あの頃、私若かったから
それが恋だと気付かずに
空気ばかりを殴ってた

急に、昔に戻っても
結局あなたを前にまた
空気ばかりを殴るでしょう

「それが恋だ」

と気付く程度に
成 ....
八百の橋で連なり
水の都で西を語る
大声で
陽気な挨拶
大阪WAY

迷い道はあちら、こちら
どうぞお試しあらんことを
東には魔物が棲むという
憧れ抱く程度にしとき  ....
目覚めると電車の中だった
よく見てみると、この電車には扉がない
ただ小さな窓が、青い空、やたらと高い空を映している

私は初めて乗る電車だな、などと思いながらも
もしかしたら乗りなれている中 ....
苦い思い出 噛締めて 

どうにもならない過去を振り返っても 何も出来やしない


過去なんか振り返らずに 前だけ進めばそれでいい


口では簡単に言えることでも やっぱり振り向く ....
貴方と出逢ったのは 幸せのためだけではない


苦しみも 哀しみも 貴方から貰うため。


私自身を強くするための 壁を作るため 出逢ったの。


その壁のおかげで どんな小さな ....
今君の中にある「ありがとう」 今君の中にある「さよなら」

そんな感情たちのおかげで 僕たちはまた出逢い そして別れるのでしょう。

別れがどれだけ哀しくとも 「ありがとう」のキモチがあれば
 ....
旧校舎の
三階と四階の間の
踊り場の窓から覗く景色は
いつも違う
ことを知ってるのは
私と少女だけ

少女は
私たちと
制服が違う
遠いところから来たから
ただそれだけで
何か ....
母が苦手だった
僕のこと
何でもわかってるように言うから
イライラした

でも 
母と大喧嘩した日の夜
ムシャクシャして寝付けなくて
水飲みに降りた時
僕は 見てしまったんだ

 ....
灰色を塗りこんだ
空しい心の底に
降れよ 積もれよ

与えてくれた言葉
忘れたわけじゃない
閉ざしていた扉
少しだけ開いてみせたのは
君だったのだから

問うてくれ
責めてくれ
 ....
ラウリ・ラパラは
松の木を削ったらしい

そいつから比べれば
なんてことない
作業の筈なんだが

   気がつきゃ
   にらめっこだ
   また
   やんわらかい
   バル ....
静かに日常の歯車は廻り
その横で穏やかに影が出来る

平凡な毎日を僕はやり過す
意味もなく遠くまで足を運ぶ
風は冷たく僕に当たる

四次元(気持ち)の中で渦を巻き
愚かな夢 ....
オキアミ臭くなった手じゃぁ
硬くなった握り飯を
頬張る気すら薄れちまう

オキアミ臭くなった手を
イソメの汁のついた手を
ごしごしやったタオル取り出し
額の汗を拭いてみるが
あれよ
 ....
植物に炭素が良いからと、
畑に、ダイヤモンドをいれても
 ....
人、人並の生活ができれば
幼い日の貧しさも遠の ....
みぞれを吐き尽くした後の
灰色の空の中に、
ちょうど私のところから見れば
 ....
白く無骨な あなたの指が
真っ白な鍵盤の上を 滑るようになぞって
この世の何よりも 美しい音を奏でるように

いつの日か

あなたのその 無骨で愛おしい指が
あたしを 奏でる日が来るよう ....
元来虚弱なわたくしは
容易にからだをわるくする


くるしんでくるしんで
泥海の底をさまよっているときは
しぬのが悔しくぼろぼろとないている


たまに
よい気候と
よい体調にめ ....
終わる、と
ただ巡っていくだけのものに
あきらめにも似た終止符を
打ち続けて僕の数直線は
みっともない
姿をさらして

   次の巡りを待てないほど急いで
   どこに辿り着けた

 ....
RaReRuUhuuuu...
お願いだよ、たったひとつだけ
聞いてよ、あのねあのね

RaHaHaFhuuuu...
本当はさ、判っているんだけど
こんな姿にまさかね、なるなんてさ
も ....
そうさ僕らは地上のマグロ

動いてないと苦しくて

走っていないと死にそうで

泳いでいないと息すら出来ない

目的地なんて何処でもない ぐるぐる ぐるぐる 巡ってる
 ....
そういえば
愛していた名前を忘れました

みっともないなぁって
笑ってました

毎日毎日
ターンテーブルに向かって
韻をふむのです

そしたら
右と左が分からなくなりました

 ....
冬の大雨の日
どこからともなく
ノラ猫は家の庭にやってきた

近所では名の知れた
図々しく生きるヤツらしい
汚いから触るなと
大人は子どもに言い聞かす

力を失いかけながらも
木の ....
七人の敵と戦って 今日も無事に
帰ってこられた おかげさまでと
熱燗をつげば ウチのかみさま
ぐいっと飲みほし こてんと倒れ
そのまま 眠ってしまうのである
風に騙されないブランコ
煩いイルミネーション

急に君から降ってきた棘を
交わす余裕も無く
ただ浴びた私

寒さに震えていた体は
だんだん
君の体温に震えはじめる


頑なに揺 ....
なぁ、後何年だろうか。

何十年だろうか。

死ぬまで。

人は、死ぬために生きてるんだ。

って、言われたらさ。

結論を急ぎたい俺は。

どうしたら良い。

まぁ、恋し ....
開けた扉から洩れた
明るい光と暖かな風
重なり合う笑い声に縋ろうと
手を伸ばしてはみたけれど
扉は再び閉ざされた

戻らなくてはならない
約束の時間だ
あてがわれた場所は
ここではな ....
冬の朝のにおいだった
せいけつな萌芽だった
眩し過ぎるゆえ
疎ましくなるほどの

寒さは寂しさに似ていて
暑さのひゃくばい嫌い
おとうさん
おかあさん
そんな言葉では震えてしまう
 ....
マリンちゃんが入院した
急性虫垂炎だった
俺も六年生のときやった
たしか下の毛をそられたとおもう
うぶ毛だったけれど

マリンちゃんのあそこが
うぶ毛だったとは思わない
ただマリンちゃ ....
今夜は酷い夜霧だ
むやみやたらに出歩くと
街の真中で遭難してしまいますよ
旦那
今日の所は

この常夜灯の下で
霧宿りいたしましょうよ



『常夜灯の下で』 ―銀の夜を溶かして ....
ファーストフードのはずなのに
なぜかヌードルを売る店で
クスッと目で微笑みかける
あの娘

もうこの街も慣れっこで
右も左もわかるというのに
いまだに迷子扱いしやがる
あの娘だけは
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
あの頃chica6*06/12/27 2:43
大阪WAY[group]なかがわひろ...4*06/12/27 2:32
中央線P.B.306/12/27 2:31
sugar心愛2*06/12/27 1:31
幸壁〜kouheki〜006/12/27 1:20
生きる1*06/12/27 1:15
そこにある空夕凪ここあ5*06/12/27 1:08
母へ思うeris6*06/12/27 1:08
雪よ 舞え松本 卓也206/12/27 1:02
錬金術北村 守通606/12/27 0:48
風の通り道海月1*06/12/27 0:31
防波堤にて蜃気楼に弄ばれる北村 守通406/12/27 0:09
愛の同位体ネコ助4*06/12/27 0:08
子供へ3*06/12/27 0:05
お父さんの悲しさ1*06/12/27 0:03
impromptuウデラコウ3*06/12/26 23:31
いきているキゴショウ106/12/26 23:19
巡礼、あなたの髪のたりぽん(大...13*06/12/26 22:56
流動月灯屋AKiHiC...306/12/26 22:34
190cm106/12/26 22:31
韻をふむのですごまたれ17*06/12/26 22:22
冬の大雨ぽえむ君806/12/26 21:35
そろもん(晩酌の話)みつべえ406/12/26 21:29
メリークリスマスKeico4*06/12/26 21:20
死に急ぐ訳じゃなく、長生きするわけでもなく。狠志206/12/26 21:08
聖夜3*06/12/26 20:58
白雪かや4*06/12/26 20:39
マリンちゃんとジョニーしゃしゃり506/12/26 20:20
常夜灯の下で  銀の夜を溶かして蒸発王7*06/12/26 20:11
ほんこんその2猫八百1*06/12/26 20:03

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