咲く、昨夜、咲く、空を裂
       く、さくさく、朔、咲く桜
      咲く、さくら、桜咲く昨夜
 、真夜中桜咲く、君の両掌
  の上いっぱいに、金色の瞳
         、金色の髪 ....
嗚呼、僕の恋人よ
働いて働いて働いて
僕のために
僕のためだけに
もっと働いて
できればデスクワークじゃなく
汗水流して
重い荷物を運搬するような
ツルハシで地面に穴をあけるような
 ....
たまねぎが飴色になったから
ブイヨン入れよう
煮立ったから
アクとか油とかすくおう

いいにおいしてきたから
味付けもしよう
雪塩もらったから
これも入れてみよう

味薄いのがっか ....
ながれて
出会って
くっついて

ひとつになって
形を変えて
また新しくなって

ながれて
消えて
また生まれて

雲も
あたしも
いっしょだね
りんろ
 りんろ

あなたが はなしてくれた

ちいちゃいころ

りんろ
 りんろって

云ってたって


かわいいな

 りんろ

すてきだな

 りんろ

 ....
なんで 君の大きな手が好きだったのか

なんで あんな夜中に二人で江ノ島で語り明かしたのか

なんで 仕事であんなに張り合ったのか

なんで 君の乗っていた車が好きだったのか

なんで ....
ジョニーが迷子になってしまった
どうでもよいメールがくる
どうしても洞窟から出られないらしい
RPGとゆうやつだ

いまどき
子供ですら余裕のロールプレイングゲームが
クリヤーできない大 ....
眠りの川面に
櫓を漕ぐ音が響く


木の葉も鳥の影も無い
冬のあとさき


ふりさけ見れば
男ひとりの舟


踏んばれば
ぬめるように揺れ


もうひとりの遺骸を
投 ....
面影はなくなったのだ
そこにはたらくちからを
しばらく考えもする
不条理ではない 赤い血だもの

とくべつはひかりを放ちながら
平楽のなか 潤いはかぜだったか
中核にむかい やが ....
この海の向こう側には
何が待っているのだろう
波間から見える向こう側
あそこには何があるのだろう

この空の向こう側には
何が待っているのだろう
雲間から見える向こう側
あそこには何が ....
ゆっくりと晴れ上がる朝
濡れたコンクリートも
湿った土も
葉に溜まった水滴も
空に架かる虹の下で美しく輝いた

空にはまだ
陰りのある雲が残っている
それなのに
幾重にも重なる虹は
 ....
見渡せば、{ルビ紅=あか}のパノラマ
岩肌の背を辿り
風紋の営みに耳を澄ませば
褐色の陰影、陽炎の揺らぎ

彷徨えば、蒼のカルデラ
火照った靴を脱ぎ
静寂の層流に{ルビ踝=くるぶし}を垂 ....
打ち抜く雨粒で
ぼくはもう ほどけてしまいそうだ
迷いのない雨粒が
繋ぎとめてた輪郭を
ばらばらにしてゆく

ぼくには礎なんてなくて
神様も
愛情も
なにも信じられないまんまだ
 ....
雨が上がったこの空に
漂う雲が笑ってた
遠い空へと鳥が舞う

水の溜まったこの道に
流れる風が笑ってた
広い大地に砂が舞う

薄の土手のこの川に
秋の紅葉が笑ってた
高い山へと色が ....
来る日も来る日も
欲しいだけの陽は降り注ぎ
水の恵みも充分受けてはゐたが
代はり映えのしない日々に
嫌気がさして
葉叢のなかの一枚が
ある日 ひらりと裏返つた

―決して気紛れでは ....
自分だけが知っているまっすぐな風景
まっすぐに世界をみつめること
何度となく訪れるまっすぐな世界
いつになくまっすぐないつもの風景
まっすぐな世界を捉えるこのタイミングで
いつもの風景を捉え ....
     Ⅰ

小さな日だまり きらきらと
光のカーテン揺れている
小さな日だまり ゆらゆらと
そこだけ光の輪ができた
誰にも内緒教えない
あれは妖精の輪なんだよ
妖精たちが踊っている ....
{引用=


一、ヘヴンズ・ヒル

枯れることなく
花の咲きみだれても
それは
開くことをしない
閉じられたままの
かなしみの
すそ

風が
つねに優しいならば
怯えるこ ....
あらしの余波だろうか
はたまた 世間のしがらみだろうか
木枯らしが 落ち葉といっしょに
チリと涙 芥とおもいまで まきあげて
足早に歩いていくコートをくすぐっていった
そして 今 スコー ....
仇什仍仁仏仆仂?仔仕仗仞仭仙仟
他代付伊仮价伎休仰件伍伉伜?仲
伝任伐伏?位佚伽何佝估佐作伺似
住?伸佗体但佇低佃佞伯伴?佛佑
伶?依侑佳価侃佶供侠佼?使侈侍
侏?侭侘佻侫佩佰侮併?佯侖例俄 ....
現存する 物がある
爽やかな 秋風は
俯き加減に 私を
現存させ
凍らせる
誰もが 現存しているのに
私は まるで 夏の
疎ましい なめくじのように
現存している

やけに 大掛か ....
どこへも行かないと決めた日は、
あなたとつながりたいと、ふと願う。


冷静でいたい。
冷静でいよう。
そうしよう。
雨にあたってみなよ
自分の温かさが判るから

びしょ濡れで帰ってみなよ
帰れる家の温もりが判るから

一人でお帰りなさいと言ってみなよ
恥かしくて一人で笑ってしまうから
 ....
波打った光は選ばれて
{ルビ海空=うみそら}は青 木々は緑
キャビネットは銀で コンクリートは灰
虹色は水滴の奥へ 息を潜めている

姿見に映した背中
もちろん翼など生えていなくて
どう ....
月が沈む
呼吸を止めて惰性で滑り降りる
しんとした
虚空の直中
廃墟の階段で
草が揺れる

 ....
湖面に幽かな波紋をのこして沈む
かたちなき夜の杖が
 ことばもなく

彷徨う声の虚しさに散らばる
 沈黙の
  ただ拡がるばかりの濡羽色の森は、
   音もなくざわめき
    漂う、 ....
わたしのくびれを
無数の星砂がくぐりぬけ
今か今かと
あの人からの着信を待つ
動脈に溜まり過ぎた
星砂で
浮腫んだ下半身は辛いから
壁際でくるり
倒立でもしてみる
静脈を辿る星砂の勢 ....
約束の
5分前には
来てください
もし
1秒でも
遅れたら
あなたの
首を
刎ねますよ

首を刎ねらられたら
人は
死ぬのです
だから
私の家に来 ....
ここから始めようか?
無限に続く悪意と、絶えない善意で彩られた我等の庭。
いつだってここが原点で終点だ。
この閉じた園は、決して開かれない。
君達と初めて出会ったのはこの場所だし、君達と別れた ....
本当の、ファーストキス。

うん、覚えてるよ。

なんだろうね、若かったんだろうね。

悪いコトしたと思うよ。

だって、今一緒に居ないし。

俺は、次に行っちゃったし。

け ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
咲くらピッピ406/10/25 21:47
ハタライテMonk1306/10/25 21:39
そろそろ水中原動機006/10/25 21:20
そらにいるよもち子4*06/10/25 20:50
りんろLucy.M...7*06/10/25 20:45
君が残したものごまたれ206/10/25 20:26
迷子のジョニーしゃしゃり806/10/25 18:59
創書日和「流」 Lost Motion[group]大村 浩一8*06/10/25 18:40
殤心キメラ306/10/25 18:29
向こう側緋月 衣瑠香6*06/10/25 18:20
美しき世界倖之丞006/10/25 18:09
心象探訪佐野権太19*06/10/25 17:25
everアルビノ206/10/25 15:37
秋に笑うぽえむ君6*06/10/25 14:07
気紛れではなしに杉菜 晃15*06/10/25 13:52
まっすぐな世界不老産兄弟006/10/25 13:20
金色の庭[group]未有花15*06/10/25 10:55
小詩集【招かれざる客をあばく夕べの招待状】[group]千波 一也15*06/10/25 10:43
*あしおと*かおる13*06/10/25 9:24
開業槙田雪106/10/25 9:06
現存奥津 強306/10/25 7:55
シーツ狩野川206/10/25 3:13
「血」Taka★H...006/10/25 2:17
49、反射 【はんしゃ】[group]雨宮 之人1*06/10/25 2:12
明日の廃墟遊羽406/10/25 0:49
水底の杖atsuch...6*06/10/25 0:26
ときめくと言うこと[group]恋月 ぴの23*06/10/25 0:15
私の家に来るときはあおば2*06/10/24 23:54
迷宮廻りwhippo...106/10/24 23:20
キスしよ。狠志206/10/24 23:19

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