こどものころ
よく聞かれました
大きくなったらなんになりたい?

わたしはいつでも
お菓子屋さんと答えたけれど
ほんとうは
ちがうの


わたしは
大きくなっても
なんにもなり ....
貴方ともう一度だけ

最後に



ワルツを




『最後にワルツを』


教師生活で
一番長く努めた
其の学校の廃校が決まったのは
年の瀬を過ぎてすぐだった

 ....
おはよう
いつものように自分に挨拶
心の中で声に出さずに
独りで目覚めた朝はいつも寂しさが襲う
誰もいない僕しかいない

まだ薄暗い部屋の中で
たまに深呼吸すれば
純白の ....
耳が
さっと
貝の形に
閉じ


夜が来た
黒目の
まんなか



星を
待って

い、る

さらさらさら
砂の



そっと開いて
花のように
 ....
髪の香りが永遠ならば
    わたしはいつでも夜を待ちましょう。
ささやきの苦さがひとときならば
    わたしは今でも夜になりましょう。

ルルリリ メルリ
    いとおしいのは あな ....
青臭ささと
独特の朽ちた匂いに咽ながら
竹林の脇にあった
枇杷の木に登ろうとして
足を滑らせた時に
竹の葉っぱや
枝の柔らかな土に埋もれそうな
汚い水溜りが
ゆっくりと沸いていた
最 ....
当たりくじを引いて大笑い
外れくじを引いても大笑い
犬に吠えられても大笑い
石に躓いても大笑い

笑う門には福来たるって言うじゃない?


さぁ Everybody let's si ....
笑ったらいい

空虚のなかに立ち尽くし 何も掴めない僕を

好きなだけ笑ったらいい

怒りなんて覚えないから





笑ったらいい

暗闇の中を彷徨い 何も見つけられない ....
{引用=


一、擬人法


かなしむこころではなくて
かなしみという言葉を覚えなさい

よろこぶこころではなくて
よろこびの色彩に詳しくなりなさい

問うことはよそ ....
昨日の夜書いた詩は
納得がいかなくて

でも破り捨てる事は出来ないから
結局はお蔵入り

お蔵に入ったが最期
決して日の目は見ないし
たまに読み返しては
ため息が出るだけなのに
 ....
世をはかなんでいるわけではない
もちろん絶望しているわけでもない

人を軽蔑しているわけではない
かといって好意的ともいえない

じゃあ中立かと言われるとそうでもない
でも決してゆるぎな ....
僕がここで倒れたなら
誰が助けてくれますか?
君がもし死んだなら
誰が涙してくれますか?

僕たちの歩いている道は
結局のところ平行線で
君の道と交わった途端に
すぐまたお別れだ
 ....
一度失われた熱は二度と戻ることがない

冷めはじめた心を隠しておくこともできない

ほんの一瞬のほんの一言で変わってしまうことがある

歴史さえそれを作り上げたのは偶然だ

いわん ....
*‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥¢‥‥‥★‥‥‥‥‥‥★
 全ての光を呑み込み、その美しい味を咀嚼する
*‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥£‥‥‥‥‥‥★‥¢‥★‥
 真っ黒の恍惚、ヴェルヴェットのジャケッ ....
シュガー 契機-タル、(Sui晶の)扉カラ 甘い虹彩の
誘惑、トゥインクルな目配せ 瞬く睫毛に朱を垂ル天の秤。

(I saw sweet sugars and storys in a bu ....
ちらちら舞う舞う
ゆきのこそのこ
あすふく風の そよぐ黒髪

かえるまい
いや
かえろうか
真白な空の
冷たい熱の 鳴く結晶

あやす涙を
すくいとり
手紙にそえて
あすへ飛 ....
※‥‥are you happy?‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥※
 薔薇、の 科す 苦痛の、香炉 夢-巣食う
※‥‥are you happy?‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥※
 架ノン式 の、意識 四季の、 ....
世界に千の悲しみがあるなら
わたしのたもとで
それよ止まれ

あなたが
やさしく眠れるように

わたしはどんどん無口になる
世界は
とてもひとりぼっちだ

世界に千の悲しみがある ....
薄命の子鹿が食べ残した枯葉なんか君食べられないよとぬかす紳士をちくわで撲殺した帰り道。ヘチマを百葉箱にお供えして満足げにため池に入水した姉の背中には薄黒いアザがあった。冠雪を記録した菩提樹の真下で逆立 .... 良かった
頭ごなしに否定されて良かった

鍬を振り上げるとその先端が夕日と重なった

そして不条理と不合理とカキ氷の違いが何となく理解できるようになった

君たちの言っていることが全くわ ....
東に その 稲は 埋もれている
私の 髪を 切れ
一束を 稲に 添えろ
やがて 月夜になり
方角は 星どもが 決める事
やけに 質素な 稲が 敬語を 使う
光が 東に 走る
巨大な 水平 ....
おおきなカバンはいらない

なるべくなら
手ぶらが
いい


気の向くままに街を

ゆかいなものに
流れるものに
みじかく綺麗にあいさつをして
気の向くままにときを

 ....
何もないところから
何かが生まれることはなく
何かがあるから
何かが生まれる

人がいないところから
人が生まれることはなく
人がいるから
人が生まれ
生活が生まれ
工夫が生まれ
 ....
愛情
温もり
優しさ
の鎖で
束縛したい
お年頃
弟がつり革になって
ぶらさがってる
白い輪っかのところなどは
良いつくりだった
揺れるたびに僕はぎゅっと握り
引っ張られた弟は
それでも痛いとは言わなかった
昔からそういう子だっ ....
宇宙うさぎはばかでかい
宇宙うさぎはくそちいさい

宇宙うさぎがたまごをうんで
宇宙うさぎ子がうまれ
宇宙うさぎ子がたまごをうんで
宇宙うさぎ孫うまれ
宇宙うさぎ孫がたまごをうんで
宇 ....
指導者殺しの裁判の争点は
今や罪ならぬ白か黒か

女の性と男の業か
それとも狂える心の罪か


指導者パートリィは
英雄になりそこねた男だった

二千の騎馬警官の指揮を執り
革命 ....
底の高い靴を軽快に鳴らす、冬の道には不適合
「女の特権よ」なんて、別に羨ましくもないし
赤いマニキュアをきれいに塗って
長い長い爪で次は誰の頬を引っ掻くんでしょうか

見えない見えない見ない ....
彼女の記した聖書には
全ての秘密が書かれています
太陽の秘密
世界の始まり
隣のあの娘の
行いまで

全ての秘密が書かれています

お金や権力を持った人たちは
こぞ ....
死んだ街で私は生まれ
死んだ街で
私は死にました

死んだ街には
たくさんの死んだ人たちが
住んでいました

死んだ人たちは
毎日毎日
仕事に行き
学校に行き  ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
こころの色ふぁんバーバ...10*07/1/10 20:37
最後にワルツを蒸発王12*07/1/10 20:17
朝を教える天使AKiHiC...307/1/10 20:10
[group]ふるる8*07/1/10 20:08
音のない部屋藍静21*07/1/10 19:58
正孔ねなぎ107/1/10 18:57
スカ1486 1...8*07/1/10 18:34
笑ったらいい207/1/10 18:14
小詩集【擬人絵図】[group]千波 一也14*07/1/10 17:12
苦悩?優飛6*07/1/10 16:57
畏怖4361*07/1/10 16:43
孤独の星2*07/1/10 15:59
感情論1*07/1/10 15:41
カーテン[group]六崎杏介1107/1/10 15:02
sweet sugars in a revolver107/1/10 14:52
小雪(こゆき)こしごえ12*07/1/10 14:47
happy[group]六崎杏介307/1/10 13:00
センチネルuminek...12*07/1/10 12:41
燃え尽きた上履きしめじ207/1/10 12:36
ここからまだ海が見えるP.B.3*07/1/10 12:22
田園であり 事実ではない奥津 強2*07/1/10 11:46
スケッチブック千波 一也13*07/1/10 11:35
その人が生まれるぽえむ君8*07/1/10 11:28
SMkei99107/1/10 10:54
車内たもつ1807/1/10 9:20
*宇宙うさぎのうた*知風207/1/10 3:57
*貞女カーラの裁判*207/1/10 3:41
piiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii無知アコ0*07/1/10 3:24
彼女の聖書[group]なかがわひろ...7*07/1/10 3:20
死んだ街で3*07/1/10 2:22

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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