泣いて笑って怒って でも楽しくて
ピーマンが食べれるようになったとか
口笛が吹けるようになったとか
そんな事で盛り上がったりして
いつかあなたが割ったペアグラス
ホントは怒ってた ....
誰も知らない交差点で、どこか懐かしい匂いを感じました。
誰のかは、思い出せませんでした。
ただ、頭の中で何歳か若い記憶で充満して、気持ち良かったです。
あの頃の友人に、メールでもして ....
再放送を見逃して
そのまま旅に出る
いくつか電車乗り越して
慌てて駅に立つ
一面広がるどこの海
帰らない大人と子供
いつまで経っても気付かない
太陽は浮いたまま
どうせ別れる運命だ ....
朝から続く重い雨
紅の俺の心にも降り注ぐ
霧のかかった未来は虚ろ
重たい扉を開けよう
行くあてなどないけれど
誰かが待ってる気がしてならない
胸に刻まれた約束
果 ....
取り急ぎ、
申し上げます。
(中略。)
そうしてぼくは、
きみよりお年寄りになって、
しまったのでした。
だから。
いつか向こうに着い ....
セロハンみたいな風に包んだ愛は届いたかい
暖かい海に浮かんだ Jelly Fish
Jewelryのような南の島で戯れた
恋はカラフル ビューティフル
....
頭の中の言葉が
たくさんあるというのに
捕まえることができない
つかもうとする手と言葉とが
磁石の同極同士のように
退け合ってゆく
言葉が拒んでいる
言葉をつかめない
そうではない ....
僕は憎む
青硝子をはめ込んだようなこの空を
あなたのいないこの世界を
僕は憎むよ
翼をなくした僕には
もうこの空を飛ぶことはできない
あなたへの嫉妬でたぎり狂う
僕の醜い心よ
壊れ ....
少し肌寒い十二月の昼下がり
窓から溢れ燦然めく陽射し
甘い希望や愚かな夢みたいに
僕らはそんなことなど気にせずいた
近くいると君の全てを見る事は出来ない
遠くいると君の見えない所も見えて ....
ふゆのめだまはゆめみるめだま。
ふゆらふゆらと、
ふねこいで、
ゆめやゆめやと、
ゆめをみる。
つめたくなったら、
めをとじて、
まぶたのなかで、 ....
雲の隙間に覗けた晴れ間
あなたの滅多に見れない表情
あなたの奥に潜んだ言葉
私の奥に眠った想い
全てを曝け出すのには
あまりにも束の間すぎて
すぐに通り過ぎてしまうから
....
方法はあとで考えるとして。
とりあえず部屋をかたづける
カーテンをしゃっと引き開けて
はたきをかける
そして
押入から引き出した掃除機を
唸らせて
音が
ああ忌々しい
窓からほこりが ....
俺の手帳見つけて
予定を眺メルメル
予定真っ白
黒鉛筆で乱れ撃ち
予定真っ黒
俺の手帳ワガママ
消しゴムとって
ケシケシケシ
ゴシゴシゴシ
垢糞皆落ちる
俺の右腕乱暴者
絵の具の ....
花日向、根は地水を飲み尽くす
影は咲く、愛しきように
影は咲く
寝ぼけた風に吹きやられ
やがて塵は灰となる
枯れた木に
今宵は何を刻み込もう
あの子が眠りにつくように ....
海辺に
ギターを弾く男ひとり
音符は波に洗われて
貝になるかな
全部の音を閉じ込めて黙るよ
海辺に を弾く男ひとり
ギター
「ギターのピック虹色 ....
あの曲がり角を右折すると
あなたのステージは燃えてしまってるわ
火の粉が
ひとつ、またひとつと
逃げてゆく
あ
今度は一度にいくつも
あなたは
愛しい場所と野次馬たちと ....
冷蔵庫の中に沈む午前三時の闇
車座に向かい合って呟き交わす僕らの言葉を
陰鬱に笑うオレンジ色が
少しずつ噛み砕いていく
(僕たちはどのくらい現実なのだろう)
昨日
....
朝おきあがる度に
号令を
強制した
おれそうな体を
黒いブルゾンで
拘束した
かわいいなどと
言われるだけで
この心がまっすぐにこぼれ落ちて行くのです。
生温い視線さえ
敵 ....
ちょっとでいいよね
ちょっと優しくしてもらえるだけで
それでいいよね
多くを求めちゃ欲求不満
幸せからは遠いよね
ちょっとでいいよね
ちょっと願いが叶うだけで
それ ....
白鳥の声で
目覚めたような気がした
明け方の空は蒼の階層を成して
東の彼方の地平線のすぐそこまで
太陽が迫ることを告げる
昨夜のうちに雪はうっすらと降り敷かれ
まだ誰に ....
小さな種が風に乗り
何もない原っぱへ流れ着いた
恵みの雨から栄養を貰い
小さな小さな芽を出した
その芽は太陽の光を浴びて
人間くらいの高さになった
巡る季節を幾度も ....
ドラえもんが泣いていた
のびた君がちっとも反省しないで何度も何度も、同じ過ちを繰り返しては、迷惑を被ってしまう自分の生き様を悲しくなって
のびた君は泣いていた
自分は一生懸命頑張っているのに ....
あなたが誰かを大切に思うように
誰かもあなたのことを大切に思っている
だからどうか嘆かないで。
お前はそっちへ行きたいか
お前はこっちへ行きたいか
俺はまっすぐ歩いてく
また逢う日まで歩いてく
そっちへ行ったあいつは
たくさんの悲しみを見た
けれど
悲しいことを ....
ああ、あの子はあの人が好きなんだなあ
ちょっと前までちょっと気になってたあの人のコト
あの子はちょっと気になってるみたいです
気が付かないフリをしてたけど
気が付いてしまっては気になっ ....
川の中を
無心に歩いている
歩きながら
水を感じて
冷たいと思う
ばかじゃんと言う声がして
バケツの水を掛けられた
全身濡れ鼠になったので
見損なったらしい
猫の攻撃を免れる
....
羽の息をし
羽になり
さかしまの空
ひと指とおる
勝ち負け無しの
明るいあやとり
胸からのばし
ふたたびしまう
草のとなり
ふくよかな闇
波紋をつくらず ....
― 兄ちゃん、ここ
ポエムなサイトなのに・・・
なんでメタボリック症候群とか書いとるん?
とかセツコが尋ねてきたので
オレはサクマドロツプで口止めした
イエス、ザ ....
何もかもが寒い夜だった
遠く離れた家から
犬が吠えている
その声が神経を尖らせる
何もかもが切ない夜だった
窓から覗く街灯の
力のない光が見えている
その暗さが心を曇らせる
何 ....
冬の砂浜で拾った貝殻は
すこしだけ無機質な感じがした
太陽の角度が変わっただけなのにね
心は同じようにここにあるのにね
海岸線をどこまでも歩いて
歓声とパラソルと波の ....
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