はずしたあの日から
つけてなかった
やけ食いして
飲みまくって
ごろごろして
気づいたら
もう
はいりません
途中で止まる
だから思うのです
もう
あ ....
静まり返った車内
キミのすすり泣く声と
ロックミュージシャンの叫び
嗚呼・・
2年と
8ヶ月と
9日
ジューシーなひまわりの種よりも
みずみずしいレタスの方が好き
....
あの日から、
耳鳴りが やまないんだ
いろんな場所が、
いろんなものが、
こわくなっていったんだ
その場所も、
ほんとは、そのひとつだったんだ
それでも、
なにかを ふ ....
強くなりたい
恋なんてしなくても 愛してくれる人がいなくても
寂しいと思わないですむようにしよう
雨上がりの少しだけ雲のある空に
小鳥が二羽飛んで行きました
近くの電線にすいっと止まると
あっという間にまた、すいっと飛んで
ぴぴ、ちちぴ と鳴きました
空は青くとても澄み渡っています
私 ....
私は産まれる時代を間違えたんだわ
僕も産まれる時代を間違えたよ
私は少し昔に生まれるべきだったの
僕も少し前に生まれるべきだったよ
そうね
そうだよね
100年くらいかしら
100年くら ....
キスをした。
毎日のように、
缶コーヒーと。
あなたも、
キスしてるんでしょうね。
あの人と。
私と同じように。
毎日。
いつでも。
信号待ちで立ち止まり
見上げた空に
君が名づけた雲が
浮かんでいる
小さくて
今にも消えそうな
雲が流れていく
早く行ってしまえばいい
東の空にある
あの大きな雲のと ....
まどろみの中で
薄れてゆく意識と
わずかに残る自覚とが
交差する
微かな論理が
無我と溶け合い
何かが生まれ
何かが消えてゆく
夢と現が
メビウスの輪のように結ばれ
頭の中 ....
思考は止まる
必ずや止まる
故に
動く
動く
動く
思考は巡る
いつかの果てへ向かい
巡る
巡る
巡る
チクタクチクタク
誰が考えたかは知らない ....
昨日の夜はカレーを作って
玉ねぎをとてもたくさんみじん切りにしたから
左手が玉ねぎくさいんだ
この玉ねぎくさい左手で
きみの頬にやさしく触れてみたい
この玉ねぎくさい左手で
きみの ....
人を殺した先輩から
手紙がきた
最近流行っているそうだ
便箋には大きく
「戦車」
とだけ書かれていた
「チャリオット」
って読ませるんだって
縄文時代と江戸時代と現代や
一ミ ....
シダ、acid、時計塔
福音のベルが鳴り、陽光柔らかく
私は幸福で、空腹で
ゴシック調の、威大な霊が吐き出す
喪服と、安息香の広場で
鳩、灰色のついばむ様子を唯
眺めて、唾液がキラキラと
....
屋上で
待ってるから
おもいっきり抱きしめて
血が出るほどくちづけて
からだじゅうを触りあって
ほかにもいろいろ
いっぱいして
飽きたら
いっしょに飛びましょう
きっと
落 ....
モノクロームの記憶
あなたを待った 冬の陽だまり
夜の都市が浮かび上がるまで 何をあんなに話していたのか、
もう忘れてしまったけれど
ただ、一言で
胸いっぱい、嬉しかった あの頃
....
今地平線の向こうから
金色の髪をたなびかせた
美しい日の神が来る
虹色のベールが静かに開き
竪琴のようなオーバードが流れる
ああ素晴らしい時の始まり
火の早馬は蹄を高らかに鳴らし
空の彼 ....
空が青く見えました
当たり前でしょうか?
もし空が黄色かったら・・・
もし空が虹色だったら・・・
そんな風に考えてみると
なんとなく変な感じがします
でも
夕暮れ時は赤い ....
基地外扱いされた日々の歌を歌いましょう
Still基地外Untill死ぬ日
基地外ドットコム
僕も君も彼も彼女もみんな基地外ドットコム
何処まで行っても危惧類生物
ファッキン基地外ドットコ ....
一歩外に出ると眩い光に照らされる
太陽の明るい日差し
おはようの声が響きあい
人々の笑顔に出逢う
通り過ぎる人々
一瞬の触れ合い
一期一会
....
仮想現実を飛び回る
もう一人のわたし
無機質な世界に
優しさすら感じてしまうの
誰にも触れず
誰にも触れられず
わたしは記号
暖かい言葉の海を
人知れず ....
さぁ、起きて
いつまで眠るつもりなの?
孤独の海 私はひとり夜明けを待つ
目覚めたくないの?
ならばそのまま眠るがいい
暗い部屋 アナタはそうして閉じ ....
きっと、知らない町なんだと思う
不器用に建ち並ぶ、高層マンションに隠れている
ありふれた日常だとか、錆付いたマンホールの下から
伝わってくる、救いようのない虚しさだとか
見慣れた信号の色と形で ....
冬なのに雨が降っている
憂鬱な重さの朝には
傘を差しても跳ね返り
裾を汚して
靴に沁みる飛沫を気にして
重心の軸がぶれて
真っ直ぐには歩けなくなります
重さだけが
塗られていく
....
人知れず佇む冬の逃避行
都会を離れ熱冷ます
湯気のかかったおでんを肴に
焼酎水割りご機嫌いかが
灯台元暗し
幸せは君の足元に転がってる
見つけて開いてラリパッパ
待た ....
一歩先しか見えない道を歩きながら
ぼんやりとした不安を抱えながら
後退りも出来ずに
一歩、一歩を進み行く
目的地も分からない
いま、どこにいるのかさえ見当もつかぬまま
立ち止まれば ....
わたしのようなものならば
独りの夜は 寂しさもまた友のようなものだ
しかし何の悪戯か酔狂か
時にはおもむろに紙とペンを取り
意を決し かの人に思いを綴る
酒や ....
「キスしてよ」というからした、キスのあとに
「キスしてよ」というカノジョ
まったく
今日1日で何回したと思ってるんだと言えば
「0回しかしてない」なんて
いけしゃあしゃあと
そ ....
フリースタイルで
リラックスしながらラブをつぶやくとか
なんつーか、
無理
ちんこちぎれて
死ねっつーか
おい、貧乏人ども
めぐまれた子供たちが
ラブをつぶやくなら ....
コンビニへと向かう無花果の坂道は
街灯の灯りがほとんど無いから
月の光が際立って見える
変わらぬ愛に誓いを立てる人
変わってしまった愛を嘆く人
平和な世界に願いを託す人
誰 ....
わたしはまだ眠ってはいなかった。それとも今 目覚めたところなのか。抗い難く眠い。こうして眠気に耐えているのは恐怖からだろうか。たぶん、なにか物音が鼓膜に届いたのだろう。閉じたまぶたの内側で目を凝らす ....
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