春の空は水色にあかるい
真綿のような白い雲が
浮かんでいるぞ
白い雲はなぜ白い
無彩色透明の問いかけに
毅然として答えてやる
私の宇宙のまんなかに
悠々とお日さま耀いて ....
841 名前はいらない sage 2007/01/10(水) 01:25:23 ID:8W53HY0h
載せたよ。
少なくともこのような考えで詩を書くこと自体に恥じて欲しいよ。
84 ....
見ればただの形にも
深く意思が根付いている
轟く大気の右隅から
いつか彼らの神がやって来て
古い感傷を一新する
そばで見ている私は
戯れた瑠璃の幾変化
覗き込んだ
水が滴る空桟 ....
目が覚めたら また昨日
今日を何度も繰り返してる
だからオレは知っている
もうすぐコーヒーが飲みたくなる
そろそろトーストがこんがり焼ける
ジャムのフタは固くて開かな ....
車窓に映る
男の姿が
昨日よりも
薄くなっていて
山だか、海だか
分からない
暗闇の中の光が
街明かりなのか
船明かりなのか
分からないでいる
夜から朝へ
鈍行列 ....
「生」
飾りつけられた
私は
多くの輝きを
人という世界の中で
見せつけた
誰かに
伝う思い
流れ
掴めぬ物に魅せられる
仄かだ、仄かだ
....
人それぞれの顔が違うように
人にはそれぞれ持っている力が違う
同じ重さの石をもっても
重たいと感じる者もいれば
軽いと感じる者もいる
仕事だって、人生だって
同じ環 ....
あなたは
大きく
羽ばたけ
バード バード
まだ
間に合うから
飛んでゆきなさい
ぼくは
大丈夫だから
心配は
いらないから
飛んでゆきなさい
バード ....
わたしがあなたの支えになる
だから……
消え入るあなたの言の葉
残像は薄れ
残された香りも息遣いも
消えて行く
それでも
あなたへ
告げよう
ありがとう
工夫して
節約して
我慢して
それでも欲しいものが買えず
買うべきものも買えぬまま
苦労して
落ち込んで
叱られて
それでも人に認められず
行くべきところも行かれぬまま
何 ....
おしゃれな居酒屋に行った。
k君とfちゃんと行った。
俺の失恋その後について話し合う会の、
第二回だった。
四ヶ月ぶりだった。
俺がもう四月には東京へ行くんだって言ったら、
k君は知らなか ....
頭痛がするから
早々と寝てしまって
見たくもない夢を見て
寝覚めの悪い朝を迎え
腹立ちまぎれに
思い切りあけた
カーテンの向こうは
やたら透き通った青かよ
なにひとつ確信などな ....
眠りながら歩きながら眠っている
墓標を背負っている
曲がりくねった黒い道だ
まっすぐ続く赤い道だ
途切れ途切れの
滑らかなカーブそこへ続く道を
眠りながら墓標を背負いながら歩い ....
いつの頃からか
私の中に紅蜘蛛が
息づいています
最初は上品に
一匹だけがあなたのもとを
訪れたのです
あなたの爪から糸を引き
あの伝説の糸であると
信じさせようとして
....
不覚にも魅せられたが
不本意にも感動したが
たいしたことじゃあない
天ぷらそばの海老天に
舞い上がっているだけ
いや、あれはあれでいいか
上手いよ、 ....
好きな人ができた
付き合ってる人がいるのに
もちろん
その人とどうにかなりたい
でも
付き合ってる人は
世の中で1番大切
選ぶのは自由
相手を傷つけたとしても
こ ....
{引用=
遠い雲と雫が
まわり舞い
霧の匂いの頁に
痩せた流木が
書き留めた
風の足跡が届く
さびしさの果てに
信じるものは何 ?
歪ん ....
指の磨り減る夢の中に
のび続ける空
皺寄る滴る色の 落ち続けるにおいが
まだする まだする 短い指をふる
空が包む身体からは何かが出て行かないので
遠い壁の高さまで吊り上げられても いかれ ....
『ヨーイドンッ!』
した瞬間に全力でこける。
全力出した結果なので正解。
でも後ろの人に後頭部を踏まれたので不正解。
『グチョッ!』
新品の靴で吐き捨てられたガムを踏む。
他の誰かが踏 ....
今日は朝から
角を曲がる犬にたくさん会った
いま目の前を歩いているこの犬も
やがては角を曲がるのだ
君にその話をすると
頷きながら聞いてくれたけれど
僕がどれくらいの角を曲がってきたのかは ....
フランベルジュという剣がある
焔のように 刃を波打たせて
華美な装飾に身を飾った剣
きれいな剣だと思う
でもその実 本当は
相手を悪戯に 傷つけて 苦しめて 殺してしまう ....
あめのなかに
ゆきのまじる
ぶーげんびりあの
かねのねの
音のあまつぶ
しらゆきまじる
むすめはやらない
むすめはやらない
{引用=三つで病に
五つで迷子 ....
生きてるよ
生きてるよ
腹のそこから
寒くも無いのに身体の芯が震えていて辛いよ
冷たいものから暖かいものに変わる瞬間
暖かいものが冷えていってしまう瞬間
どうしてどうし ....
まっしろな世界が
360度見渡す限りの地平線が
この広いのか狭いのかわからない空間で
私は立っている
位置はわからないけど立っている
足のつま先にマッキーで自分と平行に線 ....
愛を求めたら
微笑を持って私に与えてくれた貴方がいた
誰もが私を裏切ったときにも
誰もが私を蔑んだときにも
誰もが私 ....
その中には いくつもの幸せがある
私の家族が 私を待っていてくれる幸せ
夜道を安全に照らしてくれる光のある幸せ
光の数だけ
ぬくもりがあって
....
虚ろに見える太陽と
しらけてみえる箒星の大晦日
除夜のねだけが遠くから
「時空」のかげを撫でている
としつきをいとおしむ悔恨がこだまする ....
山から駆け下る
細い川沿いに
置き忘れた人形が
初めての記憶
あまりに強い夕暮れが
記憶の中を暗い黄色に
染めて そして
歩いて返す道で
私は誰と一緒に
どうやってここまで
歩いて ....
ほら、あんなにさがしていた空が
ここにはたくさんあるじゃないか
気まぐれな
ときにはどしゃぶりで泣きついて
ときにはからっとした笑顔をくれる
ほら、あんなにさがしていた空が
....
死んでください
僕のために
桜が咲いてます
梅が笑ってます
餓鬼が泣いてます
大人が騒いでいます
死んでください
この世界のために
せつなすぎるよ
僕も死にます
雪雪雪雪
松ぼっ ....
4880 4881 4882 4883 4884 4885 4886 4887 4888 4889 4890 4891 4892 4893 4894 4895 4896 4897 4898 4899 4900 4901 4902 4903 4904 4905 4906 4907 4908 4909 4910 4911 4912 4913 4914 4915 4916 4917 4918 4919 4920
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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