ごらん、
と指さしてみる北星座
黙ったままの唇を花のように開き
言葉ではなく感覚で知るものがたり
静寂だけが支配する夜だ
暗い森を裸の足で駆け抜け
青い草いきれの洗礼を受ける


星 ....
仕事の愚痴が溶け込んだビールは美味しくない

悪意という名前のトリュフは胃腸の調子を乱す

抑圧するためのジャケットは安いが肩が凝る

恋するスニーカーは空を飛べるがいつか消える

 ....
えーぼたん
びーぼたん
じゅうじきー
せれくと
すたーと

・・・・

おろ、これ逆だわ

ばっくすぺーすよりいーえすしー
すぺーすよりえんたーきー

てんきーはなんかかくか ....
軽い映画
軽い音楽
軽い言葉
軽い恋愛
軽い物語

世間には
たくさんの軽いものが
溢れている

それらを否定する人も居るし
それらにまみれて生活する人も居る

私はどちらで ....
    


とんとん とんとん
リズムに合せてお野菜きざむ
今日のメニューは何にする
あなたを想う一人のキッチン
思い浮かぶは昨夜の出来事
包丁持つ手に力が入る

玉葱一つ微塵に ....
彼は眠りこけているが彼女は目覚めている。

息で曇る車窓の向こうは夜更けた雪国、
どうせなら洒落たペンションにでも泊まりたかった、
と彼女は思うけれど、
財布の中身を考えれば車中泊もしかたな ....
原罪は現在

今を取り巻く
世界の状況

みずから
{ルビ蝕=むしば}む

破戒の{ルビ慟哭=どうこく}

そして

無垢の{ルビ歎声=たんせい}

{ルビ蔑=さげす}む
 ....
怠け者 と 忠告されました。

遅刻魔 と 注意されました。

身だしなみに気を使え と 叱られました。

何だか 小言 言われて ばっかり

友達に言ったら 嫌な女 と 言われました ....
最近 良い事無いね って

君は言ったけど

良い事は 探しに行かなきゃ

だから さ

飴ちゃんなんか 食べてないで

良い事 探しに行こう

門限は 六時までだから

 ....

これは色ではなく
文字です
そしてそれは
人によって色が違う
ある人はペンキの赤を思い浮かべ
ある人は流れ出る血を思い浮かべるかもしれない

もしもここに
私が思っている赤を画像 ....
レイジという友人がいた
友人って何だ?
友人というより恩人か
恩人というより変人か

変わった奴だった
集団の中で良くも悪くも浮いてしまう人種だ
クソつまんねえ朝礼で
つまんな過ぎてぶ ....
オーイエー
言い終わった後に後悔してばっかだから
オーイエー
目薬でも飲んでみようかと思ったりする
オーイエー
とでも言ってなきゃ罪悪感で押し潰されそう
オーイエー
嘘をつくならバレ無い ....
君は失ったものよりもより多くのものを手に入れたと言う。

「よかった」

君は微笑んで甘い盲目感。
ぐろすぐりとねとりと光る唇で紡ぐあいのうた。

ほら、あたしはあなたがいなけれ ....
  思い出すためではなかった
  あの日 あの時 あの場所で
  明るい夏の陽を浴びたのも
  あのひとの横顔に
  静かでみじかい恋をしたのも



  語るためではなかった ....
湧き上がる想いに溺れそうになる

言葉にならない混沌の中に輝きを探す

ルノーの車やドンペリのボトル

ニューモデルのスキー板や君の笑顔

そんなものをずっとかき分け  ....
痛いの… そう言いながら僕は赤い線を付ける

寂しいの… そう言いながら僕は 画面の向こうを嘲笑う

お前の囁きに一喜一憂するのは真っ平だよ?

そう言いながら今夜もお前の囁きを探す僕は ....
遅い空に浮かぶ お月さまは おぼろ
ちりぢりの瞬きに戸惑いを覚えられましたのか
ぎこちなく上る
好きなんて曖昧
嫌いなんて曖昧

さっきまで愛し合ってても
今は憎しみ合ってる

さっきまで喧嘩してても
今は裸で抱き合ってる

偉そうなこと言ってるやつも
結局は汚いこと考えてる ....
もはやしとではなかった 

つまり藻は、
一緒に暮らしていた椰子と
買い物に出、
花を買ったのである。

苛々 )))
「ちがうちがう、
もはやひとではなかった 

あ、
しと ....
【一女】


今昼の行い
良人の夢に
現れぬことを
ひたに願う

この行い
一瞬の産物なれど
世にもおそろしや快楽は
我の内をひた濡らす

嗚呼うつろな顔を見 ....
静かに熱は冷めて
手足に気だるさを感じたのは
不幸とは違います

軽やかで楽しい日々にも
然るべき力が費やされていて
そのままで走る事なんて君にはできない

高低を全てと思うのは
正 ....
あぁいい天気だ
この場合は曇りのことをいうんだよ
南方海上はどうなんだい
ほぅ、いい具合な低気圧だ

空は曇って
風は冷たくって
よろしいじゃないか
あぁ 雨の匂いがするなぁ

や ....
発熱しそうだ


感じて

手のひら
あおじろい炎が
そこかしこにあって


ああ
ほんもの、だ


からだのどこかが叫んでいた


あたしはまた
しょうこりも ....
それは歌詞?
映画の題名?
幾度となく耳にしたような言葉

現実はなかなかうまくいかない

ほんの数パーセントだってことはよく分かってる
望みが叶えられることなんて
数パーセントすらな ....
一緒に笑った今日は
ただの思い出になったりしない
空っぽの話でバカみたいに笑った時間は
辛くて泣きたい明日を 一つ減らしてくれる


一緒にバカやれる最後の日は
笑った思い出を語って ....
アタマいたくなるまで
酒飲んでも
なーんも変わらねえ

それで 酒やめて
なんか変わるかというと
なんのことはない
結局 なーんも変わらねえ

だから
なんにも変わらなくていい ....
太陽が真上に輝くとき
私の影は死にました

影は本当の私でした
影が本当の私でした

私はいつも笑っています
笑っていれば許されます

影は時折泣いています
影は時に嘲笑います
 ....
こないだおれの足あとに
中2のときのクラスメイトがいたんです
宿題の貸し借りはできたけど
遊びに誘うわけじゃない
事務的な話をした程度の
かなり微妙な関係
「マイミク申請って 事務的な手続 ....
どうしようもない
奈落の底にすいこまれるような
欠落

人生に完璧はありえない
だから

欠落は
欠落のままでいい
闇が深いから
光はまばゆいんだ
やわらかにゆれる春
少し冷たい足の裏に
わくわくが止まらない

見渡すれんげ畑の向こうを
単線の汽車がゆく
わたしの知らないどこかとどこかが
つながっている

小さな花 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
夜の儀式石瀬琳々14*07/1/30 15:16
漱石ではないけれど436007/1/30 14:15
忠犬ハチ公シンドロームかぜきり107/1/30 13:40
軽い物野薔薇3*07/1/30 13:06
召しませ川口 掌5*07/1/30 12:39
創書日和。雪 【軍靴の響き】[group]佐々宝砂1107/1/30 12:31
うつつのつみ相良ゆう007/1/30 12:25
君には判らないだろうけれど[group]Anima0*07/1/30 12:10
てくてく、がさごそ[group]0*07/1/30 12:01
赤は何色?ぽえむ君9*07/1/30 11:47
レイジサナギ6*07/1/30 11:25
オーイエー虹村 凌2*07/1/30 11:04
盲目ぐろすぐりR107/1/30 10:07
夏の陽草野春心407/1/30 9:51
「湧き上がる想い」広川 孝治107/1/30 9:38
仰ぎ見るは孤独色した半月彌月1*07/1/30 8:00
今宵 お月さまは ひより3*07/1/30 7:36
人間kei99207/1/30 3:21
怒りの日atsuch...4*07/1/30 2:35
三人の女なかがわひろ...2*07/1/30 2:33
停滞線藤原有絵407/1/30 2:11
74、雨は降っているか? 【あめはふっているか?】[group]雨宮 之人1*07/1/30 1:53
火事1+*07/1/30 1:32
夢で逢えたらささやま ひ...6*07/1/30 1:18
あほダチへ哀音3*07/1/30 0:41
こむ2*07/1/30 0:39
私の影なかがわひろ...4*07/1/30 0:36
オレンジつばくらめ3*07/1/30 0:30
欠落渡辺亘107/1/30 0:13
れんげノスタルジア[group]さくらほ21*07/1/29 23:38

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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