外の風に吹かれて
眠る夜はいいものですね
遠く夜汽車の音を
聞きながら

私は線路に耳を当て
旅立っていく汽車の音が
消えるまで
いつまでも聞いている
そんな姿を
まどろみの中 ....
雨滴が窓に流れて

十月の始めの夜

よく揺れる電車

じつはもう雨はやんでいる

急行から乗り換えます

タウン オブ エタニティ ハッピーで

今僕の家は高井戸

巨大 ....
ホットコーヒーにミルク、そして砂糖を入れて
よ〜くよ〜くかき混ぜる

俺のかき混ぜるコーヒーの底にはいつも砂糖が溜まっている
喫茶店のコーヒーでも 家で作るコーヒーでも
あれこれとかき混ぜ ....
突撃隊突入
全てを壊し
全てを作る
LSD快楽

ふざけるな
舐めてんの
馬鹿にして
挑発すんな

ドラッグで
最高な気分
全てを忘れ
天国へ行く


   
お月さん

震えていなさる

今宵の風はあんまりじゃ

空が空っぽになってござる

塵ひとつ とんと見当たらぬ

裸で ぽつんと 

一人でいなさる

地上に降りて来れたら ....
憧れ という 言葉で片付けてしまえば いい
わたしの、 書く という行為は憧れ なんだ

書きたい
書かなきゃ
書かせよう
書きたくない
書いちゃおう
書く?

全部 憧れ なんだ ....
どんより
平穏な昼さがりに
風が渇いた

靡いた薫りは
わたしにも
洗濯物のように
懐かしい情緒でした

唐突が
悠々と大空を
雲海をかきわけ
未知数の心揺交々
いに ....
モンゴルの草原へ
私は行ったことがない

そこにはきっと
私の母に似た
まるくあどけない顔の
少女がいるだろう

草は風に溺れ
風は蒼天を巡る

ゲルの暮らしの中で
羊料理を囲 ....
ピエロは
いつも装っていた 
彼のまわりには 
いつも明るい{ルビ日向=ひなた}があるように  

ピエロは 
どうでもよかった 
彼のことを 
まわりの人々がどう言おう ....
選んだ道に来たはずなのに
やりたいことができてない

つかんだはずの幸せなのに
どうして涙が止まらない

形にするたび期待してたんだよ
そんなに世の中甘くはなかったみたいだ

それで ....
 久しぶりに実家に帰って
 久しぶりに会った父は
 ずいぶん小さく見えた

 もともと口数の少ない人だったが
 いっそう無口になっていて
 母が買い物に出かけてしまうと
 これといって話 ....
ぼく

おそらにのぼって いきたいな
じめんにおちて おはなになりたい
かぜにふわふわ はこばれて
しらないどこかで おうまにのりたい

だけどだけど
だいすきな 
 ....
おまえの醜さが好きだ。
嫉妬に狂ってわめき散らす、
おまえの顔が好きだ。

ものを投げる時に、
わざと割れないものを投げる。
おまえの計算高さが好きだ。
 ....
つ…
つ…


湿潤を終えた葉の首の付け根を冷気が断ち切れば
涸れた維管束の行く先が、風とされる
そしてその葉の薄い鋭い赤い輪郭が今度は
冷気を切ってゆく
ああ、切 ....
空には空しかなく
梢の葉ははらはらと
大地に垂直に
それは昨日

空には太陽しかなく
落ち葉はひらひらと
大地に平行に
それは今日

空には心しかなく
光の葉はきらきらと
大地 ....
二本の脚は胴につながっています
不潔
と言って男子の机に触れようとしない久美さんも
二本の脚がちゃんと胴につながっています
白い足首をつかみ
柔軟体操をしています

久美さんは高校生にな ....
三十三年前に死んだのは
三十三通りの死に方をした金魚

三十三丁目の夏祭りで
すくわれなかった金魚

三十三丁目の夏祭りで
すくわれて放っとかれた金魚

三十三匹のミジンコを
食べ ....
雷鳴ひとつ



雷が遠くの方で鳴きました
光るたてがみは見逃したみたいです
秋雨をきっと連れてくるのでしょう



     ぽつぽつぽ
     ことんことんことんことんこと ....
鳥の声がはじけるように窓から入る
また時は流れて わたしは一日を生きようとしていて
失ったものの大きさに 間をすりぬける風で気づく

やさしい気持ちや いとしい気持ち
心配されることや 大切 ....
団塊の世代の大量退職?


そんなのは深刻な問題じゃない


そんなことより2007年には


俺の結婚がある
ペンを投げ出して
仰向けに寝転がった

蛍光灯の周りを
一匹の蛾が
縋りついて飛ぶ

あの蛾が
光のもとで半狂乱に
踊り狂う姿は
今の僕と同じようで
眩暈がしてしまう

現実 ....
中国人の女の子が
俺をじっと見ている
秋晴の真っ青な空の下
バスは
俺たちを乗せて
ゆっくり坂道を登ってゆく
母親が
女の子の目線をおって
俺と
目を合わせ 微笑む
 ....
ハローサンライズ 雨は止んだかい

ハローサンライズ 僕はそのままさ

ハローサンライズ 何も変わっちゃいない

あの山のてっぺんまで歩き続けよう 翼はいらない

ハローサンラ ....
              ―刺青


そこには船があって
ずっとずっと遠くで
何かを引きずりながら
航海を 続けている

そこには涙があって
ずっとずっと近くで ....
 太陽の雫が落ちてくる丘で
 あなたからの便りを待ちました
 やがて日が暮れ
 梟が夜を歌い上げる頃
 あなたの寝息が聞こえてきます
 あなたは私を必要としてますか?
 そんな問いにさえ答 ....
黄金に色づいた銀杏の葉が

枯れて萎んだプラタナスの葉が

静かに落ちてゆく


それら微かな音にも
わたしの耳は鋭く応えるのに
あなたの声が届くことは無い

印したインクの滲み ....
ありきたりな言葉 が 加熱された反応炉で
鮮やかなシグナルレッドから突然、ス、ス、ス、
ス、スペクトラムブルー となって煌く。
                 
      その瞬間の美
 ....
今夜はひとり、僕の手を取る君は
楽しそうに自販機のコーヒーを買う
立体駐車場の屋上に君は車をおいたという
スロープを二人、手を繋ぎながら

(君の子供は眠っている頃)

誰にも照らし出さ ....
心がもう
使い物にならなくなってしまった
と言いながらも
あ、
涙 流れてる


何もかも捨てたつもりでも
夕陽は
別腹らしい
ずうっと握っていて頂戴ね
って約束する前に


貴方は 風に乗って 消えてしまった


それは必然であり 偶然でもあった


貴方は本当の本当に 偶然と思っていたかもしれないけど
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
鉄の時代三条麗菜10*06/11/7 22:33
きんぎょ水町綜助7*06/11/7 22:08
溶けない砂糖新守山ダダマ306/11/7 22:06
LSDペポパンプ3*06/11/7 20:34
お月さんさち22*06/11/7 20:25
甘い 考え吉原 麻006/11/7 20:19
黒夜神キメラ406/11/7 20:05
草原へ佐羽美乃利306/11/7 19:40
ピエロのハンカチ 服部 剛15*06/11/7 18:55
We must alive...Lily o...4*06/11/7 18:23
ブゥー[group]大覚アキラ206/11/7 17:42
しゃぼんだま とばない蜜 花2*06/11/7 17:03
「 うつくしくなんかない。 」PULL.10*06/11/7 16:22
絶え間ない体A道化1006/11/7 15:52
それは明日ぽえむ君12*06/11/7 14:01
久美さんの脚渦巻二三五14*06/11/7 12:45
金魚肉食のすずめ206/11/7 12:28
かんだちの遠吠えふく3*06/11/7 11:10
なくな 君はひとりじゃない  - 鎮魂歌 -アキラ0*06/11/7 10:26
2007年問題むむ206/11/7 10:08
ペンを投げ出してFnoon3*06/11/7 8:35
秋晴水在らあらあ40*06/11/7 8:34
Hello sunriseれるむ006/11/7 2:40
船と涙水在らあらあ30*06/11/7 2:08
深い愛山崎 風雅806/11/7 1:25
秋の日記LEO19*06/11/7 1:13
特に書きたいわけでもなくatsuch...6*06/11/7 1:11
都会の屋上に月を見に行く[group]たりぽん(大...9*06/11/7 0:35
別腹 1 (夕陽)AB(なかほ...806/11/6 23:35
その手をウデラコウ1*06/11/6 22:59

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