより淡い色で、ゆがんだ円を完成させれば

光って

そこは完全におれらの場所だ

意識をそこに飛ばして慎重に体温をあげてゆく


ほら
日溜 ....
手紙 なら
彼の詩を
参考に すればいい
下準備を 終わらせて
お正月を
お雑煮を
待てば
いいのだから

しかし
この
二つ折りの
機械は
どうすれば
いいのだろう
目の前の風邪薬を
全部飲んでしまいたい
衝動にかられてしまったので
空を見上げました

ここは一晩中仄かに
白明るくて星のひとつも
見えやしない

虫の声なんかしないし
遠くに川の ....
もうすぐだよ

もうすこしだよ

伸びた手が

はらわれるよ

否定と

拒絶と

根絶が

くるよ

手は

肉と骨に

変わるよ

血は

水になる ....
夕闇に紛れ込んだアイリスの憂鬱。
朝焼けに滲み出されてきたアイリスの誘惑。
どちらにしてもアイリスは孤独。

笑う笑うと書いて笑えない笑えないと泣くワタシ、アイリス。
言う言うと聞いて言えな ....
いじわる大好きしてみたい
あの日

花瓶の向こうにのぞいてた
あの日

やさしい子だって知っていた
あの日

ほんとうのことが話せない
あの日

(間奏)

いじわる大好き ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
約束深月アヤ5*06/10/24 22:43
三つの街—浮遊する断片前田ふむふむ18*06/10/24 22:39
長旅吉岡孝次206/10/24 22:24
明日という日が近くなるぽえむ君6*06/10/24 22:23
一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ小池房枝10*06/10/24 22:12
クレヨンの朝青色銀河団1206/10/24 22:01
ドライブかとうゆえ1*06/10/24 21:53
人生(3)ペポパンプ2*06/10/24 21:41
よくわからない水平線006/10/24 21:29
寂しくないよAKiHiC...106/10/24 21:20
神と人鷹匠小路106/10/24 21:02
あの頃に・・・・・明香璃206/10/24 19:37
まさゆめキメラ206/10/24 19:16
繰り返すごまたれ106/10/24 18:53
鍵盤たもつ1006/10/24 18:29
桐野晴106/10/24 17:56
言葉を忘れたウデラコウ2*06/10/24 16:22
やんだ雨佩慈の工人206/10/24 15:22
上司の小言ペポパンプ1*06/10/24 15:16
秋に見る夢はぽえむ君8*06/10/24 14:26
ひかり大覚アキラ406/10/24 10:53
*苺ジャム幻想*かおる10*06/10/24 8:50
杉菜 晃13*06/10/24 7:48
my selfイヴ006/10/24 5:17
スイートスポットたたたろろろ...4*06/10/24 5:11
レシピFUBAR7*06/10/24 4:51
希望行水中原動機206/10/24 3:51
くるよ水平線006/10/24 3:12
アイリス×アイリス×アイリス佐久間 肇106/10/24 2:09
いじわるA-29106/10/24 1:43

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