こぼしちゃった
こぼしちゃった
ママに叱られちゃうわ
怒るとパパは止めやしない

あらやだあらやだ
あれもこれも
全部
こぼしちゃったわ

つなぎ合わせののりはどこ ....
 さえない毎日はグレー
 北風吹く財布の中
 年の終わりに振り返る
 まだまだ先の見えない生活
 やり残しの多き課題
 雑踏の中に消えていく個性
 まばらに見え隠れするのは
 等身大 ....
水底に溜まった泥に眠る
虫の鼓動さえ聞こえるなら

蔓草の綱渡りをする
月の足音だって

するりと
耳に忍び込む

彼らのねっとりとしている涙は
さみしさで飽和してしまったせいだ
 ....
あるとき
あるやまに
一匹のくまが
すんでいました

このくまは
でくのぼうで
やくたたずなので
みなから
ののしられ
ばかにされ
つばをはかれて
いました

しかし
こ ....
美しい花で満たされた花束
それを手渡す時に
その人との架け橋が築かれる

しかし美しさだけで作られたものを
手渡すのが怖くなる時もある
これで築かれた架け橋は
実は幻ではないだろうか?
 ....
ああ見えていつも

甘いモノを欲しがっている人だった

それなのに結局

私が差し出したものは選んでくれなかった

だから あの夜飲み込んだ金平糖は

今もおなかの中でイガイガ ....
町中の人びとは耳から点滴をぶらさげ
線路の上は魔女で賑わい
雨がふれば毛取りおばばは仕事にはげみ
こんな世の中だからか
私にも不思議な力が宿ってしまった

思いもよらぬ電話が入り
会うこ ....
あなたのこと あなたの好きなこと あなたの好きなもの

時間の許す限り 私は考える

だけど あなたは あまり考えてくれてないからか

 いつも私ばかり話してる
ある日、夏が冬から雪を盗みました
夏も雪を降らせたがっていたのです
だからこっそり冬を盗みました
冬はそのことに気が付いていましたが気付かぬふり
をしました

やがて春が終わり夏を迎えまし ....
なぁ、サンタ。

俺は、いいこにしてるぜ?

何かくれても良いじゃないか?

いや、別にくれてくれなくて良いからさぁ。

幸せ返してくれよ。

アンタにいっても仕方ないけどさ。
 ....
星を讃えよ
僕はここに生まれる
輝くものを愛しみ
ひるむことなく
ここに生まれたことを
心の種とせよ
星のきらめきを見よ

空を讃えよ
僕はここにいる
目にするものを敬い
たじろ ....
花に埋もれても
目を瞑っても
きみの匂い
きみの居場所がわかる なんとなく
そういう人になれたらいいな

雨樋を伝う水音を聞きながら
きみが帰った後の玄関に
いつまでも鍵をかけられな ....
君の涙は太陽のカケラのように温かみを帯びていて
触れなくても、『そうだ』とわかるんだ


君はいつでも
私よりも、高い温度で
冷えた心をジワジワと
けれど確実に
温もりを帯びた色に変え ....
壁を自在に移動する窓
持ち歩き可能な窓

心臓に取り付けるための窓

蜃気楼だけが見える窓

窓硝子に詩を書くための窓
叩き壊しても何度でも再生する窓

脱け出すためだけの窓
忍 ....
パンをちぎる
その手で私は
鶴をおる

鶴をおる
その手で私は
猫をなでる

猫をなでる
その手で私は
ページをめくる

ページをめくる
その手で私は
小銭をかぞえる

 ....
とどける。せかいのどこかでいきをころしている君の
ために、ひとつのうたをとどける。君がなにものなの
か、だれにもしられていなくて、しられていないこと
は、みたことのないけむりのようなかいかんでも ....
この 響きの 深く 
清めた 場所で
流れる感情の帯 旗として 掲げ

密かに 掲げ 夜を見詰めて
この 夜を祈り通し

星をいだき
星をささえ

深まる 夜ごと 夜ごと
闇が静 ....
そこには廂のない
木々を見下ろすような
建物ばかりが並ぶから
欠けない月は
皮膚の下
脈打つ鼓動までも
見通す

懐で熱を吸い上げる
母から貰った
裁ち鋏は
銀色の筋をつけながら ....
きれいな心の人が書いた
きれいな詩は傷つく

死ななきゃいけないって言われてるみたい

あいしても
濁らないひとがいるのはなんでなの

何が違うの


心のきれいな人が作る詩
 ....
休園中の
誰もいない遊園地で
ひときわ大きく
一本のレールが
空に向って伸びている

カタカタカタ
カタカタカタ

レールの上を
ジェットコースターが
空に向ってのぼり始めた
 ....
時間がとまる
夢を見た

異様にほそ長い
横断歩道で
信号待ちを
していると
視界の右上が
黒くかすむので
気になって
空を見上げると

だ円が崩れたように ....
踊る人形
笑う人形
クロワッサンに
コーヒー入れて

鼻歌を歌い
タップダンス
おじさんが
四葉のクローバー持っている

おみやげのアンマン
おみやげのカマボコ
おみやげの風邪 ....
空をけずるおとのする 大風のよる
ふたりで二尾百円の鰯をたべる

おさないりーちゃんのいうことには
こんな風 神サンのおうち とばへんやろか

ピンクの箸で鰯の肉を運ぶ
りーちゃんの「神 ....
いつもの帰り道
ふと拾い上げた落ち葉一枚
何気なく火をつけてみた
火は少し燻ってすぐ消えた

その様子が切なくも滑稽で
急に笑いが込み上げてきた
木々にコダマする笑い声


ど ....
見上げると 
ひらひらと北風に舞う 
たましいのかたちをした 
まあるい葉が一枚
落ちてきた 

{ルビ煉瓦=れんが}の{ルビ椅子=いす}に座ったぼくは 
腰をかがめてそれを拾うと 
 ....
物差しを掌にかざして
向こう岸までの距離をはかってみる
助走を長くつければ
飛び越えれるかもしれない
あそこに停まっている船の乗員に頼んだら
一緒に乗せていってくれるかも知れない
それかこ ....
この世界はフェイクだ

それなのに

あの人の言葉を信じてしまった

私は正気(ばか)だ
今大空のもと
歌を歌う
涙を拭いて
クルクル回る。

すべてを忘れて
すべてを信じて
すべてを感じて
すべてを愛して

Open your arms
Open your hear ....
ぱいぷセンセイ
さようなら
センセイがふかしてた
けむりのわっか
ぼくだいすきだったよ

わっかの
まんなかをくぐりぬけて
ねむい朝も
けんかした午後も
ふられた夕がたも
ぼくは ....
あなたが空けた

あたしの穴


もうないよ
ふさがっちゃったよ

あなたが買ってくれるって
言ってたのに
買ってくれなかったから
あなたがくれたの以外
したくなかったから
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
おこぼしなかがわひろ...2*06/12/18 1:05
それしか出来ない山崎 風雅1406/12/18 0:39
繊細な耳ユメアト206/12/18 0:24
限無く尊厳に近い黙祷を煙と工場106/12/17 23:44
花束と架け橋紀ノ川つかさ8*06/12/17 23:32
金平糖の夜衿野果歩6*06/12/17 23:25
桔梗、枯れた長谷伸太106/12/17 22:56
nod[group]北大路京介8*06/12/17 22:49
春夏秋冬[group]葉上一依106/12/17 22:47
枕元の紙。狠志306/12/17 22:28
全てを讃えよぽえむ君15*06/12/17 22:28
ユメアト206/12/17 22:26
熱源渡邊永遠3*06/12/17 22:06
窓のカタログ塔野夏子15*06/12/17 21:59
リンゴ松本 涼806/12/17 21:21
とどける[group]岡部淳太郎12*06/12/17 21:18
この 響きのアハウ606/12/17 20:47
終末は白く光の中に5*06/12/17 20:44
フェンスとうどうせい...13*06/12/17 20:38
ジェットコースター沢村 俊輔406/12/17 20:06
時間がとまる夢なかやまそう006/12/17 20:06
お土産ペポパンプ2*06/12/17 19:46
鰯の話と神さんと六一介406/12/17 19:45
お家へ帰ろう優飛3*06/12/17 17:08
たましいの葉 服部 剛18*06/12/17 16:58
道程イヴ2*06/12/17 16:27
Real world衿野果歩2*06/12/17 15:58
目を閉じてペポパンプ3*06/12/17 14:08
ぱいぷセンセイさようならしゃしゃり306/12/17 13:10
・ピアス・はち206/12/17 12:41

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