おいでよ
部屋 好きに使ってくれていいから
いつ帰れるか 解らないけど

行きたいなんて 言ってないのに

着信履歴に 痕を残してしまったばかりに
嬉しい時も
悲しい時も
苦しい時も
楽しい時も

ずっと一緒だったね

もう泣かないって
決めたのに

みんなが優しいから
泣いちゃったじゃない

優しくしちゃダメだ ....
心の窓を開けるというより
心の窓を割って入るような
恋だった。
この想いは口に出したくない
言葉の重みで落ちてしまう。
お互いグーしか出せないから出会えたんでしょう?






他に出せる手があると知りながら。
雪の切れ間のお日さまは
神様がこちらを
ちらりと覗いているみたいで
わたしはしばらく
なにかを祈るのです


人間は昔より
自然とお話ができるようになりました
知らなか ....
始めて二週間になる緑茶パックも
特に変化を齎せなかった肌を辿る
少し途切れた左の眉毛に
這わせた指が
眉間に食われるまで




捨てた眉毛も必要な眉毛も
同じ名前なら
区別なん ....
 あるがままに書こう
 悲しい曲を欲しがる
 センタリズムになりたいんだ
 僕はマゾだ

 泣きたい
 涙を流したい
 今まで溜まっていた分全部
 地面に涙の波紋が広がる
 君は聞こ ....
 突如のビックバン
 神の一粒種は
 止まる所を知らない
 拡大する黒暗暗たる空間
 渺渺たる宇宙

 無数の塵
音無き寂寥
死する温度
 森羅万象の蠢き


 現 ....
 何もすることがないから詩でも書こうか

 僕はよく暇潰しに詩を書いている

 どういうことを書こうかとかは考えていない

 真剣に書く時は辞書片手に苦労して書くのだが

 暇潰しに書 ....
朔 
 暗い闇夜に 星は降り
 褪めた吐息を ひと抱え
 {ルビ虚舟=うつおぶね}に 腰掛けて
 平らな川面を 往来せん

二日月 
 茜の空に 銀の糸
 透ける光が 胸を射し
 { ....
無明の闇から こちらを見つめ

綺麗な月は嗤うのです


虚空に伸べた 手の平に

冷たい銀の棘を刺し

{ルビ水面=みのも}を{ルビ掬=きく}す 白い手に

波紋に千切れた  ....
一夜続いた新雨も上がり

濡れた{ルビ草生=くさふ}に{ルビ仰=の}い伏したれば 

{ルビ眩=まぐ}れ入るのは{ルビ暁月夜=あかつきづくよ}


{ルビ古人=いにしえびと}の眼前に
 ....
わかんなくていいよ
そういってウミスズメは
うなだれて水に入った
ここの漁師たちは野蛮だから
ライフルを持って船に乗る
水面下を飛ぶように泳ぐ君を散弾で撃って
ああ そうさ ....
いい天気だからというわけでもなく
財布も携帯電話を持たずに
外に出てしまった
どこか冒険だ
いろいろな店の中に入る
ドアーが開く度に
店員が自分に気がつく度に
ていねいな挨拶をしてくる
 ....
どんな国かは

よう分からんが

雰囲気好きや

なんか行ってみたい

無責任にそう思う

料理も

口にあうし

あの石も

しんみり見ちゃう

音楽も


 ....
スナックをさがして

白いテナントビルに

宝石という

名前のラウンジを見つけた

ひとり90分1万円

ボトルキープは18000円

そんなもんなんかあ

客ひとりにひ ....
疲れた人よ

今は静かに窓辺の椅子にもたれ
瞼を閉じて

雪の花片が奏でる歌を
聴きたまえ


懸命に生きて
なお悔いと苛立ちに
さいなまれる人よ

この星の底まで降りて
 ....
木漏れ日 胞子
美しい 人

孔雀 ローレル
とまどう 水鳥

暖 かいね
おひさま 涙

この木 何の木
気になる ならない

いいから ほらね
触って ....
それは、冬の公園で
午後の風はきみのもの
ちぎれてひとつ、またひとつ
木々を背にしたベンチから
息を吹きかける
胸がふくらみはじめた
一輪車で少女がすぎる

空をうつした水たまり
 ....
噛んだ乳房の
そのむこうにあったのは
金色の花でありました


時も音もない闇を愛して
腸を潰す手は僕のもの
そこに見えた
金色の花でありました


瞼を開こうと閉じようと
僕 ....
俺を止めてみろ
お前でさえ殴り倒して
前に進むぞ
殴ったヤツが心配で
殴れるか
だから俺は振り返らない

お前が鉄の塊だろうが
愛の塊だろうが
俺の前に立ちはだかるなら
殴る
殴 ....
 すべてが無に帰ろうと一方通行している
 俺は震えて世界の端にぶら下がっている
 
 いつか見た
 そして凍えた思い出は
 風に乗って北から流れてくる
 自分であり続けることの難しさを
 ....
こころを動かしたいとき
いちばん大きな目で見つめると
願いを叶えてくれた。
僕らの先生は
車椅子の中で目を覚ますと
もう笑顔になっていた


なにかの手に引かれながら
鼻をつまんで
 ....
この気持ちが果たして
恋なのか
よく分からないけれど
ただ一つ言えることは
あなたを想っているということ

ちいさな事がきっかけで
あなたと出会って
それから少しずつ
あなたとの距離が近付いて

心の ....
九月空、あの日はとても暑かったから。
きみの熱、そのからだ、空気感のせいか、わからずに「幸せ」だとつぶやいた。
表面上をなぞるホイップのように、きみはいつもやさしい。
(それは白く、甘く、粘 ....
異国の国で幼い君の横顔に絶望を観た
屈託のない瞳の輝きは希望に満ち
それが叶わぬ事を私は知っていたから

荒れて行く地に咲く花はなく
破れかけの本でしか知る他はない

私は君を ....
今日もまた一日を不完全に過ごす
なにも完成せず通り過ぎるだけの
長い一日

昨日あの娘は一日を完成して
嬉しいよお、嬉しいよお
と云って
何も残さず死んでしまった
彼女は ....
真っ赤な 真っ赤な毒入り林檎

毒入かどうかを見分ける以前に

どうして自分の継母に気付けなかったのか


それはね

キミが自分しか見ていないから

真っ白でふっくらとした肌と ....
空っぽの僕の部屋
記憶がたくさん溜まっていく
いっぱいになって
溢れ出しちゃった

離したくない大切な記憶
僕は整理がヘタクソだから
どんなに大切なものでも
失くしてしまう

どこ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
着信履歴[group]スプートニク2*07/2/24 17:29
友達っていいよ!優飛2*07/2/24 16:31
くしゃみ5*07/2/24 16:12
無口3*07/2/24 16:08
ジャンケン3*07/2/24 16:06
祈り小原あき9*07/2/24 15:30
お題/軽くない身体茜井ことは3*07/2/24 13:19
大切な即興詩はじめ4*07/2/24 13:14
母なる宇宙1*07/2/24 13:13
暇潰しに1*07/2/24 13:12
月夜見歌[group]朱雀6*07/2/24 11:47
射干玉の月[group]4*07/2/24 11:34
月輪譚[group]1*07/2/24 11:29
知っているか水在らあらあ32*07/2/24 11:23
贅沢な冒険ぽえむ君14*07/2/24 10:56
トルコ料理店にて吉岡ペペロ107/2/24 10:55
宝石107/2/24 10:53
雪の子守歌佐羽美乃利307/2/24 10:22
からだ水在らあらあ16*07/2/24 10:21
それは、冬の公園でsoft_m...14*07/2/24 9:00
金色夜花[group]北乃ゆき10*07/2/24 4:41
The eye of the truthmaynar...007/2/24 3:52
スペシャルディズ山崎 風雅807/2/24 2:56
生人石田 圭太2107/2/24 2:49
空を見つめて思った事和森朱希4*07/2/24 1:59
ホイップクリームR007/2/24 1:44
罪と罰海月4*07/2/24 0:51
不完全な一日なかがわひろ...3*07/2/24 0:37
poisonous apple[group]三架月 眞名...2*07/2/24 0:34
失くした記憶テルテル坊主1*07/2/24 0:23

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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