早朝に
誰もいない公園で
一人タバコを吸う
涙が出た

ブランコに乗り
高くこぐ
猫がいる
水飲み場

鐘の音
朝霧
空気がやけに冷たい
大木に抱きつく
 
  幸せ目指したことがない、なんかつまんなそーで、
 
  幸せを考えたことがない、なんかわかんなくって、
 
 

幸せの海にオレは産まれた、一瞬浮かんだがすぐに沈んだ、溺れそ ....
きみのとなりを歩くとき
ぼくはガイコツになりたいのです
骨だらけの傘をさしかけて
あばらに雨が透ける
きみのふくよかなみみたぶに
ちらっと目をやれば
ぼくの目はがらんどうだから
ああなに ....
全ての生に死があり
全ての生が死を恐れている

なんて看板片手に
お前らは愛の泥団子をキャッチボールする

その手のひらには骨がうずまっている
そんなことには皆あきあきしているのだ

 ....
しがらみの中から曲線を探している
手のひらに携えた海の成分を解きほぐしてゆけば
そこにはけものたちの骨ががなり立て帯びていることがわかる
そこら始まるはずだったいくつもの海のかわきはまだ湿り水気 ....
録画していた韓国ドラマ流しっぱなしで

ループの諦観
ループの低回

不自然はなはだしく
口と声、体と声、声と声
穴はグロイが、デジタルへ

ループの諦観
ループの低回

パブ ....
海へいって
ざぶざぶざぶざぶ、本荘マリーナで少年はさけんだ
ざぶざぶざぶざぶ、本荘マリーナは曇りというか雲だった

ぼくは波打ちぎわで少年のやまびこがかえってくるまで
みんなが言っていた母な ....
まもなく世界が終わります。
まだ手続きのお済みでない方は
2階の受付カウンターへお急ぎください。
現在の世界への名残惜しさが捨てきれない場合は
3階のメモリールームで
一部を一時的に預からせ ....
今宵の空に浮かぶあの黄金の三日月に酒を注ぐとしよう
満月から零れた滴が星に変わるまで
そなたの月のように美しい眦(まなじり)から零れる涙が
夜の帳に輝く星に変わるまで
月を落せると信じていたから、いつか触れようと誓い合う。


ゆっくりと近づいてくる景色を、
遠ざけようと、するために眠る。
いつからか儀式となった風景を、懐かしいと君が言った。
首をかしげ ....
くぐり抜けていく
いつも裸足だ
闇のそばでは

どうして自分だけは
かわらなくていい、などと
つぶやいていたのだろう

   ああ、それはちがうよ
   タングステン
   熱で溶 ....
まず前置きいたしますに

私がいつも憎んできたのは
全ての思春期的なもの

すなわち

わがまま勝手に膨らむ
脂肪のかたまりでして

そんなぶよぶよたちに
後ろ回しの蹴りを入れる ....
優しさとは人を信じること

温かい気持ちで素直に接すること



温かい交流はいつまでも繋がる

お互いに幸せになれる

利害や損得なんて関係ない

楽しく気持ちいい関係
 ....
緑色の空に紫の斑が浮かんだ桃色の虹が架かっている。
家の外は銀色の雨が降っている。
まずはじめに、それらはどこまでも繰り返される。
黄色の岩間を縫うような赤い川 ――― 。

水は下へ下へと ....
 お外へふらりと出ましたら
 銀色波がざわざわと
 私を飲み込みダンスを踊る
 くしゃくしゃ身体は舞い上がり
 ひっそり佇む月は言った
 
 今宵十三お祝いに
 あなたと一緒にダンスを一 ....

私が学校に向かおうとする時
私と同じような誰かが

学校から帰ってくる
一人ぼっちで泣いている
仲良しの友達と遊んでいる
口げんかしている
夕ご飯を食べてテレビを観ている
飢えに ....
...lovers...rose.ep
lovers
. .lovers.. ro e.ep
咲.a'く、ル-ラピスの碧い華,?エ
.. lovers. .ro e ep
e田園'p- ....
わたしはくま
バニーにも
子猫にもなれなかった
ちょっと可愛くない女の子
だって言われても
好きなのは甘いハチミツ
大きな森の小さな家で
あなたと暮らす夢を見る
わたしはくま
バニー ....
 街外れに
 セピア色に塗られた
 ポストがある

 セピア色をしているから
 おそらく だれかの
 思い出なんだろう  
コルクにあわせた
瓶などないのに

飲み ほしたら
捨て去られるだけなのに

杖のように立って
流れていかないように

静かに仕事をしている

歌われないことなど
気にもしない ....
中空にいつかのひかりの鳩
埋め尽くしながらのすれちがい
いちじるしい寂寥やら 俯き凍結した
懐古な木目の直線に 詠嘆なる向日葵
一閃の発火 ゆびさきつれづれ
塵のようなかお
放心な ....
ぼくらは
ゆめをくう

ねじまがった
すぷーんで
すくいながら

ぼくらは
ゆめをくう

ふるえるうでに
ありったけの
ちからをこめて

くるくる
ひとみをだきしめながら ....
猫の眼を通って
新しい時空を覗き見る
混沌と静寂のメゾピアノ
僕の着地点が
其処に、在った


色々、ありました

とてつもなく
大きな罪を犯しました
あるいは
一番星みたく
 ....
ある日

少年の中に
戦争が充満する

少年の中に
潮騒が充満する

少年の中に
愛情が充満する

少年の中に
故郷が充満する


ある日

少年の中に
憎悪が充満 ....
夢に月が現れて

どうしてあの山荘に

月見に来なかったか

と咎められた

バイトだよ 

欲しいゲームソフトがあったのでね

そうやっておまえは

取り残されていくんだ ....

1 2 
音色が あざ笑う
3 4
時が 刻まれる
1 2
繰り返し 消える 運

黒い ビロードの 生地の中を 這いずる トカゲ達に
官能などない!
蝶は 沖縄の 基地から  ....
幾多の性交を
支えたる声を
つぶれたる音を
抱えたる歌を
ビアだる四杯を
もちて
私達の成功は
無意味になった
しかしそれは
意味が無いのではなく(ムィーミー)
いまだ意味を持たな ....
1.

9月
冷えた朝がきた

2.

電車を通り抜けるような
風は吹かない

3.

書ききれない言葉や
伝えられない言葉が
指の間から
夢をみせる

4.

 ....
それは深海の鯨の見る夢の続く長さ
それは絶滅した肺魚の目に宿る光
天井から滴り落ちる水の連なりは
脳内に残る祖先の記憶を浸し
痛みさえも忘れ去らせたままで 緩慢に溺れさせた

まるで
そ ....
私の前を歩く人がいる。
私の後を歩く人もいる。
定めのない人混みにもまれ、
めまいと孤独に立ちすくむ。
そんな時に出会った人の助けを受けて、
まなざしの向こうに見つけた一点の印。

再び ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
冬の公園ペポパンプ7*06/11/4 11:41
幸せの洪水〜B.L.D.G.鷹匠小路106/11/4 11:21
骸骨になりたいしゃしゃり1306/11/4 7:41
*琥珀と私・その2<試論無修正版>知風206/11/4 6:24
ほろびゆく空間にほろびおえた空間にほころびた空間に土田106/11/4 6:18
それ?どれ?あれ?これ?それ006/11/4 6:12
2006/09/30っていう記念日206/11/4 6:06
終末アナウンスブルース瀬戸...5*06/11/4 2:45
月は盃、涙は星にAKINON...006/11/4 1:38
空が悲しくなると僕らはいつも霜天1006/11/4 1:23
でたらめな星の水族館[group]たりぽん(大...17*06/11/4 0:34
*琥珀と私・その1<試論無修正版>知風1*06/11/4 0:11
優しい世界ajisai10*06/11/3 23:40
赤い川はらだまさる3*06/11/3 23:30
名月茉莉香106/11/3 23:24
すべて今だからぽえむ君8*06/11/3 22:30
ブルームⅡ[group]六崎杏介106/11/3 21:55
わたしはくま恋月 ぴの21*06/11/3 21:36
ポストaruka106/11/3 20:54
コルク砂木14*06/11/3 20:46
夕暮れルミュキメラ206/11/3 19:54
草野大悟10*06/11/3 18:26
終着点は、未だ遠く[group]士狼(銀)7*06/11/3 16:47
少年—原点[group]輪橋 秀綺21*06/11/3 16:38
月が出た 夢に出た杉菜 晃10+*06/11/3 16:28
奥津 強2*06/11/3 15:53
婦人肉食のすずめ5*06/11/3 15:07
風は吹かない[group]佐藤伊織4*06/11/3 15:00
Espoir nourriUtakat...306/11/3 14:46
あこがれネコ助106/11/3 13:31

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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