カフェに行きてえ お茶が飲みティー
でも代官山や三宿あたりのオッシャレーなカフェは
俺たちには高すぎる 精神的に高すぎる
お似合いのカフェを求めて 恥をかかない場所を求めて
俺たちは旅をした  ....
目を閉じると
楽しかった頃の自分が見える
好きなあなたの笑顔が見える
叶えたかった夢が見える


目を開くと
時刻に追われている自分が見える
愛から情に変わったあなたが見える
夢を忘 ....
ぶんっ

  
風がさそう夜は
目が潰れるほどに 
 眩しく 暗い
銀に輝く夜が

ぶんっ
  
視線をすい ....
今の私にとって
感じることが生きること
感じさせることが生きること
きょとんと首をかしげる

(鬼サンコチラ)

木の実をついばんで
天気雨とかくれんぼ


   *


二羽がくちばし
頰よせあって

(フレンチキスっていう ....
生まれて きた それは 事実か?
生まれたのだろうか
産む という 行為に
認められた 事実はあるのか?

生を 肯定すべきか
あの 夕陽に 飲む 女の声
死から 生まれてきても
それ ....
列車を降りて
たどりついたのは
ごく細い町

雨は熟しているのに
建物はアイス・バーみたいなんだ

ホテルのベッドで
ゆっくりとくたばっていく

眠ればプール
       ....
いつも定められた電車に乗って
東の朝日を窓から浴びる
電車を降りれば
眩しかったことを忘れている
私がいる

いつも決められた時間割に沿って
前の黒板を席から眺める
授業が終われば
 ....
空とぶセスナの 繰り返される女の声が
街中、凶暴にふりそそぐさなか、彼はいつものように
駅前のロータリーでキャベツを抱いて
 坐る。 踵をつぶした革のスニーカーを穿き、
深緑のトレーニングウエ ....
賢しい男であった試しはなく

理性と欲望の区別すらつかなく

1、2、3、4、

千鳥足

認識

認識

この通り

無知の極みはその通り

5、6、7、8、
目も ....
 
今朝 
露にかがやいて
咲いた朝顔が

のこらず 
消えてしまつた

―小鳥が来て 
食べてしまつたわ―

と 
その家の母親は 
呆れ返つたが
 
真実は 
その ....
夕立の中で君は背骨を読んでいた。

真っ暗な瞼のうらに現れているみどりの正三角形を、
くうきを吸い上げた則妙筆でなぞるように
繰り返してみる。

大地を這う蛇に似た、
千万(ちよろず)の ....
trick or treat
Jack-o'-Lanternを持った魔女の行進
trick or treat
まっくら洋館で一夜限りの遊戯

蝋燭の灯りに小さな悪魔の笑い声
時計がぐるりぐ ....
流すというよりは
こぼれるという感じ
涙が線を
引いていく

まるで上から下へ
潤いを運ぶ川のように
一筋の流れがかすかに伝い

(ぽ、と)


                ....
君は畑の太陽さ
そう ハロウィーンの日にはね
君は一晩中輝いて
不気味な笑みを浮かべてる
ハハハ アハハハ
そんなにおかしいかい?
ちがうよ これは魔女のしわざさ
ハハハ アハハハ
魔 ....
識閾下の原罪の内部で成長を続けた粘性の原始海である
午後六時の迷路の中をひたすらに彷徨う球体の少女である
オリーヴの地平線の際で揺れている乾いた人のかたちである
ついさっき僕の目の前に現れた金属 ....
しとしとと降り続ける雨垂れが
カノンのようにリズムを刻みながら
網膜を穿ち男達を溶解させていく
ボルトで締め付ける頭蓋の奥に
ナイフでイニシャルを
蝋で消えぬ印章を残す
新聞や ....
剥き晒しの胸に
止まることもなく速まることもなく
その厚ぼったい皮下脂肪のしたの

鼓動。

湖面にウろコの魚が跳ねて
細やかな金属音を立てて広がる水の輪の
真新しい命の祝福も

 ....
JE TE VEUX (あなたが欲しい)
そう思う時 僕は一人ぽっち
君の頬にふれキスをして
夕日を眺めるとき
僕らは風になる

星の数ほどの言葉と
波の揺らめきのような想いが
君と僕 ....
遠くに聞くことができる
世界からのメッセージ?

ススキで遠い音を聞いたか自動車が
遠い所a音で
会社を保持する私の
若い心臓a音を捕らえました

どの列車で、晩のперезвонは ....
君の寝ている隙に
本を開いてしまったよ
手のひらと同じくらいの大きさの
くたびれた表紙
真ん中より後に挟まれた栞
海の色をしている
波の音が聞こえそうで
耳を澄ませば
君の静かな寝息
 ....
こんなおかしな話があるもんか
あなたはいつもそうやって

だからわたし
あなたの偽物ショッピング

この腕だぁれ?
本物みたい
この声なぁに?
本物みたい


睫毛だってね
 ....
十五に満たない女の子が
いのちを
空に差し出した

私は
彼女にかけることばを知らない

生きていれば
きっといいこともあるんだよ
なんて
そんなこと言えない

誰かが
きっ ....
空は高く遠くなり
世界は広がりを増す
世界の広がった分だけ
切なさが生じる

秋風が冷たくなるにつれ
世間の風の冷たさを
ひしと感じ
孤独を強く感じる

秋の移ろいは
心に隙間風 ....
秋風の中を歩くと
そのひやりとした空気が
私を寂しい気持ちにする

日に日に秋風は冷たくなり
やがて木枯らしとなっていく
落葉の舞うなか
私は混乱する
自分が木枯らしに飛ばされて
消 ....
僕は気がついたら独りぼっちになっていた
お父さんは何処かに行ってしまった
お母さんは病気で亡くなってしまった
引き取ってくれたおばあちゃん
優しかったおばあちゃんも病気で死んじゃった
親戚の ....
エレベーターの扉が 
左右から閉まりかけた 

その時 

ひとりの青年がこちらに 
歩いてきた 


( いってしまおうか・・・ ) 

( いやまて、ひらこう ) 


 ....
 
 時を告げる鐘が鳴るとき
 僕は寝ぼけまなこで君を見つける
 君は空に舞う鳥たちを捕まえようと
 大空に木霊する声を上げる

 君の願いを叶えることの出来ない僕は
 かかしんぼう
 ....
お腹が空きました。
理念なんかじゃ食欲は満たされません。
私の存在意義を消去法で見出されようが、
私の隠蔽されていた使命が
明らかになろうが、もう知りません。
お腹が空きました。


 ....
これが
自由というものなのですか
教室の机の中に
ゴミがいっぱいに詰め込まれて
誰がしたのと
言ったところで
全員が「知りません」
どうしてこんなことがと
思ったところで
全員が「わ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
非カフェ民新守山ダダマ7*06/10/31 19:11
見えるものwariow...006/10/31 18:44
今夜藍静11*06/10/31 17:50
生きることもち子0*06/10/31 16:35
小鳥石瀬琳々14*06/10/31 16:03
現実奥津 強2*06/10/31 15:46
Kiss[group]ふるる7*06/10/31 15:00
私は私になるぽえむ君7*06/10/31 14:55
キャベツ君 ★atsuch...8*06/10/31 13:41
今朝未明、路上に。tiki1*06/10/31 12:37
朝顔のゆくへ杉菜 晃10*06/10/31 12:19
背骨を読むはらだまさる9*06/10/31 11:22
Trick or treatルーファウス...106/10/31 11:13
創書日和「流」 誘い涙[group]半知半能706/10/31 10:45
Jacko'lantern未有花4*06/10/31 10:32
目の前にあるものはUtakat...206/10/31 6:49
取るに足らないノイズ紫音2*06/10/31 3:20
つめたい皮膚狩野川006/10/31 1:16
JE TE VEUX武富諒太1*06/10/31 1:12
世界からのメッセージ言語破壊機械106/10/31 0:59
さかなのみるゆめ。夕凪ここあ11*06/10/31 0:51
おかしな恋人アサリナ7*06/10/31 0:29
コスモスuminek...11*06/10/31 0:02
ajisai5*06/10/30 23:58
寂しくて5*06/10/30 23:57
生きるって何だろう[group]2*06/10/30 23:56
ふたつの声 服部 剛13*06/10/30 23:30
かかしんぼう山崎 風雅806/10/30 23:28
ラスト・カレーパンブルース瀬戸...4*06/10/30 23:16
これが自由というものなのですかぽえむ君8*06/10/30 22:23

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