きみは中から凍えていくようだけど
私はきみに触れている指先から凍傷になっていく
きみからぶら下がる氷柱が落ちて
私の足を貫くから
もうどこにも行けなくなるよ
私は冷たい水しか持ってい ....
2人で
双子座流星群
見たよね
忘れないよ
懐かしい音楽と熱すぎるヒーター
真暗な車の中で
最後にひとつだけお願い
チューしたい
ってわたし ....
オンナのからだ は
バタークリーム みたいだ
このゆびを
のぞんで降りたきみですか、
しずかな熱も
いそぎゆく風も
そのゆくすえは
つながってゆく気がして
荒れたくちびるを、恥じらう
ふゆです
やさしさ ....
ソーシャルワーカーの仕事は
マーシャルアーツよろしく
総合格闘技である
筆舌に尽くし難い
壮絶な 闘う戦士
ソーシャルワーカーは
ソーシャルでありながら
社会に従ってはいけない
社 ....
子供が池で溺れてる
それを私は眺めてる
夕暮れ時の事でした
冷たい冬の事でした
助ける者もなく
飛込む者もなく
ただ見つめ
ただ哀れみ
泣き出す老婆
呆然とす若者
....
松井、松阪、イチロー、井口
四人の年収 50億
出稼ぎ日当 5千円
Forgive us!
飢えに 苦しむ 世界の人たち
栄養不良 8億人
日本の残飯 千万t
Forgive us ....
オンナに膝まずくオトコ
人生に蹴つまずく男
仕事にケツまくるおとこ
わたしみんな好きよ
と
言ってくれるイイ女
どっかいないかなぁ
たからものが見つからない。
田んぼからの帰りに、
どこかに落としたのかもしれないと、
あちらこちらを探してみたが、
どこもかしこも空っぽで、
見つからない。
....
花はいつ咲くのか
花に聞いてみなければ
わからないけれど
心の花は
自分で咲かすものだから
自分に聞いてみれば
きっとわかるはず
星はいつ流れるのか
星に聞いて見なければ
わから ....
明け方のカラスの声も
遠く聞こえる電車の音も
駅の雑踏も
私を癒しはしない
向かいの席で美しく眠るあの人も
競馬新聞のこの おじさんも
階段を駆け上がるミニスカートの女 ....
自身の低次の自我のおもむくまま
あれがいい これもいい いやこっち
感覚のおもむきの 流れの先に
一つの部屋がある
モノライトの下で
カケラを集め 復元中
在るべく 在る 自身に向かっ ....
ユニコーン
あの人から私を守って
ユニコーン
心傷付く前に
その蒼い瞳で私をみつめて
おまえのやさしい胸に抱かれながら
永遠の夢を見るのよ
汚れ知らない{ルビ処女=おとめ}のまま
....
カチカチカチ
カチカチカチ
カチカチカチ
時限爆弾だ!
きっと
時限爆弾だ!
けっして目覚まし時計ではないのだよ
時限爆弾だ!
君は
ケラケラケラ
と笑っている
何が可笑しい!
....
夕暮れの
透明な指
そっと肌に
真紅は滴り
鮮血の痛み
残し 泣く
美しい 指先
奏でるピアノ
夕を呼び込む
楽譜に三日月の痕
冴え冴えと闇に堕ち
さめざめと ....
私は未だに足枷をはめられている
でもいつか自由に羽ばたける日が来ると信じて
地上から天を見上げる
天からの眩しい光
楽しむ事
生きること
....
何でも消せる消しゴムがあったら
何を消しますか?
みんなに問いかけてみた
妹は“猫のひげ”と言った
理由はチクチクして痛いかららしい
僕にはなついてこないので解らないが
“痛いのな ....
寒さが好き
暖かい物が嬉しくなるから
寒さが好き
オシャレをし易くなるから
けど、そんなの口実なんだね
薄着をすればするほど
温かさが判る
厚着をすればするほど
人 ....
夜は私の心を切なくする
特に今日は雨降る夜
止め処無く流れ落ちる雫は
無情に一定のリズムで歌を歌う
霧も無く激しくも無い雨
オリオン座さえも見えない今日の夜
静 ....
理性的な言葉と共に吐かれる
暗い情念
どうしても
止められない。
言霊はどこへ
どこへ行くのか
夜明け前の空気は
いかにも澄んで
私を浄化してくれるように見える
しかし私 ....
感情は時として邪魔になる
無情は時として畏怖される
こんな思いをしたくはないと
感情を押し込める
それでも溢れ出してしまうと
それは涙になって
こみ上げる
泣かない ....
blank
並盛一杯380円、は、お高いでしょう?
「ネギだ ....
みかん畑の夢を
あなたもいつかきっと見るでしょう
深い緑に
橙色が星のようです
母なる木の枝に包まれて
静かに眠るみかんの実は
いつか生まれた場所を遠く離れ
めぐり逢った人に必ず ....
自堕落 臆病 鈍重
なにごともまともにひとつとしてできやしないおれは
時間が生活に密着していない独善家なわけだが
きみたちはそんなおれの口から出る言葉はすべて無価値だと決め付けるというのかね
....
一粒一粒俺を消して
それを適応と名付ける
一粒一粒俺を消して
それを人間と名付ける
一粒一粒俺を消して
僕ら人の間で生きていく
それが世界だと軽くぼやいて
....
あぁまた壊れたギターを弾いて
あぁまた壊れたベースを弾いて
狂ったように回る回る首
狂ったように叫ぶ叫ぶ喉
あぁまた壊れたドラムを叩いて
あぁまた壊れたシンセを叩いて
狂ったよ ....
はなうた
吐息
世界は雨
踏みつけられたコスモス
待ちくたびれた私は
晴れない心臓から時計を取り出して
秒針の音に耳を澄まします
(はなうたとして)
世界に降る雨は結局
....
夜
夜の 真実は 輝かしい 地獄だ
連続の 地獄だ
長く 眠る 阿呆どもよ
姦淫か? 又か? 俺を 信用させないのか?
ああ
東京都 一番目の 狂気性
世界は レベルのない 天使を 殺し ....
「ひとりになりたい」
その言葉は適切じゃない
初めからずっと独りだった
「ひとりは寂しい」
その言葉は適切じゃない
誰かといても満たされはしない
最後のわがまま
悲 ....
昨日浮かんだ君へのことばは、
朝になったらはじけていた。
部屋の隅には、かけらが浮いていた。
部屋の隅に浮かんだかけらを、
手を伸ばしてつかもうとしてみる。
拍子に空気がふわりと動いて、 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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