天井が
少し低くなりました
心の一部が
ぬけて
上に上に
あがっていきました
「またお前は自分を
殺しちまったんだよ。」
そう言ってそれは
天井に染み込みました
....
じゃれ合ってたら 噛み付いたー
にらめっこしたら 噛み付いたー
ポッキーゲームで 噛み付いたー
肉球つまむと 噛み付いたー
足に足掛け オスになるー
くちびるめくると 黒 ....
私の住む この街にも 雪が降りてきた
長めのマフラー纏った 君に会いに行きたい
ヒザの上まで積もるかな 雪だるま 作りたい
ピンクのマフラーが似合う 君に会いに行きたい ....
落とされた 安住せよ 下は 見える 平和だ 落とす 穴の中 見える 歓楽の外に入っていけ 我々の 戦争の安住であることは認識上の 一つ上の 段 行け 行け 障害をもて 我々に足らぬもの
欠落だ
欠 ....
カタクて アオクて ニガイ時期
紺色のヨロイを脱ぎすてると
だんだんと萌え出るやわらかい息吹き
開け放たれた扉から
しなやかに たおやかに ゆっくりと
きざはし登る
....
「ねぇ 私の事好き?」
「何?いきなりそんな事聞いて。」
「いいから答えて私の事好き?」
「あぁ 好き好き 決まってんだろ。」
「どのくらい?」
「なんなんだよいったい。 ....
上司のお母さんが亡くなったので
お通夜に行くことになった
周りの人の香典をいくつか預かり
初めての列車に乗った
これから何度乗る機会があるのだろう
列車は住宅街を抜けるように走った
民 ....
2007/02/21
樺太犬
タローとジローが見つかって
生きていて
良かったなあと
みんなが喜んで ....
言っておくけど
理由なんていつも後付け
君が運命の人であってもなくても
僕の運命の中に
既に君はいるんだ
快晴 微風 ドライブ日和
どこまでも行けそうだという僕も居れば
....
そうだ
そう云うと彼女は乳房に埋もれていた私を引き剥がし
ピシャッと
私の目の前でテトラポットから飛び降りたのだ
海の中で泡になってしまった彼女にかける言葉を持たない私は
恐ろしい疑念や ....
ただの幻
沈黙の饒舌さ
諦めたような笑み
友達だった頃
さようならの響き
もう戻れない
果して
愛は
枯れないだろうか
愛はいのちを生かす
愛はすべてに宿っている
愛は忘れ去られることはない
しかし果して
愛は
死なないだろうか?
木の葉が光をみつめている
....
白い馬がトカゲに乗ってやってきた
道の真ん中を堂々と
幅を利かせてやってきた
艶のある毛並みは輝き
勇敢という言葉が似合っていた
「ついにオレは自由だ」
と得意な顔をして地面をはっていた
....
こんな真夜中に起きて
僕は君の為に詩を書く
平凡な昨日の夜を過ごした
明日のことはまるで分からないけど
僕は詩を書き続けていきたい
天国って本当にあるのかな? ....
時計の秒針がメロディーを奏でる
僕は両腕に頭を置いて
目は闇を向き両足はリズムをとっている
心の中で歌詞を唄う
心の中で歌詞は一本の線になって彷徨い続けている
....
信号機が一本寂しく立っている
僕の後ろから車が次々と通り過ぎていく
僕が信号を通ろうとする時はいつも赤だ
雪の降る中僕はずっと信号待ちをしている
怪我をしている
ほんの少し
自分で転んで
怪我をした
怪我しているから
お肌のための美容液が
滲みて滲みて仕方ない
痛くて痛くて仕方ない
あまり痛いので
「ホラここが痛い ....
わたしのケータイを鳴らすのは
もう君だけでいい
メールも電話も
待ち切れないの
違う人からだったりすると、期待が萎んで潰れちゃうよ
もう、はやく!
どうしてわたしにこんなこと言わせ ....
此処に52枚のトランプがあります
貴方はダイヤの6を引きました。
心、ひかれますか。
そんなものです
そんなもの。
此処に1億2千万枚のトランプがあるとして・ ....
地球が女性名詞なら私はラ・フランス お前を男性名詞にしたい
優しくって
いい香り
今となっては なつかしくもあるけれど
思い出したくない かぎたくはない
あなたのフレグランス
....
そして日々は
あっち行って
こっち行って
僕らみんな
あっち向いて
こっち向いて
ほい
ほい
ほいほいほい
しっぺ
でこぴん
....
代わり映えしない日常を歌っていきたい
明日も明後日もまた繰り返すだろう
この取りとめもない日々を
声高に少し背伸びして歌っていくよ
あのビデオはまだ貸し出し中かな?
あの犬はもう飼い主を ....
「おやすみのチューは?」
って クチビルをだしてくる
甘えん坊でかわいい君
一点を見つめてるから
何を見てるのかな?って。
やっと笑ってくれた。
「憂い 戸惑い ここに捨てる」
カッコいいこと言っちゃって
ドキって したくせに。
君の瞳の中には 僕が
僕の瞳の中にも 君がいる
永遠に・・・
瞳の中へと潜り込んだ
光は乱反射して
心までは届かない
深く落ちていきたい
君と共に眠れる日を夢見ていた
君から向けられた線
上に立つことなど出来ないから
飛礫を下に零すのだ
....
花に水を
料理には愛情を
ゴリラにはバナナを
ネズミにはチーズを
愛犬にはぺティグリーチャムを
週末には家族でドライヴを
カーラジオから聴こえてくる 懐かしいメロディ
街の向こうに沈む真 ....
ピンク通りにゴムホースの束
豚かと思った
人間の半身が転がってればいいのに
抱いてやる
「新宿は庭みたいなもんだ」と言った男が死んだので
あたしはなんとしても新宿を庭にする
....
夢静か
脳に映る
私の分身
清らな血は
証を問い正すように
湯船に小さな
波を起こす
かすかな吐息が反響する
この小部屋に
赤い水蒸気が
天上に達し
滴とな ....
まだ一緒にいたい・・・
それが本当なら
心からの言葉なら
一秒でも長くいられる術を
その手で掴み取ってくれればいいのに
なぜ君の足は
改札へと向かっているのだろう?
なぜ私を抱き ....
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