きんいろは
かなしいすべだと思います

闇夜のはなは
もっともあかく
ひとみを閉じこめて


 火から、
 結ばれてゆく、
 果実のことなど、
 だれもが、
 とが ....
わたしはまだ
運ばれてゆける


むずかしい物事を
ほかの名前で呼ぶよりも
ここが峠の途中なら、
そらにまぎれず
澄み渡りたい

あなたのそばには無い数を
おだやかに
 ....
ボクはずっと見てた

キミが狼に食べられるところを

笑ったよね

キミは笑ったんだ

狼が口をあけた瞬間

知っていたんだろ?

そこに寝ているのはおばあさんじゃないって
 ....
ハルシオンと言う薬は
とてもきれいな青色をしている
昔絵本で読んだ
空色の種とは
ハルシオンのことだったのではないだろうか



埋めると家がたつ空色の種

どんどん
どんどん
 ....
きみにメールをしようとしたけど
なにを書けばいいのかわからなくて
白紙のままの作成画面をみつめた

液晶がにじむ

ほんとうはずっと
信じていたかったんだ
ばかみたいに
おとぎばなし ....
誰もいない放課後
鼻につくチョークの匂い
校舎裏には誰かの名前
雨風にもう消えかけて
らくがきにも見える名前
ひとつ

あれは
ひたかくしの時間でした
スカートの丈を短くしたり
お ....
僕は、忍者なんだ

結婚4年目にして
ついに明かした真実

君は驚くこともなく
得意のオムレツを上手に返して
私、実は男なの、と言った

2歳になる娘は
一度引き抜いたティッシュを ....
ロックをしたなら

「さあどうだ!」

 レノンが墓から飛び上がり
  宇宙を渡ると言いだした
   もはや彼には「想像」できまい

 ヤングは見るものすべてを歌にして
  ディラン ....
どこからはじまっているのか
どこへとつながっているのか

ひっぱり
たぐりよせ
よじり
まきつけ

見えないふりをする
ひとびとが暮らす
島で
生きる

ひとびとにとって
 ....
メッセージ?書いたことがないよ

誰かにあてたメッセージ

そんな特別な言葉は

吐いた事ないよ



干しカゴの中

しばらく

観ていたけど

あー

会いたい ....
好きはどこに流されるのかな。

水と一緒に。

風に流され。

分解され。

好きの漂着点には、

どれだけの好きがあるのかな。

それとも、なくなんないのかな。

好きだ ....
タンポポの茎をつまむような 
頼りない感触で押し出されてゆく空気
うけたまわっております おはよ いる? ブッ
ええ、 えぇ、 メール いた きた みた
おやすみ グットナイト グンナイ  ....
空は逆さになる
深い青の世界から
固い白黒い世界へ
重力は私を手離さない
頭を
手を
身体を
足を
離さない

結局逃れられなかったのか
最初から逃げる気がな ....
確かにこの街にいた
お口を使って生きていた
わたしのねえちゃん

お口を使うお仕事

テレアポ
アナウンサー

明日の天気をお知らせします
晴れのち曇り
北風強く
ひゅうひゅう ....
凍えてしまえば
つもるものに
かけられる冷気にも
なれてしまって

記憶をなくしていくことだけが
自分へのやさしさ

ぬくもりにさえ 気を許さなければ
白い唇のまま 冬に 終えたのに ....
手のひらを 空へ かざそう。
瞳を軽く交わしあい、
そして、僕たちは生きていこう。

いつの日か、何処からともなく集まっていた。
他人と自分の涙で、冷たく手を染めて巡り会って。
 ....
さっきからわけもなく
ティースプーンで
カップの中をかき混ぜてしまう
テーブルをはさんで
向き合うアナタの輪郭がぼやける

沈黙が岩のように押さえつけるから
うつむくしかなくて
あざ笑 ....
また去年と同じ
桜が咲いたらあの公園まで歩こう
伸び過ぎた黒い髪を夜風にさらし
二人どきどきしながら、少しずつ触れ合った
そんなことを思い出しながら
この坂道を踏みしめ歩く、一歩、また一歩
 ....
足りない

足りない!

足りないの!!


今すぐキミを

街中から探し出して

口付けをしたい

流し込みたい

でもキミは

こんなちっぽけな街にはいない

 ....
しけもくを すいながら
ひがないちにち なにもせずに
すわっているのは すべての
ひみつをしって しぬことにさえ
あきてしまった ひとかもしれぬ
右耳が

キミの声で

犯される。
この世界で2人だけになれたらいいのに



笑顔で言える幼さの
無垢さと純粋さの

影に

潜む、狂気

恋してるからこそ
この世界のすべては、うまくいかない

そら ....
夜を走る、

トンネルを走る、のとは

訳が違う

わずかな光に

希望をかんじながら

涙ににじめば黒いお花畑


どんな暮らしをしているの

新聞にのるような暮らし? ....
街の明かりを

遠くに見ている

近づいては

時間のように消えてゆく

行為だけが

宇宙の計算式で積まれてゆく


ひとはどこから来て

どこへゆくのか

そこに ....
雨あかりのなかを

ふたりの足が歩いている

濡れているのは

傘だけでもなくて

ホテルに向かうしか


だれにもみとめられずに

ふたりではみたされなくて


雨あ ....
時が流れば折り返し
春を教える梅が咲く
匂いを風が染めあげて
空には花の色がつく
春を描けるこの春は
今は今しか紡げるものを

わずかばかりの若草に
蝶がひらひら飛びまわる
草から草 ....
人の流れに逆らって 夜の隅で
束の間の休暇を 弄ろう

僕達は あまりにもお互いに貪欲で それでいて
お互いを 労わりすぎるから

いつも 触れるか 触れないかで 離れてゆくけど
今日だ ....
現場、吉祥寺
マクドナルド井の頭公園店、店舗改装におけるはつり、解体作業。
ともに働くおっさんたちは寡黙だし
公園には猫や水鳥がいる
10時と3時の休憩にはそこに猫をさわりに行く
 ....
夢が舞う歩道橋の上で
東に浮かんだ夕陽を眺めていた

崩れた表情を整えながら
笑う君の残像に目を奪われて
僕はただあざ笑うばかり

まるで閃光の中に消え去った事実のように
 ....
たぶん僕はずっと幻を見ていたんだ
他人同士が仲良く集まって
微笑んで喋っているその内側で
交錯する真の思いを見抜けずに
見えない糸で操られた世界
そう僕はマリオネット

幻の ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
舟わかれ[group]千波 一也29*07/2/27 8:13
真冬を知らない14*07/2/27 8:05
Little Red Riding-Hood[group]三架月 眞名...2*07/2/27 4:34
ハルシオンコトリ7*07/2/27 4:03
穏やかな孤独八月のさかな607/2/27 3:11
一センチからずれていく夕凪ここあ6*07/2/27 2:26
大事なことは事前にチェック美味507/2/27 2:09
ハチミツノヨウナ僕ノソレ(或いはユメ)蔦谷たつや2*07/2/27 1:47
Alien Strings  yangja...207/2/27 1:23
それでも空はまわるから水平線007/2/27 1:18
FIRST LOVE。狠志107/2/27 1:05
ため息湾鶴6*07/2/27 1:03
重力の愛なかがわひろ...3*07/2/27 0:44
五反田行進曲恋月 ぴの24*07/2/27 0:44
白い林檎の歌 返歌(芙雨様へ)砂木14*07/2/27 0:22
「天国の底」和 路流(N...4*07/2/26 23:54
かくはん(確犯)渡 ひろこ8*07/2/26 23:51
キスかのこ807/2/26 23:40
チョコレート・ホリック三架月 眞名...1*07/2/26 23:38
そろもん(ベンチの賢者の話)みつべえ107/2/26 23:38
点火來稚1*07/2/26 23:37
告白ひめと6*07/2/26 23:26
夜を走る吉岡ペペロ007/2/26 23:03
街の明かり107/2/26 23:01
雨の明かり007/2/26 22:59
春の夢ぽえむ君10*07/2/26 22:45
世界から抜け落ちて<18のprose-5->[group]ウデラコウ4*07/2/26 22:45
ハッピー ニュースプリング・フェアー!馬野ミキ10*07/2/26 22:43
松本 卓也1*07/2/26 22:38
An Imitation-機械仕掛-AKiHiC...507/2/26 22:27

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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