とにかく
自分の運勢が悪かったので
占い師にみてもらうことにした
これまでの自分の生き様を語る前に
その占い師は
ことごとく自分のことをいい当てた
この占い師は本物だ
占い師の言うことに ....
-永遠-
大地も
地球も
太陽も
宇宙も
その輪郭にすら触れられないもの
-人間-
刹那の命と
僅かな知識で
神の掟に逆らおうとしている
…そして力 ....
ねえ
あなた一度だって
私の名前を
呼んでくれなかった
ねえ
あなた一度だって
私の名前を
叫んでくれなかった
少し肌寒い夜に
あなたの中にくるまってると ....
僕に孤独の苦しみによって死の世界に近い世界に引きずり込まれそうになる
苦しみの要素は母に語ったことで無くなった
詩を書くことを止めそうにもなった
今は回復している 正常な思考でキーボード ....
母親を失った幼星は甘えるように月に寄り添っている
両親のいない幼星達は人間達に飼われている
夜になると空へ飛び出し
同じような境遇の星達と新しい星座の形なんかを考えて遊ぶ
毎日が満 ....
夢の中にいた女の子に恋をした
夢の中に出てきた人達やものは目が覚めると死んでしまう
でも夢の中にでてきた女の子だけは生きている
この温もりが凍えた僕を暖めてくれる
僕は生きられる
....
曖昧だ
曖昧だ
あーいまーいーだ
私の位置がそもそも
曖昧って
いうの
と
喉に焼け付く
胃液の味を堪能し
駅のトイレの水を流す
涙
うずうずと流れ
あの星
美しいわ ....
時にその音は安らぎを与えてくれる
時にその音は虚しさを与えてくれる
空に音を響かせながら
心に音を響かせながら
全てを洗い流してくれるように
全てを洗い流してしまうように
夕暮れの街へ帰る人は嬉しそう
オレンジ空の向こうで待っている あの人に
逢いに行くのだそうです
あなたとの出会いを運命と呼ぶのなら
それは綺麗過ぎるのかもね
こんなにも分かり合えるのに
互いを騙しあって
こんなに傷つけ合ったのに
それでも愛しくて
永遠なんてないとあなたは言うけど ....
物語を聞いてしまうと
彼女は不満げに頬を膨らませた
小さな手がタオルケットの端を
強く握っているのが見えた
硬く白くなって
欲しいものを手に入れられない嫉妬に
震えている
だから
....
この世界は因果関係で成り立っているのかもしれない。
私が正しい・・・君が正しい・・・あの人が正しい・・・
立場が違えば考えも変わるし答えも変わる。
正義が悪になり・・・悪が正義になる ....
この重い愛で
沈んでいきたい。
この愛の重みで
死んでしまいたい。
2007/02/10
ぶり大根のように
生臭くて
柔らかい物が好きなんですよ
歯がないお年寄りのように
笑顔を漂わせて
見知らぬ人が挨拶するから
....
雨の中、電線に止まって動かないカラスを僕は見ている
君はそんな僕を見ている
カラスは無言で、僕も無言、そして君も無言
しばらくしてカラスが飛び立って、その姿が視界から完全に消える
ぼくは、ゆっ ....
憧れは遠く遠く
置き去りのままの夢を追う
呟いて転がしてばかりで
行動に移さない僕は
全てを他のせいにしては
仕様がないって諦めてるんだ
どうせ、が口癖になって
本 ....
伊勢の南島町
漁師の友達の両親
おばさんは嫁いでから
一度も休みがない
その息子 親友 純 日本人 世界中を回って
ハワイにたどり着いた波乗り くらげに襲われて
....
親の顔なんか記憶にない
物心ついた時からこの
薄暗い施設で育てられて
周りの子たちとも全く馴染まず
一言も口を開かないまま育った
だから自分の声がどんなものか ....
見て欲しい。
好きだから。
あたししか周りが見えなくなるくらいに見て欲しい。。。
もっと、もっと、もっと・・・
でも、見ないで。
帰りたくなく ....
どんな 道端に咲いてる花も お花屋さんに 並べられてる花も
人の心を 和ませてくれる
時には どんなに輝く 宝石よりも。
公園に咲く花の 花びらを一枚ずつ 数えて願い事を
した ....
私とあなたの名前はクローバー
たった一人の願いを叶えるために
生まれてきた
隣同士にいつもいるあなた
泣きたくなるくらいの
優しい気持ちになる
誰かの願いを叶えるために ....
せっかくあてたパーマが
あまりにも不評だから
八つ当たりしたかったのに
?俺は好きだけどなぁ?なんて
ぼそっと言うから
もうどうでもよくなって
それくらいあなたの事
好き ....
薄い 薄い
一枚の透明な膜
それが
世界と僕との
決定的な境界線
厚い 厚い
一枚の屈強な壁
破りたい
越えたい
壊したい
でも出来ない
....
なんだか少し、変なかんじ。
君はもう少し、冷たいし。
でも、
上手く出来なくていい。
甘えておけばいい。
でも、
微笑んで見つめられるほど
あたし ....
菜箸見て どきっとした
箸を口に持っていく 遠い親戚の男の子
そんな孫を 止める 祖母
そんな我が子を 止める 母親
髭だらけの 母の叔父
白目をむいた 母の叔父
....
少々、収縮
己の、欲求
エゴイズムで壊した未来
プライド、無料
スマイル、有料
私の指先だけで屠れる
君のすべて
私に笑ってよ
君が笑ってよ
君が幸せなら、私だって幸せだよ
....
2007/02/10
頸のない手足と
頸のある手足の
ご神体があった
頸城 ....
新しいページを開くと
本は一羽の白い鳥となり
窓の外へ
飛んでいってしまった
カーテンを揺らす
やわらかい風に吹かれながら
日曜日の公園へ集まる
たくさんの本たちのことを考えてみる
羽 ....
エレベーターの中で
「開」というボタンを押すと
涙が止まらなくあふれ出た
何かを受け入れるということは
何かを拒絶することと同じくらい難しい
一人またひとりと乗り込む人を
か細い指で支えな ....
貴方が嫌なのではありません
痛いのが嫌なのです
貴方がナイフを私に向けようと
貴方が嫌なのではありません
痛そうなのが嫌なのです
貴方が撃鉄に指をかけようとしても ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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