人の顔がすべて己より愚鈍に見える日は
できるならすぐに帰宅して就寝すべし
寝酒にカップ酒を飲むもよし
人の顔がすべて己より愚鈍に見える日は
決してそのことを人に告げるべからず
自ら恥を晒 ....
肌に触れ ぬくもりを
耳に声 優しいささやきを
冷たい壁の向こう 君を見つめ
気持ち通じるがゆえに 愛しさ募る
可愛い顔。
甘えた声。
君という全てが好き。
君で始まり
君で終わる
そんな毎日が好きだ
午後1時がかたどる窓の光線
電子ジャーのふきんに居て
お茶の湯気
キラキラとたちのぼり
しゃべりまくる徹子
テレビの中で2時を待つ
宇宙の果てのむこう側
むこう側にも果 ....
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「ところでさぁ
お前は俺の事どれくらい好きなわけ?」
「そうだなぁ〜オムライスかな。」
「へっ?」
「う ....
いさかいなんて どこにでも あることで
うつろなんて 小石みたいに ざらだね
かえすがえす なおざりに うらがえる
そうじゃないだろ ほんとうはなんなのかの思い
ただずまいは ....
それはからかいか
それとも本当か
憎らしい程の
純情
真っ直ぐな道を、今、ずっと夢見ている。
前を向こうとするほど、進みにくくなる この道。
でも
僕は、行くよ。
今の自分の力を
もっと、素直に信じてみたいんだ。
欲しいものは ....
海はこんなに広いのに
もう何でも知っているような顔をしてる
マンボウ
君はいつもゆっくり泳いでいて
ぼーっとしているようでも
その瞳はやさしい
君のように泳げたらと
とき ....
おしまいをしらせない空
そのしたで鳥はとんで
わたしたちは家をつくり
海のそこでねがえり
くうきのかわりにおもさ
たいようはくものすに広がる
まるであなたのように
波をおいこすきたかぜ
....
誰もが感じている
接触を拒む壁が誰にでも…
「遮る瞬間」
白い閃光が脳内を走り
擬似的な音を繰り返す
視界から塞ぎ始める
電光が一つシナプスに
歪な棘を刺す
目の前で隠され ....
途方に、てくてく暮れたのとひとしく
すべての背景を沈めた言葉のわたくし
知ってる人は誰もいない
二階の僕の部屋
月を見るために外に出よう
君を連れて星空の下へ
午後の日溜まりの中に首を突っ込んでみて
僕はその上に太陽があることを知る
雪が積もって草花達を見られないけど
僕は残念がっていない
日溜まりの中はとても暖かい
....
世界が終わってしまったような気がする
この曲をずっと聴き続けて夜道を歩いていると
辺りはしんとしたように静かで物音一つしない
世界中の風が止んでしまったかのように空気は淀んで ....
隣のビルに
ビルが映る
夕暮れの汐留
オレンジの残光と
やがて来る薄紫の時
乱立する樹木のように
背の高さを競い合う
無機質な生き物
都会の森
....
今日の朝の空は
雲一つない澄み切った黄色だった
青はどうやら品切れらしい
緑も余っていたらしく
どちらにしようかと悩んだあげく
黄色にしたと農夫は答えていた
いつ青になるのかと聞いたところ ....
逢いたいと、口に出してしまえば簡単だけど
わたしは自分でブレーキを踏む
逢えないこの時間も、恋の一部だと思うの
逢いたい
逢いたい
逢いたい
たくさんの逢いたい ....
まるであんぱんを分けあうように
二人はその心を互いに分けあった
まるで紅茶にいれた角砂糖のように
それぞれの心に溶けて一体となった
まるでエルドラドを目指す旅人のように
二人は二人で ....
なかなか歩かなかった
かいちゃんが
とうとう歩き始めた
まだよちよちだけど
少しずつ歩く距離ものびて
もう少し歩くのが上手になったら
まあたらしいくつをはいて
お外をいっしょに散 ....
淋しい時はちょっと拗ねたフリ
楽しいのにわざとクールに振る舞って
落ち込んでても努めて明るく
ねぇ 無理しなくていいんだよ
全部バレてるんだから
せめて泣きたい時くら ....
稲妻でみんな酔って終われるって言うから此処に来た
だから早くそれを出せばいい
そう言いながら手を傷つけて血を流しながら
貝殻を握りつぶしている友達を笑って見ている
俺たちはライトアップ ....
天球の下で深呼吸した
魂と宇宙とが繋がった
身体の震えが止まらない
精神が歌うこの世界の歌
この限られた世界の歌
月の光に照らされて
足元に広がるこの世界の歌
胸元が温かい僕という人間の ....
二月の雨がぬるくて
少しだけさびしい
雲はいつだってしたたかで
冷たい雨ばかりではないのだ、と
こっそり僕にうそぶいている
僕は演歌歌手ではないので
いいひと、を雨に頼ることはでき ....
朝から必死で走り駅へと向かう
満員電車降りたい駅で必死に降りる
乗り換え電車で2番ホーム 必死で階段駆け下りる
乗れて一息ついたと思いきや 前のおじさんの匂いで必死で息止める
....
僕らには君がいる
永遠のノスタルジア
煌くアルカディア
僕らには君がいる
例え世界にとって君が
不必要でダメダメなものでも
そして僕らが
例えようもないくらい
心貧しいものでも ....
この世には良い奴悪い奴がいて
悪い奴には天罰が下るって聞いたけど
俺もお前も法の番人ですら
罪のない奴なんていないんだ
そして悪い奴ほど
罰が下るのに時間がかかる
もう我慢ならないんだ ....
あんたはほんまにきれいに切りよる
すうっていう音が聞こえてきそうになるわ
あんたの血はきれいやな
そこに顔を映すとき
一番うちが奇麗に見えるわ
あんたの切り口を見てると
だ ....
僕は想う
僕は想う
月影はまだ
はっきりしている今だからこそ
後ろも前もわからないけれど
でも
それでも
想う
昔々から
決まっていたように
....
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