ナナメ四十五度に構えて
人生を見据えている
そんな余裕なんてないんだ
だから そんなに
俺のやってることを
馬鹿にしないでくれよ
諦められないから生きてるんだ
諦められないからやってるん ....
お風呂に浸かって
六十兆の細胞を丹念に洗いつくす
明日消えるものには別れを
新入りの細胞には洗礼を

すべての細胞を磨き終えたら
今日も一日が終わる
さよならした細胞
初 ....
人生には終わりがあります
僕は君の言葉で生きます

恥ずかしい軌道をえがきながら
この時空の果てに墜落するまで

ままならぬ日々を踏みしめながら
常闇に全てが変わるまで

思い出を力 ....
雨が降ればいいと思う
雨が降ればいいと思う

泣きそうなわたしの上に
でも泣けないわたしの上に

雨が降ればいいと思う
雨が降ればいいと思う

涙の枯れたあなたの上に
あのひと ....
目の無い透明世界で、これから【跡】を残します。
 
貴方様や貴女様に、少しの何かを伝える為に。
 
ダージリンの香りだとか、うさぎの足跡だとか
 
裸寸前まで
脱いだ衣類だとかを。
強く願ったはずのことを
もう、忘れてしまっている
一年前の自分たちを窓から次々に捨てると
とても身軽になれることを知った
ポケットを裏返しても、もう
何も出てこない
ささくれがどこかに引っ ....
貴方の突きつけた言葉はナイフ

あたしの大事な部分をえぐる

愛でなくても

ただ純粋な遊戯でも

染み出た白い血を舐めて
幸せになりたかったと彼女は言った

たった二十三歳で、早くも全てを諦めようとしている

お前よりも苦しい人がいる

お前の五体は丈夫だが、あの子をご覧と人が言う

彼女にその声は届かな ....
翼は光に向かって
青空の中を
風に吹かれながらも
ひたすらに
羽ばたき続ける

見下ろすその海は
光を受けた
波と魚の群れが
きらめき瞬いている

翼は光に向かって
どこまでも ....
俺はちょっとした基地外ってヤツで
知ってるだろ
時々オカシクなっちゃうのさ
ガール
ガールガール

俺の世界を知ってるだろ
ピーナツバタージャムチキンツナサンドイッチ
山葵醤油辛子生魚 ....
ダビデの彫刻像を見たとき 

七割の日本男子が自信を持ち 和解を得たが
 
残りの日本人男性は火星攻撃を始めた

ダビデの沈黙は 僕らの沈黙

ダビデの横顔は 僕らの横顔

ダビデ ....
「明けましておめでとう 
今年もよろしく」

と キーボードに打ち込んだつもりが

「小鳥もよろしく」

と 打ち間違えてしまった。


何回やっても
小鳥、小鳥と、小 ....
本当はあれが欲しい

昔風の、赤いトースター

あれに、真っ白真四角の
スーパーのパンを入れて

しばらく待ってると
2枚一緒に
「パンッ!」と顔を出すのが
心憎いから

でも ....
      1

夥しいひかりを散りばめた空が、
みずみずしく、墜落する光景をなぞりながら、
わたしは、雛鳥のような足裏に刻まれた、
震える心臓の記憶を、柩のなかから眺めている。

(越 ....
大瀑布に転げ落ち、息つく暇もない速度で泳がされ、
意志は僅かな空気で安堵を得る。そんな時代がやってきたようだ。
火を点けられた尻をまくる術もなく、右往左往の猿が高見から飛び降り、
蓋のない大川へ ....
ちょっと、振り返ってみたくなっただけ。

ちょっと、振り返ってみただけ。


初詣の太宰府の橋の上。

過去の掛橋通り越して。

一人の淋しさ、感じた時。

もっと、強く抱き締め ....
あと一ヶ月で春になるんだ。知っていた?
本当の春はまだ先だよ。だって今年はまだここに雪が降ってないんだもの。
でも、そんなことどうでも良いんだ。
僕には春がくる。

春がきたら 君に会いに行 ....
青く光る宝石
透明で輝いて綺麗で
命を大切にする石
全てを吸い込む

悲しみも
嬉しさも
寂しさも
楽しみも

気持ちを全て吸い取り
石にしてくれる
素直に正直に
話せば、石 ....
いっそ 君を離さない為に 君を拉致して
縛り付け 自由を奪ってしまえば 一糸も
纏わぬものが恐怖に怯えて悶え 擦り切れ
た手足から滴り落ちる鮮血は 床に不可思
議なものを描写仕始めるで ....
冬の寒気が細く伸びて
岬の先のほうへ
鋭く尖っていった
遠くで生まれた赤土の丘が
最後に海へこぼれ落ちていく場所で
わたしの そしてあのひとの
フレアスカートのはためく裾から
なめらかに ....
今の瞬間を繰り返しながら
生き延びているだけのこの姿は
その小さな四つの瞳に
どんな風に映っていたのかな

幼い頃から何度も摩り替えつつ
一つを否定して一つを肯定して
いつしか永らえるだ ....
私には誰かから愛される価値はないのだろう
蔑まれて自尊心とやらを踏み潰されて
適当に萎えていくのだ

生まれてきてしまった

どう生きたって惨めで愚かで
二酸化炭素くらいしか
一人前に ....
RaRaRaRaRaRaRaRa
ReReReReReReReReReRe

Rを隣接していく
Rを生命の初頭に配置
Rこそが救いである

RiRiRiRiRiRiRiRiRiRiRi
 ....
山の中の湖は
冬の空を見上げていた
晴れた空は気持ちいい

葉の落ちた周囲の桜は
寂しいけれど
光がその分入ってくるので
むしろその方が都合がよい

うんと背伸びをする
湖面が揺れ ....
世界を箒で掃いていこう
チリチリチリチリチリチリ
地面の汚れ
ついでにあの娘についた
ガムのようなギトギトしたものも

アスファルトは剥ぎ落とし
棲家も小屋も全部なぎ倒せ
 ....
まだ遅い 朝に
ミントを少し

香らせて


最上級の糖分と

平凡な水で 溶くの。


溶けて 沈んだら

最後に
5文字をくゆらせて



そっと

僕に  ....
今日はのんびりと家族団欒だ

朝早く起きおせち料理を食べて

皆で箱根駅伝を見る

昔から箱根の山は天下の険

と言われるほど険しい山々が立ち並び

昔は温泉地、関所、 ....
おいお前
ビオフェルミンもってこい

ありがとう
オイラは少し病み上がり

おなかにいいからって
ゼリーはいらん
お前がいればいい

ありがとう
オイラは少し病み上がり

風 ....
耳を澄ませば夜の音が聞こえる
ああサイコーのBGMだよ
私の手にはシャーペンと紙
何かを書きたかったはず
もう夜に溶けてしまったけれど
ねぇメランコリィ
夜は長いね
実体のない
服を着ている
実在しない
山小屋に行く
実感のない
徒歩を続ける
ペアになる 裂けた服は路上に
点線が付いている 禁止 なにもかも禁止

禁止 禁止だよという声が聞こえる ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
「青春」を大声で謳歌するkei990+07/1/4 2:39
細胞日記[group]なかがわひろ...8*07/1/4 1:54
スザンヌP.B.307/1/4 1:23
雨よはるこ6*07/1/4 1:20
白い初め。飴森007/1/4 0:49
式典霜天1107/1/4 0:35
SとM衿野果歩307/1/3 23:54
氷点ミゼット3*07/1/3 23:51
翼は光に向かってぽえむ君8*07/1/3 22:11
ガールクライドガール虹村 凌2*07/1/3 21:41
【ダビデの星】穢土0*07/1/3 21:39
小鳥もよろしくまほし22*07/1/3 21:35
トースターうめバア607/1/3 21:32
不寝番—みずの瞑り  デッサン前田ふむふむ28*07/1/3 21:27
【道化】穢土1*07/1/3 21:24
人生の掛橋。[group]狠志307/1/3 20:42
春になったらウデラコウ5*07/1/3 20:28
青い石ペポパンプ6*07/1/3 19:37
限り無く病的な思惟南 翔5*07/1/3 17:29
フレアスカート片野晃司42*07/1/3 16:37
格好良い大人にはなれなかったけれど松本 卓也5*07/1/3 16:27
存在価値[group]さえ2*07/1/3 16:22
Rの手紙流希-Яuk...207/1/3 16:12
山の中の湖ぽえむ君17*07/1/3 15:44
箒雪なかがわひろ...1*07/1/3 15:36
愛茶山中 烏流207/1/3 15:36
天下の険Direct...4*07/1/3 15:19
病み上がりの詩ゆうさく2*07/1/3 15:16
真夜中のメランコリィfuchsi...307/1/3 14:13
ライン黒川排除 (...207/1/3 13:41

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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