私が わたしを愛するが故に


己の心の内を 限りなく素直に また麗しく


そして 透明で自然なものと化して 


音を 彩を 魂を導けたら・・・
黒カラス。
ゴミを漁りて世を乱す。
僕の出すゴミ見向きせず。
嬉しいような。
悲しいような。

階段で。
予想以上に足が出ず。
脛を打ち据え悶絶す。
疲れているなと慰める。
老いた ....
好きなのに
あなたに
言えなくて

愛しているのに
あなたに
言えなくて

はじめてキスした
ときめいた
胸の鼓動

あなたに
プロポーズされ
戸惑ってます

恋の予感 ....
起きたての薄ぼやけたひかり
ひとつまたひとつと現れては消える
いつもの窓から朝焼けは時をしらせ
人が死んだ世界で誕生する
彼にはそんなことはどうでも良かった

彼の名前は誰かに知ら ....
お香の臭い
お経の声
金の仏壇
果物のお供え物

お金を貰い
アンパンを買う
太る
散歩をする

全ての時間が止まる
無の時間
時だけが流れる
自分だけ立ち止まったまま
そうやって僕は 自分を押し殺して
「善い人」で君の側に居る
このままずっと君の幸せを願うのかな
分からないんだ
君は僕のことをどう想ってる?
一緒に居ることに慣れてしまって
でも苦しくて
 ....
ニキビひとつ
君を想えば

潰れてしまって
君への愛が
膿となって飛び出す
愛愛アイタタタタ

潰れてしまって
君に会えない哀しみが
膿となって飛び出す
哀哀アイタタタタ

 ....
 ボンネットの上で暮らしながら
 おれは浮き輪の目立つ格好をしている
 二酸化炭素が好きで
 画鋲がきらいだった


 クレヨンの先がつぶれて
 壁にめりこんでゆく
 ....
たいした事はしていないのに
アリガトウを言われた
すごく幸せな気分になった

少し手を貸してもらったから
アリガトウと言った
また幸せな気分になった


どうやら
アリ ....
私はこいぬにサワレナイ

こいぬはある日詩集に収められ
翌日は小説の頁の間にはさまっていた

こいぬはどこへでも出かけてゆき
街ではスピーカーから聞こえてきた

カメラを覗くと
かな ....
クロよ、力ある大地よ
お前はどこに潜むのか
ジュラルミンの光沢の
曲面的な不均衡のうちに
やすらうことなくトドマッテイルノカ
カルキが抜けた
瓶の水の
ユレル水面に
真っ赤に咲いたチン ....
リュートをかき鳴らす
あの燃えるような響きはどこに
自在のままに{ルビ弦=いと}を泳ぐ
あの{ルビ勁=つよ}い指先はどこに
歌はどこに
耳を澄ませば風が行きかうばかり で


目覚めれ ....
コバルトに染まる世界の
中心を求めて何も映さなくなった眼で
探し出そうと手探りに歩く
けれど危うい足許では
どこがどこのなのか判らなくて

この眼を摺り抜けて直に刺激する
体躯を走るは深 ....
愛しているという言葉自体には
愛しているという意味は無くて
貴方が喜んでくれた時
初めて言葉は輝きを放つ

ありがとうという言葉自体には
ありがとうという意味は無くて
貴方が笑い返してく ....
飛ぶ鳥の名前などは
どうでもいいことかも知れない


晴天をかもめ、
夕暮れには
からす

一応の名前で
呼んではみるけれど、
きっと何かが間違っている


かれらは一途 ....
「年末、神戸の美術館にでも行こうか」
と、くしゃみをした

背後から語りかけてくる壁面
こんなにも長い時間
いまだ定まらない気持ちを抱えて
美しさに焦がれる空間

中国茶を飲むベランダ ....
戦争のあとにはいつも
殺されなかった死体が転がっている
それが君の言うところの
正しさなのだろう

ぱたりと本を閉じる
車窓の外へと目を移せば
淡い色の田畑が広がっている

「次 ....
澄んだ蒼い世界
青春の色

車に引かれた君
蒼い世界に、
目の前で飛び散る、
君の赤い血。
あまりに綺麗で
見とれてしまった

死んだ君との別れ
瞬いて、涙

ミッドナイトに ....
聖なる夜には
あの家族の幸せを祈ろう


聖なる夜には
あの子供の幸せを祈ろう


聖なる夜には

あのひとたちの幸せを祈ろう



あの人の笑顔を思い浮かべよ ....
気づいていることに気づいた。



ただし根本はまだ見えない。




気づいていることに気づいた。
ただし崩壊はしない。
それは逃げだということにも、少し前に気づかされ ....
退色の花 割れた花瓶 滴る雫 濡れる宝石
廻りゆく日々 反射する光  笑む絵画と画廊
下らない話→建前理論 死ねばそれまで→感情理論

閉ざされた部屋から 運ばれる幻想
侵食してゆくは 束の ....
積み重なる年月の
日々の出来事は
何一つとして繰り返すことなく
情の起伏が不規則に
時の流れの中に
ゆっくりと沈められてゆく

積み重ねてゆく年月の
今日の想いは
何一つとして定まる ....
そんなに遠くない
あの脚が
空から下がる繰り糸で
奇妙なダンスをさせられる日は

とても近い
あの指が
地下から響く呼び声に共振して
読めない文字を綴り出す日は

きのうわたしを過 ....
人間皆はかなし

誰もが愛を欲っし

愛によって包まれ癒される

人は心愛を求める為に彷徨い

ゴールにたどり着くまで旅を続ける
しんやか。
しんやなのか。
ほんこんのしんやなのか。

もういっかげつもいるというのに。
このねなしぐさは。

けたたましいさいれん。
――だれかがじゃりをさらっている。

みみせ ....
雨上がりの花壇で
しな垂れた華の名前を
密やかな微笑で保つ
あなたの目は
揺れる天秤の彼方
雲の晴れてゆく影
映す土を見て 滑らかに
細められ 晴天から
いつか 豪雨になり
土を流す ....
 浮き沈みはあるけど
 詩を書くことは楽しくて仕方ない
 季節を文脈の中に刻み込み
 文字が絵を描くように
 新しい個性的な世界観を作る
 言葉が天から降ってきて
 ちょっと、スパイス ....
ストーブのうえで
かたかたと音をたててお湯が沸く
カルキ臭は抜けたけど元をたどれば水道水
だったそのお湯で
インスタントコーヒーを入れる
(特価980円のエクセラ)
明日の朝は8時から仕事 ....
あの曲が青色に聴こえた
今まで曖昧なオレンジ色だったのが
急に冷たく
研ぎ澄まされた
音に変わった

彼女は夕暮れ道を歩きながら
緑色の影を引き連れた

散歩代わりにい ....
はい、まずは
詩情を刻んでください。
そう、イチョウ切りです。
しっかり、一口大に
込み上げる詩情を刻んでください。

では、次に
ココロザシの皮を剥いてください。
ピーラーは敢えて使 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
詩ごころ南 翔5*06/12/26 19:36
笑って生きてそしていけ。もののあはれ24*06/12/26 19:27
詩 好きなのにsasura...2*06/12/26 19:26
キメラ406/12/26 19:24
心に平安をペポパンプ2*06/12/26 19:15
I am a good man.宙空 心2*06/12/26 18:53
ニキビうたゆうさく4*06/12/26 18:19
不安と絶望とおしるこカンチェルス...706/12/26 17:47
アリガトウ言えるかな?優飛6*06/12/26 16:58
こいぬ印刷屋106/12/26 16:24
ユーレイ006/12/26 16:02
石瀬琳々17*06/12/26 14:59
矛盾色色羽根屋敷AKiHiC...206/12/26 13:42
キャッチボール1486 1...13*06/12/26 13:37
黄金へ向かう鳥千波 一也17*06/12/26 12:31
美術館iloha4*06/12/26 11:51
1両編成Tsu-Yo2006/12/26 11:05
蒼い詩(死)ゆうさく2*06/12/26 10:06
消えないであさみ406/12/26 9:42
思行106/12/26 9:41
Peonia ed rosaルーファウス...2*06/12/26 7:57
これからの希望ぽえむ君6*06/12/26 7:15
未来についてのモノローグ[group]佐々宝砂506/12/26 6:57
Direct...8*06/12/26 4:46
ほんこんその1猫八百4*06/12/26 2:39
観ること及川三貴5*06/12/26 1:55
儀式山崎 風雅506/12/26 1:35
幸福についてのモノローグ佐々宝砂3*06/12/26 1:28
青色音なかがわひろ...3*06/12/26 0:52
ココロザシ・クッキングブルース瀬戸...306/12/26 0:30

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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