付き合ってたって?

同窓会の席で唐突にきかれた

は? 誰と?
と 聞き返すと

詩の交換してらがったって
話 聞いてきたど と
興味津々の同級生

確かに 詩を見てもらった同 ....
届けられた手紙には
何と記されていたのだろう
やわらかく細い筆で
控えめに書かれた宛名が
真っ白い封筒に浮き立つ

切られた封の中から
かさかさと
枯れ葉を取り出すような
仕草で広げ ....
リリーの胸の鈴の音が聴こえてきたら、
それを合図に

背骨を軋ませる恨みも
誰とも話せない理由も
寂しくなくなる方法も
黒猫のリリーの面影も

とにかく今は引きずったまま
ゆ・こ ....
又 水銀を 飲む
銅の 流れ星は
悲哀ではない
強くなれ
偽善的な 台詞に
銅の 感謝
私達の 歌い手
そう 夢見がちな 人間達の 傍により
そっと 呟くのだ
「智慧遅れになりたい」 ....
正月を飾ること
それは時を飾ること
できるだけ綺麗に
できるだけ美しく
飾ってあげたい

正月を飾ること
それは時を迎えること
できるだけ広く
できるだけ多く
迎えてあげたい

 ....
朝、
雪が降っている
まっしろな空を見上げると
うそが
落ちてきたよ
つむじの風といっしょになって
転がって
そうして
通りゆく人びとのコートをかすめ
ふらっと
ぼくの背中を
貫 ....
ジョニーは青春したかった
青春てなんだ
俺に聞くなジョニー
今ごろ青春映画なんかに凝って

どうして俺にはそれがなかったのだ
それともこれからやってくるのか
その季節は

熱い思い
 ....
心の中の思い出の箱

消したい記憶も

留めておきたい記憶も

今まで生きてきた軌跡描いて

時々走馬灯のように頭をよぎる



振り払い

振り払い ....
仕事納めの年末に 
1月から他部署に移動するAさんと 
老人ホームの風呂場を{ルビ掃除=そうじ}した 

「 わたし家では掃除なんか
  ろくにしないんですよ〜  」 

とにっこりほほ ....
ナンセンスな民放テレビの娯楽番組に操られ
        傾きかけた「時」のなかを
    薄っぺらのシューズで散策している
  お主のシルエットは酔客そっくりだなぁ

   しかも脳血管に ....
どうすればねむれるんだ
(きみの顔をみずに)

どうすればおちつけるんだ
(きみの息がきこえずに)


どうすれば忘れられるのだ

去っていったきみを


つぎの恋がくるまで
 ....
ないよ、
とくにない
まったくない
と、いう事もないが

餓えもせず、
とりあえずは寝床もあって
飯が喰えたら 好しとしなけりゃ
テレビも見れるし、
女がいて
子どもが育って
ま ....
みずへらしのお仕事は
毎日毎日水を減らすこと
とにかくいろんなところを回りながら
どんな水も減らしてしまう

あの子が悲しくならないように
涙の粒を吸い取って
ごくりごくりと ....
静かに夜は明けて
眩しい光が辺りを照らす

その単調な繰り返しを繰り返す
嫌になっても変える術を知らず
心身が慣れるのを待つだけ

反発しても最後には諦め
感情を殺して思い ....
12月30日。
今年一年を振り返る。

毎年、繰り返される頭脳の働きおさめだ。

もちろん、1月1日の0時には、働き始めるので、頭脳に休みは許されないのだけれど。

毎年、毎年、この働き ....
とても恥ずかしいことなのだけれど
最新機種に慣れない私です

メールボックスの
「なかよし機能」なんてものに
今更ですが気づきました


嫌でも感じる初雪の冷たさに
「誰かさんは風邪 ....
あなたがその手の中に包んでいる
小さな小さな光が
私に大きな勇気をくれたから
ありがとうを伝えたいの

あなたは私の見えない物を見て
少し笑いながら手を伸ばすから
私はただ
どうしたの ....
帽子を覗くと
中には都会があった
かぶることも出来ないので
しばらく眺めることにした
頬杖なんてしたのは
いつ以来のことだろう
自分にも重さがあったのだと少し驚く
風変わりな光景があるわ ....
突然、
人間なんてららーらーららららーらー♪

フォーラムの
みんなが歌いだしたもんだから
あたまの中の空気は凍りつき
ザクザクと行進する
軍靴の音が響いてきた
かけがえのない
愛 ....
ソファに横たえた白い身体は
あまりにも細いので
私はキミを抱き締めたくなる
それはただキミの体温が欲しいから
私の体温を伝えたいだけの
言い訳なのですけどね

どこを見つめているのでしょ ....
終わりが見えないほど
想い続けた夜のこと
私の中で舞踏曲が
鳴り始めます

もはや私のためには存在しない
あなたも一人の人間であることは
間違いないのです

だから私は人間にではなく ....
星の言葉 降る降る
空の端から

投げかけられた 放物線
かすめていったひとかけら
こぼれて描いた その軌跡

ほんの少しを呼吸して
小さな夢を叶えるために
届くといいな 流 ....
桃の花が散って
春らしくなった
今は
桜が満開
これからは
いつだって
桜は散ることがない
何時だって何処だって
何処の国にでも咲いている

今年も
小面をつけて五穀豊饒を祈 ....
小さく微かな星の灯が
大地を照らすこの夜に
何も語らずその時を
佇むのみでいい

ゆっくり流れる川の音が
足音とともに響いてる
何も考えずその場所を
歩くのみでいい

その時にしか ....
 緑が風に揺れないでいる辺りを狙っても、届かないと思う石の重さが道の端からはずれ、影にしかならないコンクリートのはりつく斜面まで垂れ下がる枝の乾きかたを確かめながら削れた指先をしゃぶっては、ひそひそと .... ガキの たまり場で
酒をのんではいかん 煙草はやらん
けれども 未熟なものは魅力的だ
とくに夢が好きだ 全力をつくして
やぶれさる きみが好きだ
胸の奥底を突き刺す

あの時の届かなかった想い

尖りきった気持ち

傷つけてしまったことば


風が攫っていったのか

冷えこんで行く空に

張り巡らされた鉄条網から
 ....
重ねて 重ねて
たまに離れて

隙間に入る空気が切なくて

また重なって
濡れる唇


ため息が漏れる
窓が曇る

冬空の車内
唄を浴びてみた。

ケータイから流して。

シャワーのように。

目を閉じた。

頭から、どんどん濡れてって。

全身に浴びて。




唄が終わって。

体が冷えて ....
気象予報士があすは初雪がちらつくでしょう という
   案の定 夜になって狂いはじめた もがりぶえ
                (野良猫の気配か)
          近所の飼い犬が吠えたて ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
みられてた砂木7*06/12/30 14:50
秘密506/12/30 13:20
リリーas206/12/30 13:00
知恵遅れになりたい奥津 強1*06/12/30 11:43
正月を飾ることぽえむ君10*06/12/30 11:41
うそつきiloha7*06/12/30 11:39
ジョニーの青春しゃしゃり306/12/30 11:12
「 人生の軌跡 」椎名106/12/30 10:41
大掃除 服部 剛12*06/12/30 10:05
四行詩(抄)二十九信天翁206/12/30 10:04
どうすればキゴショウ106/12/30 3:03
何かひとことatsuch...8*06/12/30 1:38
みずへらしなかがわひろ...11*06/12/30 1:15
忘れない為に海月3*06/12/30 1:04
年末のイベントたち渡邊永遠206/12/30 0:30
今日のあたしKeico3*06/12/30 0:23
ありがとう[group]プル式7*06/12/30 0:10
都会たもつ2206/12/29 23:42
2006年大晦あおば5*06/12/29 23:40
憂。キミと私AKiHiC...506/12/29 23:38
舞踏三条麗菜8*06/12/29 23:24
「星の言葉」ベンジャミン9*06/12/29 23:06
ハンドクリーム・フォー・ア・ジェネレーションあおば5*06/12/29 22:43
すべてが綺麗に動いてるぽえむ君6*06/12/29 22:42
落葉佩慈の工人506/12/29 22:18
そろもん(若者の話)みつべえ1006/12/29 21:55
*降りそそいだ*かおる10*06/12/29 21:47
・唇・はち206/12/29 21:39
RandomRepeat。狠志306/12/29 21:12
冬ざれの唄信天翁306/12/29 21:09

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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