桜色のバスに乗って染井吉野のトンネルを抜けて君の街へ行く
 トンネルを通る時花びらが風に乗ってガラスに付く
 運転手はいつもワイパーをかけてそれを退ける
 君には桜の花びらがよく似合う お ....
君は知性と権力を持っていて
だから私は君に惹かれたのかもしれない
実際私は君から知性を吸い取り権力を利用し
君を捨てて君から逃げた
あどけない私自身も置き去りにして

君がお金と美貌を持っ ....
みんな

優しいのかな?

それとも

自分に厳しいのかな?


誰も言わないから

僕が言うよ


とりあえず

自分のことは

棚にあげさせていただいて

 ....
……誰か来る!
大丈夫、このサイズなら絶対にバレっこないさ
シッ 美輪さんが起きちゃうよ!
潜入するとしたら、やっぱり入り口は耳の穴なのかな…?
霞んでいく景色の中
手を伸ばしたが
届くことなく
落ちた

暗闇の中
もがいてみるが
水のようにすりぬけて
何も掴めない

痛みに目が覚め
大きく手を伸ばし
世界を確かめた
 ....
たくさんの曲が最後の練習を迎え
本番を想定したリハーサルも終わった

降り積もる終わりたち

その言葉は決して否定的なひびきではなく
ひとつひとつ踏みしめながら昇る階段のように
 ....
ほしいもの
それはお金でもなく
名誉なんかでもない
ほんの小さな手だけでいい
温かみのある誰かの手

ありがとうと
軽く振ってくれる手
がんばってと
応援してくれる手
大丈夫だよと ....
星の営みとしてそれは
いつからなされていたのか…
終焉と誕生の
繰り返し、そうそれは繰り返し

灰の中から
もう一度炎が上がるような
終わりながらそれは
終わらない永遠のループ

 ....
君は よく泣く

殺人事件を見て

御飯が おいしいと言って

芸能人が逝去したことを知って

赤ちゃんが 産まれた事に

車に轢かれた 猫を見て

恋愛ドラマを見て

わ ....
例えば

空が綺麗だったり

ほれぼれするような景色を見たり

かわいい犬に出会ったり

優しい人と触れ合ったり

和むような光景を見たら

教えてね

僕は 狭い世界の  ....
一つ一つの過去というピースは

あなたのジグソーパズルに
必要なかったのかもしれない

でも 少しでも穴が開いていたら
それはあなたではなかった

たとえそのピースの色が
 ....
{引用=





くぼんで不可解な高みから
海の影が降りてくる
闇と光の間の道を
さざ波のように辿りながら

 真実は無限の中から
 選び取るもの
 それは賭けの連続

 ....
    
    書架を巡って十代で命を絶った少女の著作にぶつかる度、
    心の中で「勝った」と思う。
    お前は負けたのだ。
    感性は年を経る毎、磨耗して行く。
    この ....
 雨期に入った頃 舎衛国の祇園精舎で安居が開かれた 安居が終わってお釈迦様はカピラヴァスツに立ち寄り コーサラ国王波斯匿王の訪問を受け 最後の伝道が王舎城から開始されることになった
 故国を急襲する ....
昼時とはいえ、冬だというのに大変な暖かさだった。
コンビニエンスストアで買った500円未満の弁当を手に持って、ベンチに腰を下ろす。
さすがに、風が吹けば体は凍える。冷たい空気は固まっている。

 ....
                2007/02/03

午前中にテニスをしたら
恰好良いんだよね
そんなことをいって笑う君
テニスは下手なんだね

高校生にもなって
テニスが下手なんて ....
いつも手探りなのだろう 最初の灯りを灯すひと
夜の気配に気がついて 最初に帰り着いたひと
それが何処かは分からない
小さな灯りが消えないうちに 火がおこせるとは限らない

最初の灯りを灯すひ ....
学校の中へ
夕焼けの進入。
黄昏ロマンス

掃除終わりたての匂い
反射する水浸しの地面
まだ少し
絞り足らないぞうきん

とくとく
静けさの中にも
かすかに僕の鼓動の音

と ....
早よ目が覚めて
あんたはまだ寝てて
多分まだ何時間かは起きへんやろから
わたしは冬と、朝を歩く

あんまり寒いから
記念に撮っとこうと思って
カメラ向けたけど
恥ずかしが ....
少年



少年が何時までも
憧れ続ける王様のナイフ
無駄に華やかで
切れ味は直接死

王の象徴
少年達は夢を求めて
人を殺める
全てが許される
王様のナイフを求めて

 ....
きっと今年は
お前の爪が
茶色いチョコに
塗れて汚れる
何て事は無いだろう

いや違う
あって欲しくない
そう思うのさ
それは
悪い事かね

愛してるだの
好きだの
離れた ....
よォ
どうにかなんねぇのかよォ
この世界ってよォ
何処行っても戦争ばっかじゃん?
何かさァ
世界平和って言うのォ?
そういうのマジで心の底から願うっつーかァ
お前の事好きになっちゃってさ ....
風邪をこじらせて肺が重くなった

冷たいシーツの端を
そっと爪先で手繰りながら
冬眠するみたいにとぐろを巻いた
暗い明日の叫びを
遠い意識で聴きながら

目が覚めたらシマウマだったので ....
ラフメイカーも帰った後に
泣きたくなったらどうすりゃいいのさ

って
流石に俺も
涙のこぼれる音は聞こえないから
出来る事なら呼んでくれよ
そん時ぁすぐに駆けつけんよ
それが無理なら電 ....
鼻毛出てるよと言われた。
まあいずれにしろ出ていたので善しとした。

体調の悪そうな亀みたいと言われた。
まあいずれにしろ亀は好きなので善しとした。

あなたっていつも煙草吸ってるねと言わ ....
どうもさっきから耳鳴りがするんだが
耳の中を覗いてみてくれ

おいおい
俺が墓標を背負っている男だからって
こんなもん期待すんなよ例えば

サーカスのブランコ乗りが
星屑の中で行ったり ....
その場所に汽車が走っていたのは
私の思い違いでは無く
私は
父を思い出す

そして

その場所に
再び
足を向けた時に
潮の匂いに塞がれていた

鉄パイプで組まれた足場の上には ....
届けたい想い 風に乗せて飛ばすよ

   遥か遠く 地球の裏側まで
            この想い届けたい


 昨日 叶えられなかった夢があるなら
  星にお願いすれば良いさ

 ....
             名前:加藤




1.

くだらない妄想は
もうやめるんだ
お前には立派な16センチが
ついているから
貫いてゆけ


2.

金色の火がみ ....
私の空
君の空
私と君の空
今まで遠かったものが
近くなる

私の夢
君の夢
私と君の夢
今までバラバラだったものが
一つになる

私の喜び
君の喜び
私と君の喜び
今ま ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
君の街まで桜色のバスに乗って[group]はじめ3*07/2/4 0:09
かなしい境遇九谷夏紀507/2/4 0:05
聞き流してー那人007/2/3 23:51
無題1*07/2/3 23:45
頭痛優羽3*07/2/3 23:33
終わりを生きる青の詩人5*07/2/3 22:50
とても小さい手だけれどぽえむ君19*07/2/3 22:45
76、再生 【さいせい】[group]雨宮 之人4*07/2/3 22:32
そして、僕は泣けないんだ[group]Anima1*07/2/3 21:21
清浄なだけじゃ、足りない[group]1*07/2/3 21:14
選択鼈甲6*07/2/3 21:07
海からの影まどろむ海月4*07/2/3 20:33
棘のある指ミゼット3*07/2/3 20:07
入滅はじめ007/2/3 19:52
”間”を失う人類を、助け出そうと温暖化は進むブライアン1*07/2/3 19:49
立春あおば5*07/2/3 19:30
手探りの灯り小池房枝1107/2/3 18:18
サンセットトイレットゆうさく2*07/2/3 18:03
冬と浮気なかがわひろ...1*07/2/3 18:00
King and Knife流希-Яuk...107/2/3 17:58
三ツ星乃爪虹村 凌2*07/2/3 17:48
地球破壊爆弾5*07/2/3 17:35
白黒写真(シマウマ)[group]士狼(銀)10*07/2/3 17:21
愚者のジャックナイフ虹村 凌1*07/2/3 17:15
まあいずれにしろ。もののあはれ43*07/2/3 14:34
耳鳴りサナギ3*07/2/3 14:20
こどんのかげねなぎ007/2/3 12:58
風と星明香璃307/2/3 11:51
宿題の詩加藤泰清007/2/3 11:43
私と君の…ぽえむ君10*07/2/3 11:26

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