土を返して、日は落ちた。             

今日の労は汗が知る。               
肌着の臭いと、肉のこわばりが        ....
細長い緑の廊下 
暗い足音を響かせ 
連れられてゆく黒い囚人 

彼の手から発する不思議な力 
病の男の腫瘍を吸い取り
哀しむ女の涙を拭い 
踏み潰された{ルビ鼠=ねずみ}を再び走らせた ....
例えば核の脅威におびえない
六カ国協議とか何かよくわかんない青空
コンセプトモンゴル
どこまでもどこまでもつづく広がるあお空のしたで
本当に全員が全員ほっぺを真っ赤にして
てをつなごう
たとえ
 罪に赤く塗れても、
許しはいつも傍にいてくれる
 酷くさむい朝、
遅れて目覚めた僕に
 「おはよう。
という、君の柔らかな笑み

 テーブルの上のベーコンエッグ
淹れたての ....
亜熱帯
別世界
スコール
気狂いじみてるホンコンヤン
偽物の時計
黒土色の手のひらの中で時間を流し続けてる
屋根の壊れた二階建てバス
頭のてっぺんをかすめるネオンサインネオンサインネオン ....
ひっつきむし
晩秋の駐車場で
戯れたまま
動かない

夏の終わりに
青と白の小さな花を咲かせていた
ひっつきむしは

秋の初めに
実をつけて
小便する猫の後ろ足や
横を通るズボ ....
「すべては やっぱり、

   そうだったんだね。」







今は もう、

思い出すのが こわくなっている



あのとき、   そのとき、


 ....
きっちりきっちり巻いたのに
はなれてみると優しく見える毛糸だま
早く終わらせたくて必死だったのに
もう少しで終わりと思うと
何故か腕に鍵が掛かる

はやくはやく巻き終えて
マフラーと手袋 ....
あのクエスチョンマークのような雲は
描いたの
ひみつのゆびが

あの子の涙は
ぬぐったの
ひみつのゆびが

涙でちょっとしょっぱくなったから
海で洗ったら
もっとしょっぱくなった
 ....
寒くなってきたので
言葉のタンスから
言葉のコートを取り出しました

一年ぶりに着る言葉のコート
冷たい北風も
これを着ていれば凍える心配もありません

どこか出かけてみよう
どうせ ....
 すぐに腹を立てる。
 条件反射の如く。
 すぐに忘れる。
 様にする。
 胃潰瘍が悪化しないように。

 だってだって。
 バキャらしいのよ。
 あらゆる場面で腹を立てるのは。
  ....
愛する人よ
私は今愛を告白しようと思うのです

物憂い黄昏の中を
あの偉大な日輪が沈んで行くように
私の心はあなたへと傾いて行きます
そしていつしかあなたの愛の中へ
すっかり肩まで浸かっ ....
椿の花が、
吹き零れて、
足踏みしていた、
夜が、
膝を、
抱え込むように、
小さく、
小さく、
うずくまって、
いつの間にか、
シャボンのように、
消えたので、
 ....
ボディ冷、ホワイト息ですれ違う季節来たる挨拶。深夜に予感ぼくらをひっかけるフック。通りを抜ける救急車近づいて頂点遠のく。光るコンビニ。通過するその頂点で光るコンビニ。残響く/回転る、してゆ .... 手と、手が
触れて
砂埃でかすれ切ったあらゆる地面が
夕刻へ
厳しげに交錯するあらゆる細枝が
夕刻へ
落書きごと枯れているベンチのあらゆる褐色が
夕刻へ
夕刻へ、と
 ....
私の知ってる人たちは
とても丁寧だった

お世話になってる人には
きちんとお礼をのべ 頭を下げて
すべての書類の指示を書き残してたり

そこで どうして泣きわめいてくれなかったのか
ど ....
今日もパソコンをいじり

現代詩にアクセスしてる自分がいる

このサイトも友人が教えてくれた大切なサイトである

現代詩も詩を書くって事も以前にも述べたが

日常茶飯事化してきた俺にと ....
命題
[埋葬:骸骨教会、柘榴と少女]


対話:質問形式

 Q.
『ウミ女神no.10-蘭,p、ラム酒ガ在ル肢
 -ファン..k?..Cake、sn)ト(ow 魔女?』

 A. ....
とっても深刻午後だったラですよ。
ぼくラあたま風船つけ歩きまわす。

まわりひとたちへんな目で、
じろじろぼく見るのです。
ハロハローなので手をふって、
し ....
俺がこのセカイから、居なくなったら。

何人の人が、泣いてくれるかな。

何人の人が、バカだなぁと思うかな。

何人の人が、喜ぶかな。

誰か、気付いてくれるかな。


俺は、こ ....
どんなにあなたがまわりより優れていても
あなたの親には敵わない

あなたは 両親のおかげで命があるのだから


どんなにあなたの親が命を産む人でも
すべての動物や植物には敵わない

 ....
引き戸を開けると
そこに居るような気がする

錯覚とか幻覚とじゃなくて
気のせいとか妄想とかでもない

有り得ない現実である事くらい
とうに理解しているつもりだ
目の前から消えた君を
 ....
ああ、もうなんだかどうでもいい。

僕が楽しく過ごせればそれでいい。
人の事なんかもうどうでもいい。

あなた一人を救ったって
世界中に平和が降り注ぐわけでもないし

心配するフリした ....


一つの石を置くだけで
証明されてしまうことがある

イマソコニアルトイウコトト
カツテハソコニナカッタトイウコト

存在と不在が遺伝子のように
螺旋をえがいた姿で証明される ....
帰り道を黙々と歩いていると
吸わないはずのタバコの煙が恋しくなって
足をはやめる

あんなに嫌いだったのに
あなたに残った残り香は
どうしてかこんなにも心地いい

誰かに吐きだして ....
..★...my..honey...dip.snow...lulu..$...lover...ed..ep
Lu.降ル雨、戸のオーク材 Ark性の神,p? (g)ノ i肖..rl'像・蛾。
..★ ....
季節はもう冬支度なのに
たんぽぽの綿毛になるんだと
あなたは言った
過ぎ去った日々を惜しむかのように
ひとびとは
大きな樅の木の下に集いだす
そんな季節に
たんぽぽの綿毛になるんだと
 ....
登場するはずの「彼」がいない
だから「彼」はいないのと同じ
でもぼくら「彼」を知らないってわけじゃない

人工的に飾られた花々や、沈みかける太陽
燃え上がる雨や、蝋燭の冷たい炎
そのあと幾 ....
パスワードに言い寄られて
逃げ出したのが
IDで
イスラエルが占領している地方で
Uターンしてきて
大きなぼた餅を嬉しそうにほおばるのだ

古くさい道草を
油絵の具で描いてから
デジ ....
それは好奇心に近かった

手放した風船は
その場で浮いていた

固く握りしめ続けていたてのひら
ゆっくり開いてみる

冷たい空気が渦を巻き
静かな呼吸が始まった

それでも好奇心 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
お日様ネコ助206/11/22 19:29
贖いの囚人 服部 剛12*06/11/22 19:01
コンセプト・モンゴル馬野ミキ1006/11/22 17:34
冬空に手を高くあげてatsuch...9*06/11/22 17:32
香港℃水町綜助4*06/11/22 16:37
ひっつきむし肉食のすずめ2*06/11/22 16:34
時が くれたものわら8*06/11/22 14:26
まだ、夏かと。長谷伸太606/11/22 14:03
ひみつのゆび[group]ふるる16*06/11/22 13:49
言葉のコートぽえむ君15*06/11/22 13:26
顔。もののあはれ6*06/11/22 13:15
告白[group]未有花7*06/11/22 12:55
花瓶の底、龍の眼はらだまさる8*06/11/22 12:05
(b)o-de-laynm6706/11/22 11:52
恍惚願いA道化1206/11/22 7:57
笑顔が思い出される人々砂木14*06/11/22 7:13
大きな発見Direct...4*06/11/22 4:51
ザクロに関するテキスト六崎杏介5*06/11/22 3:59
「 あたまラふうせん。 」PULL.11+*06/11/22 3:42
セカイ。狠志0*06/11/22 2:04
すべての大人へユウ006/11/22 1:28
引き戸松本 卓也006/11/22 0:43
戦闘員mac0*06/11/22 0:41
胎児加藤小判106/11/22 0:33
peche蒼依206/11/22 0:19
honey-ル[group]六崎杏介1*06/11/22 0:09
「さよなら」はもう言わない恋月 ぴの50*06/11/21 23:48
死に損ないリュカス006/11/21 23:27
ネアンデルタール人あおば10*06/11/21 22:58
てのひらmayaco206/11/21 22:57

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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