ぽつりとここに佇んでる
えんぴつの先に揺れてる幻想
むすっとした彼女の横顔
君に送り続けるこの生命の熱
のんびり散歩に誘ったら
アクセスするよ、そっと君の手握り
ホッとす ....
唯一確かなことは
俺は墓標を背負っていて歩いている
あとは全部嘘だろうと言われても
反論できない
反論ったって嘘っぽい
でも嘘と真実とで分けるのって頭おかしいんじゃねえかと思う
水を水 ....
獲物を咥えたカラス
何処までも続く欲情空
8ビートのリズムで吹きすさぶ風?風
轟音が降り注ぐ地上の黄金楽土
渦を巻いていやがる
物心付いた時から焦点が定まらない眼球を抱いたまま
水溜り ....
君がすべてを照らす
太陽ならば
僕は君を包み込む
銀河になるよ
真っ暗な僕の中に
キラキラと輝く
君を見つけた
あの瞬間の歓びを
あぁ
伝えたい 伝えたい
太陽の頂に北極星
銀河を彷徨う小鳥
俺ん掌で身悶え小鳥
おぉ〜嗚呼
小さな小鳥・・・・・・
君が大好きなんだ
死人に膝枕をしてもらい、耳糞を穿ってもらう
あの世の音が聞こえるぜ〜 ....
もしも空がなかったら
空よりも広い
夢を抱くことができただろうか
静かに流れている雲は
どこから来て
どこへ向かうのだろう
もしも星がなかったら
星よりも遠い
想いを馳せることがで ....
かつて憧れと不安の色に澄んでいた若い空
いつから俺は俯いてばかりになったのか
いつからちっぽけな石を蹴るだけになったのか
黒い願い
黒く腐った願いを吸い取って今や濁り果てた俺の空
....
あなたの ぎこちない指先が
私の{ルビ感情=こころ}を熱くさせる
もっと もっと たくさん
欲望の赴くまま
支配するままに
いちずに ただそれだけを ....
ねえ聞いてる
聞いていない
ねえちゃんと聞きなさいよ
聞かない
彼女は歌唄い
彼だけのために
歌を歌う
彼女は歌う
誰にも聞かせない
美しい声で ....
もしもあなたがいなくなったら
ごはんなんていらないな
あるくことも
しゃべることも
おふろだって
はみがきだって
なんだって
したくない
もしもあな ....
1
僕が子供の頃
山は僕の遊び場だった
鬱蒼とした山奥の
社へと続く長い長い
杉の並木道を歩くのが
僕の一番の楽しみだった
ある日
苔むした大きな杉の下に
寂しそうに男が ....
ガムを噛んでいる
することがなくて
鼻歌を歌ってる
気分がいいからね
寒いから
ポケットに手を入れるよ
いつもポカポカあたたかい
僕はポッケに春を持ち歩いてる
散歩をしよう ....
1
「ログはフォーラム内に投稿されることがあります。発言者はログのフォーラム内への投稿に同意したものとします。」(リアルタイム会議室Aの説明より)
「雑談専用のためログの投稿を前提にしていませ ....
目がまわる夜
ごっつんこしながら
あったかいね耳と耳
でも
ふたりとも
言い忘れたことが
いっぱい
きっと明日になれば
きのうの話。ずっと前の話。
星の ....
日の光で目が覚める
時計は正確な音を刻み
私はいつものようにお湯を沸かす
全てはいつもと同じ
ただ心が苦しくて
大好きな紅茶の味も
ちょっぴり苦い
連絡をすれば
笑顔で来てくれ ....
パズルとは
なんじゃらほい
なんじゃら
なんじゃらなんじゃらほい
ほいのほいのほい
ほいのほいのほい
じゃらじゃらパチンコ金儲け
親父の頭は硬すぎて
じゃらじゃらしてたら ....
ヨ
ヨッ
ヨイショー
おっ
はっ
(菊が生んだのは大輪の王子
だったような でなかったような
....
道端に咲いていた花
私の知らない花
道草帰りの途中で見つけた花
私が好きになった花
薬にもなる花
私を照らす花
音を奏でそうな花
この季節だけ ここにいて
書けない御題を
前に置き
50題を歌にして
大きな声で歌うんだ
歌がなければ詩でも良い
大きな声で読むんだよ
大嫌いなあんな奴
お前のかあさんでべそだと
大きな声で叫ぶんだ
....
産まれつき金のラメに塗れてピカピカしていた
人の噂によると纏うピカピカは
俺が男から産まれた証拠で
母の全てを父が奪ったらしい
孤児が得たものは3LDkの砂場
暖かい地下室
....
あなたをすきになって
ことばにできないおもいをしった
あなたをすきになって
きもちのおもてとうらをしった
あなたをすきになって
しらないわたし ....
薄暗くて
静かで
エアコンがよく効いた
水族館で
きみは
狭い円柱状の水槽の中を
鰯の群れが
回遊し続けるのを
呆然と見つめながら
「なんか気持ち悪い」
って呟いた ....
そこのけ、そこのけ
彼女が通る
男前のあんたらも
富を振りまく殿方も
国を動かす権力者も
彼女の前に道をお作り
一人いれば可憐の花
二人そろえば羨望の眼差し、道が空 ....
バナナ♪
バナナ♪
バナナ ワニ♪
シガオ♪
シガオ♪
スガ シカオ♪
ワニ♪
男爵!
顎
説明!
可決、判決♪
カット、コマ割り、革命家
....
雪が来ないから だろうか
遠い対岸の君を思い出してしまう
風船のひもをつかむ かのように
手を繋ぎあった昼下がりのことも
雪虹を見た冷たい夕暮れも
私の影は黒いよね
青い光 ....
涙の影を追っかけて
バッタが海へ
笑顔の裏が知りたくて
クマは空へ
彼女の心を探りつつ
蚤は闇へ
不思議だね
自分が一番辛いと思ってる
不思議だね
丘の上には雲が流れ ....
君がくるぶしを噛んだら、透明な飴玉になったので、吐いて捨てた
ここの所は天気が良すぎる夜だから、天に向かって鳴らすべきだと思った
スピーカーを上に向ける。大きな文字たちが降ってくる
下降しな ....
ひとりきりの道がこわいの。
夜、さみしいと泣くたましいの声
漏れ聞こえないようにはりめぐらせた
はんとうめいの金網
あまえたいさみしさが引っかかって
ときどき血を流す((誰にも見えない。 ....
ほら夜の明かりがどろりと粘着質な桃色にひかっています。
あおいしろい灯り(今年の冬の流行色。有機照明のひとつにもなりはしない)が
一層この世界の汚さを浮き彫りにねえ。
きみのくちびる。粘着質 ....
そんなんで いいのか
もとめられている
ことばの うすさに
がくぜんとして
したを かんだ
4876 4877 4878 4879 4880 4881 4882 4883 4884 4885 4886 4887 4888 4889 4890 4891 4892 4893 4894 4895 4896 4897 4898 4899 4900 4901 4902 4903 4904 4905 4906 4907 4908 4909 4910 4911 4912 4913 4914 4915 4916
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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