みいちゃん?
パパだよ
父さんね
人間じゃなくなっちゃったの
分かるかな?

それでもいいって
ありがとう
でも
父さんとげだらけで
手はすっごくとがってるの ....
苦しい足を引きずって
今日も歩いて行く
地上の楽園はどこ?
愛は魂を癒してくれる。

一人で想う
一人で起き
一人で笑い
一人で飲む

愛は世の中に
色を付けてくれる
楽しみが ....
曙色の大気に染む甘美なる夢の輪郭
そよぐ小風に香るバニラの匂いとともに
家々のケーキを焼くオーブンから立ちのぼる煙
見渡せば、丘の向こうの不可思議な光・・・・
淡いピンクに赤を混ぜた規則正しい ....
改善の要求なんて もう
馬鹿らしくて出来やしない

自分が生きていく道なら
自分で掘り起こせばいい

どうせ気ままに生きるだけの
ちっぽけなヴィジョン

代替はいくらでもあり
想起 ....
闇に押し潰されて
ぺたんこのあたしと
黒猫いっぴき
三日月の下

『ねこ、ねこ』
ぺたんこのあたしはぺたんこの声
黒猫はにゃあと、
やけに現実でただいっぴき

おまえはあたしを愛し ....
なんと言うことだろう!
朝日に ついばむ 鳥
群れの中での 婚約を
執り行う

強姦ではないか?
世界で 最も 不愉快な言語
旭日は 過去の 産物
ついばまれた 朝日は
今日 昇った ....
真っ白な紙に、

一言だけ。

整った綺麗ないつもの字で、

見慣れた字で。

「さよなら。」

どこに行くのかな。

わかんないから、

いつもの小さな俺の字で。

 ....

魚は酸素を知らぬだろうか
暗い水辺に輪を描いて
あんなにも深く潜ってゆく


飼育係は放課後に
飼っていためだかを流してしまった
閉じ込められてるのが
可哀相だったって
 ....
涙が涙へ落ち
映る雪は昇る
花はひとつ多く
土に消えずに残る


やわらかに覚める
手の甲ふたつ
波と曇の鳥
鳥に沈む鳥


ひとみしり
とおまわり
道 花 原
 ....
とじゆく風にひらかれて

それがあるいは逆だとしても
なおさら地図は
紙切れとなる



吐息はつまり消える熱

硝子に映る秒針を
遠ざけるものは
いつでも
そばに

 ....
今の自分がすることは
今の自分を壊すこと

今の自分を壊さなければ
今の自分のままだから
今の自分を壊さない限り
新しい自分が生まれない

今の自分がすることは
今の自分を壊すこと
 ....
愛してる、と何度言葉にしても
飽和し続ける
あたし、そのすべて

瞳からぽろぽろ
それはもはや溶けることのできない
あたしの愛だ

あなたの舌で掬いとって
味わってよ
あたしの ....


神は、この手を御創りになるのに          
四十数億年も費やされた。                          

人間は                      
 ....
足                        

足は手よりもぶきっちょうだ。
しかし、僕は          
限りない愛着を覚える。 
              
それは     ....
夢を見て泣いていた
スリッパが重たくて
空を飛べない夢だった
食後、健康に良いからと
母親がみかんを一つ勧めてくれた
外に出ると
街にサーカスが来る日だったので
誰も淋しくなどなかった
 ....
人は円のデザインより、産まれ出で、
光りに現れる。

形の無い脳の思考から、産まれ出で、
そして今、
誰の目にも映るデザインが街に生きづく。

見えない手足と吸盤を持ち、
道を ....
同じ世界の
こんな近い場所に
お互い片翼を持って
生み落とされた

離れる事を許されず
愛する事も許されず
近ければ近いほど
遠い事を知らされる

片翼のまま
バランスさえとれず ....
私は生きてゆかねばならぬ

真裸(まはだか)で生まれて来た自分だが

成長した今は、しがらみと責任を背負って

生きてゆかねばならぬのだ


金属のような色をした厚い雲が垂れ込め
 ....
僕らはみんな実は臆病で
まるでリスみたいだ

頬袋にたくさん幸せの種を
つめこんでいるのだけれど

人の悪口を一つ言うたびに
幸せの種を一つこぼしてしまう

そしてまた拾う

落 ....
春が来て
夏が来て
秋が来たら
もう冬さ

春が来て
夏が来て
秋が来て
そして結局
冬が来る

コンコンコン
シャンシャンシャン
サンタは泥棒
冬の夜
恐いものなど
一つも無い
恐いものなど

僕 
夢見る術を知ってる
空を飛ぶことも

愛すべきこの街に
このアスファルトの道に
自由に白線を引く 
方法も知ってる

フ フ
 ....
忘年会をした

車で来た人
用事のある人
風邪をひいている人は
欠席で
参加者は六人

お店の人に
無理を言って
二つのテーブルを
くっつけてもらって
乾杯をする

夢の話 ....
今頃になってお前にのめり込んでると気付いた
気付いてないフリのフリの臨界点
不様な姿を笑わないでくれ

***

お前じゃオナニーが出来ない
こんなに激しく愛した事が無い

***
 ....
私はあなたを愛して
あなたは私に愛される
私は愛し過ぎないように気をつける
あなた愛され過ぎないように気をつけて
上手くしないと崩れちゃうから

***

鎖で繋がって何処へも行かない ....
お{ルビ義父=とう}さん、傾いています
あなたの正面で嫁はそれを見ています
長男が長女に目配せしました
長女が
ほら、呼んでいますよ
オトウサン!

お義父さん、まだ少し傾いています
 ....
時代錯誤のジジィから殺せ
自由を勘違いした小僧から殺せ
気狂い左翼を殺せ
安っぽい右翼を殺せ
全員殺せ世直し野郎
全員殺せ世直し野郎
安っぽい歌を叩き潰せ
つまらない芸人を叩き斬れ
挨 ....
青く煙る 夕暮れ
窓から 黄昏の気息 忍び寄り
一人 聖書よむ 我
ロザリオ握り締め ラテンの呪文など唱え
夕焼けの紅 粗末な卓にかかり 青く遠く 紅 近く
偉大な日没を見入る もう夕べの祈 ....
通過電車が
高音の向こうに消え去り
どこまでも
正しいラインを描く傷跡のような
線路上の余韻を見やる


風と白線の内側に
残されたわたしは、ひとつの
丸められた ....
ああ寒いね暗くなってきたし
風が入るね
まあ待って、おじさん違うのよ
おじさん違うのよ
ただのおじさんよ

まあ、
どうやっても二十五分は電車は来ないから、
おじさんの話聞くのもいいも ....
人間と人間の間で起こりうるものに
無限の可能性 
無限性の可能を感じた
わたしが何者であるかとか
彼女が何者であるとかはそれほど重要ではなくて
彼女との出会いを通して
わたしのなかに新 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
みいちゃんなかがわひろ...4*06/12/14 19:58
今日ペポパンプ6*06/12/14 19:35
忘れられた世界atsuch...8*06/12/14 19:30
道のり真紅206/12/14 19:27
月夜の晩餐lazy14*06/12/14 18:13
犯された太陽奥津 強1*06/12/14 17:59
創書日和「いつもの書き置き。」[group]狠志406/12/14 17:16
飼育係、或いは荒廃吉田ぐんじょ...1506/12/14 16:21
囁日木立 悟706/12/14 16:01
十一月はバラード千波 一也15*06/12/14 15:32
今の自分がすることはぽえむ君6*06/12/14 14:07
ぽろぽろと愛してるlazy8*06/12/14 14:06
ネコ助206/12/14 12:35
306/12/14 12:33
みかんたもつ1506/12/14 12:33
デザインネコ助2*06/12/14 12:32
gemelloの恋ナガレ 千景106/12/14 11:34
「冬の空、冬の道、僕の道」広川 孝治106/12/14 10:57
幸せ拾い4364*06/12/14 10:34
来い来い恋kei99206/12/14 10:26
恐いものなどアハウ3*06/12/14 10:24
忘年会weed &...3*06/12/14 10:20
偏愛組曲第二楽章虹村 凌1*06/12/14 9:51
偏愛組曲第一楽章1*06/12/14 9:40
居間渦巻二三五106/12/14 9:11
皆殺しの歌・改虹村 凌2*06/12/14 9:09
青銅の蛇アハウ7*06/12/14 8:02
ラブレターA道化1406/12/14 7:36
おじさんの魔女長谷伸太506/12/14 5:34
ぼくらに必要なもの七尾きよし8*06/12/14 4:38

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