遥かに遠くに満ちてゆく、夢のような泡立ち。
その滑らかな円を割って、
弱くともる炎。
最後のひかりが、睡眠薬のなかに溶けてゆく。

みどりで敷きつめられた甘い草原。
潤沢なみずをたくわえて ....
想い出が散らばる机の上で
昔の色で塗られた 地図を広げよう

君が指す国の名を 僕が当てて
僕が当てた国の言葉を 君は流暢に喋って

僕達はあまりに小さい国の中に
未来を詰め込むんだ
 ....
何を遣りたいのか判らないって
言い続けてずっと独りきり
部屋に篭ってカーテン閉めた
テレビに映る事件現場
どうしてあんなに人が群がってるの、

部屋にずっと居たって何も変わらない
何も新 ....
鍵盤を踊る細い指
憂鬱音
絶望音
情熱色の希望音
そして、一瞬の隙間に入り込む無音を
あなたは奏でる
その音にわたしは踊り
狂い、そして切なさに悶える
わたしは音に乗る ....
深く 深く 飲み干して

ボクだけに効くmedicine



時計の針が私を攻め立てて

朝に放り込もうとするたびに

ボクの心は

不安定に傾く

朝日なんか射さな ....
しゅわしゅわ

最初の君は
刺激が強すぎて
ちょっと飲みづらい


しゅわしゅわ


ちょっと砕けて
君の思い程よく抜けて
飲みやすくなった

しゅわしゅわ

裏切りと ....
バウムクーヘン食べるんか。
バウムクーヘン食べるんか。
あそこの美味しい店のな、
バウムクーヘン食べるんか。
母さんが買ってきたのになあ。
母さんに黙ってな、
そんなことしたってお見通しや ....
夢は人であり
人はまた夢でもある

風は詩であり
詩はまた風でもある

絵は文字であり
文字はまた絵でもある

生は死であり
死はまた生でもある

音は色であり
色はまた音で ....
陽射しが緩む毎日に
空が
ひとつ
忘れ物をしました

宇宙まで透き通る空は
あおい色を
キラキラ煌めかせて

風に総天然色の花を
ふりまいていても

コートの襟を
かき寄 ....
{画像=070217002346.jpg}
{引用=





静かに淡く
空ゆくものに
虚ろな金具は外れ

風と海のはざまに
夢と現は映る

速い羽を携えた
雲の音は ....
笑いあえる友達が居て、



愛してるとか、どうでも良くなった。



ただ単純に…純粋に…好きであれることが…



それだけでとてもとても嬉しかった。

それだけでとて ....
山田くん家の猫が 一度だけ
家出をしたことがあるという

猫である以上 それはきっと「さが」ってやつ
なんだろうけど

山田くんは とても おろおろしていた


「すぐに帰ってくるよ ....
奪われて

盗られて

何も無い

無様で

つまらなくて

不恰好で

無味乾燥で

滑稽さもなくて

それでも 生きている

不思議で 仕方ない事だけれど
 ....
            逸れて
 
            墨糸が口付ける
            臨界

            場を
            逸れて

     ....
背中国の背中法廷では
今日も背中裁判が開かれている
背中!
裁判長の素晴らしい判決に
原告も被告も
手をとり歓喜の涙に
背中を震わせている
背中国の人々の背中に当たる日の光は
 ....
この方法しか見つからなかった
嘆く
なんて合理的でなく
なんてつまらない

何故、殺さない。
私の中の獣が問う
ただ諦めていないだけだ。
そう答えてみる
だが諦めているのかもしれない ....
小腹が空いたから冷蔵庫を開けたら
美味しそうなプリンが目に飛び込んできたから
手に取りスプーンで味わっていたら
バスタオルを肩に巻いたあなたが
「プリンはどこ?」って聞いてくるから
「あれな ....
  

今日 

雪 

降って 

消えた




ことばは

とんと

降って 

こない







今日 雪 降って 消えました

 ....
ゆるぎない願いは炎の如く燃え続けている。

いつまで続くんだろう。
この道は。
そろそろ歩くのも面倒になってきた。
自分の周りは漆黒の暗闇が、でこぼこ道を飲み込んでいる。

後ろを向くの ....
水色の
セーターを着て 姉は
蛛形類の姿態

冬期臨時急行列車は
ぼくらを冷凍魚にする



シガレットの灰
つぶれたチューブ
青と赤だけの平行線

海の ....
おそい夏の日の海岸に
光が二筋 射し込んで
無人のボートが沖合いへと流されてゆく
それを呆然と眺めている
あの少年は一体誰か

ぼくの寝室の壁には
一枚の記念写真
姉が首 ....
カフェの窓辺の席

ぼんやりと外を眺めてた



交差点を行き交う人々、車



ガラス越しに

水族館の魚を見ているよう



水族館の魚たちも

人間たちをじっ ....
真昼の空に白い月

目をこらさなきゃ 見えないの

目をこらしても 見にくくて

まるであの人の心、みたい

真昼の空に白い月

白い空の白い月

それは

見えないけれ ....
あのね

くろっかすの花が咲いたよ^^

あなたからの電話が

あったとき

くろっかすの花が咲いたよ^^

早くあいたいって

くろっかすの花が咲いたよ^^
おませでおしゃまなペチカ

今日もお気に入りの白のワンピースで

白い花が満開の花畑に冠を作りに

僕はこっそりその後について行く

たくさんの白い花に囲まれて

綺麗なものだけを ....
すべり落ちる涙が軋む心のひびに落ちる
染みて 痛んで 傷んで いたむの
眠れぬ夜に抱かれて 戯れるように
鳴くように歌いながら
古守唄の優しさで また私は私を傷つけてる

ねぇ 今 君はもっと痛いので ....
可愛い女の子に出会う機会も増えてきた

季節も春が近ずいてき

僕の心に春が訪れるのも近いだろう

長い間彼女の方もブランクがあるが

昔はよくもてた方だし

ルックス ....
ああ、冬の日に

ぼくはあなたと失いたかった

夜の海をゆく

フェリーの三等室

垢にまみれた

蛍光灯に照らされ


ああ、焦りのような

遠いこころを見つめている
 ....
妖精に満ちた部屋に
姫は住んでいる
王子を待っている
永遠に続く
冬の魔法が解かれるのを

ときどききらめくのは
姫の笑い声で満たされた
妖精たちの柔らかなお腹だ
 ....
それは、甥っ子が遊びに来ていたときでした。



暖かい冬の日差しの中で、まったりと俺は雑誌を読み、
甥っ子は持ってきたおもちゃをカタカタと動かす中、
優しく降り注いでいた日光を薄い雲が遮 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
夢の経験前田ふむふむ24*07/2/16 23:32
冬の残る 春の中でウデラコウ3*07/2/16 23:24
止まった部屋でAKiHiC...207/2/16 23:18
音、耳澄ましなかがわひろ...3*07/2/16 23:17
medicine三架月 眞名...3*07/2/16 22:54
サイダーテルテル坊主2*07/2/16 22:45
バウムクーヘン・コネクションブルース瀬戸...3*07/2/16 22:08
特に題はないけれどぽえむ君11*07/2/16 22:05
*光がもどってこない*かおる10*07/2/16 21:41
夕闇にまどろむ海月10*07/2/16 21:36
あたたかいって・・・。レオ307/2/16 21:31
山田くんと猫と私(私)[group]仲本いすら407/2/16 21:21
全てを深く知れると思う[group]Anima1*07/2/16 21:08
/plus静山和生307/2/16 21:08
たもつ607/2/16 19:42
裁きmaynar...007/2/16 18:57
喧鬧、を拝借して1486 1...7*07/2/16 18:47
格子AB(なかほ...1007/2/16 18:33
炎の如く[group]愛心3*07/2/16 18:20
日記んなこたーな...107/2/16 17:04
記念写真[group]207/2/16 16:53
水族館ajisai7*07/2/16 16:41
NOON MOON春日野佐秀6*07/2/16 16:05
くろっかす3*07/2/16 15:55
ペチカ[group]三架月 眞名...6*07/2/16 14:20
夜迷唄芙架シギ107/2/16 13:52
春の訪れDirect...6*07/2/16 13:11
冬の日に吉岡ペペロ7+07/2/16 12:49
水在らあらあ14*07/2/16 12:02
甥がもたらした冬の怖い話時雨5*07/2/16 11:56

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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