みちは
みちゆく
いろみちる
こみち
ちかみち
ぬかるみち
よみち
あぜみち
けものみち
さざなみちかきは
かみちぎる
そら
もゆるみち ....
このごろは配給が有っても
お砂糖はいつでもありません
サッカリンは身体に毒です
甘いものといえば
こどもたちには水飴がよいのです
川向こうの小母さんのうちにあるかもしれません
....
ましろい表紙の中心に
産み落とされた
原石の塊
見えない核に宿る(詩)に結ばれ
六つの方角へと
自らの背を伸ばそうとしている
( 遠天の夜空に燃える太陽
( あるいは明け方 ....
かいちゃんはくつしたが大嫌い
はかせても はかせても
脱いでしまう
そんなにくつした嫌かなあ
確かに裸足は気持ちいいけど
今は冬
君のあんよが真っ赤なのを
ママは見るにしのびないんだ ....
暗い回廊奧
瞑幻朦朧と觀するは
殤心の栄華
散り逝く園
參炎の蒼塋に
限り蕪き齡月を
念じれど
恐らくは
波鵺の愁
或いは虚雨
黒き煽動の睨眼
些細な時間 ....
きみ
(2000.11.19-12.31 @FCVERSE)
(1/2からつづく)
めいわくなはなし
うしのいろを
かえられ ....
「生きる」ということと
何気なく過ぎ去るだけの「日常」を
「=」で結んであげても
別にいいんじゃないかな?
存在証明だとか
未来への責任とか
不甲斐ない現状とか
色々と考えることもあ ....
カエルは泣いた、いっぱい泣いた。
茎を上り葉に隠れて泣いた。
それを見ていた小さな星たちは集まって
葉に溜まったカエルの涙を照らしてやった。
そしたら涙は石となり、重みに耐えら ....
圧倒的
壁
らしき詩。
それはたちまち
僕らを包んで
夜の闇へ
放り出す。
泣き声は聞こえないさ
"Don't forget me."
....
あの日子宮に辿り着いた時
私は多くの仲間を蹴落として
一人の女を犯した
彼女はとてもきれいな
色をしていたから
私は穢したくて
嫉妬していたのだろう
彼女と一つにな ....
いつの間にか
とは言っても気付いてはいるし
知っていることと、そうでないこととの狭間で
見えているものは見えている
遠天
空が遠くなった
うつむいて歩いても、どこかで触れているような気 ....
おまえは輝いている おまえは輝いている おまえは輝いている おまえは輝いている おまえは輝いている
おまえは輝いている おまえは輝いている おまえは輝いている おまえは輝いている おまえは輝いてい ....
心に穴があいてしまったのです
新年早々であります
イヤなことが続きまして
今年1年が思いやられるのです
悪夢を見ました
こぶしが血だらけになっておるのです
狭い部屋に押し込ま ....
救いたいんじゃない
救われたいんだ
救われたいんじゃない
苦しみたいんだ
苦しみたいんじゃない
考えたいんだ
考えたいんじゃない
感じたいんだ
感じたいんじゃない
超越したいんだ
....
あなたが私を食べたいと言うものだから
服を脱いで綺麗にクリームを塗りつけて
真っ白な皿の上に乗って待って居たのだけれど
なかなか来ないので
これじゃ余りに色気がないのかなと
レタスやらキャベ ....
きみ
目次
はんたいがわから
しんだふり
これっ ....
部屋の灯りは点けないでいて
貴方の顔が月に照らされ
星の瞬きが瞼の上で環となって
睫にはなぜか真珠の光
この手で拭ってあげましょう
大丈夫だと頷けるまで
私が傍に居てあげましょう
過 ....
指先一つ離れた場所に君は座り
{ルビ神経=きもち}を集中させれば触れる
だけど、心の中で触れる事を恐れている
一つになれば「いいこと」も「わるいこと」も同じに感じてしまい
お互いの心の ....
海岸線で仁王立ち
黄昏の中で物思いにふけっていた
荒々しい波音は聞こえるけど
目に映るのは水平線だけ
限りある未来
限りある世界
物足りないから
永遠と名付けた
海岸線でそ ....
「みそうどん」
大好きなうどんの
脳味噌和え
少し辛みがきいてるけれど
隠し味とでも思いなよ
ちゅるちゅるちゅる
冬場より夏の方がおいしいかもな
ちゅるち ....
死んでしまえ
そう誰かが言った
死んでやる
そう誰かが言った
命は一つだけで
生きていれば
確実に死に近づいていくのに
どうして 死ねと言える?
「死ね」と言われた人の
心を ....
{引用=
都会の蜃気楼の
果てを彷徨い
灼熱に目を痛め
渇きに潤いを失い
足を取る流砂から逃れて
あなたがたどりつくのは
砂漠のオアシスの中に揺れる
白いひかりの ....
焦らずに
焦らずに
道は長くても
道は消えたりしないから
道に沿って
君を見守る花がある
ゆっくりと
ゆっくりと
夢は大きくても
夢は消えたりしないから
夢に沿って
....
雪も降らないまま年が明けて
アパートの隣人は帰省したまま
窓の下のちょっとした幹線を
行き過ぎる車もまだ少ない
そんな夕暮れ時、あなたからの電話
あなたはもう恋なんてしない人
ずっとそ ....
終わらない八分の四拍子
午後の珈琲
立ち竦む十字路の真ん中
冬の匂いの真ん中でバイバイ
春の匂いを嗅ぐ前にバイバイ
季節の匂いに笑う
終わらない八分の四拍子
午後の珈琲
立ち竦む三 ....
キャッチボールとは
誰が言ったんだか
すごいイイ例え・・
メッセで
メールで
きみからの返事
待ってるぼく
詩の女神ちゃんに 大晦日と元旦くらい
あなたの くだらない詩は
お休みにしましょうと 言われたので
両日 朝から酒をあびるようにのみ
さっきまで 酔いつぶれていました
今宵は三日月か満月か そんな事は感傷家に聞いてくれ
貴女を思い焦がれるこの心をどう始末してくれる
ただ俺は貴女に逢い その身包みを剥がし 身体を重ね
貴女の生の声を聞きたいだけなのだ ....
スライムお前は
ぐにゃりとしてて
すねているようにも見える
ドロドロとあふれ出そうで
あふれ出ないもどかしさ
固まったまま じっとする
ああ憎たらしい
ああ憎たらしい
ワゴ ....
いのちの大切さって何だろう
きれいごとでは済まされないこと
野生の獣が弱い生き物を捕らえ
生きる糧とするように
人間だって経済動物と言う名のもとに
生き物のいのちを断っている
(ひとのいの ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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