流れてしまつた雲を追いかけて
防波堤を越えた、二人だけの流星を掴み
散りばめたあとの笑顔を見ましたら
それはもう、美しいとしかいい様のないほどに
ふたりの時間は流れていつたのでした。

ぎ ....
たった一言に ムッとして
手から コップが 飛んで行く
脆い自分に 気がついて
怒りが さらに こみ上げる
しずまれ しずまれ わたしの心
コップの身にも なってやれ
ずいぶん声が似ているねえ、って
先生はおっしゃって
やさしく笑ってくださって

うたうことが嫌いだった
ささやかれるのが嫌いだった

ずっとこわかった
みずたまりをとびこえるのが
 ....
天道おおいにすたれ
邪説がおこったので
すめらみことをひっさげ
攘夷しようとした

げになかよしは恐ろしや
にくしみくるしみをちりぢりにし
呉越同舟のこころにならい
巧言令色できみとか ....
恋人にはなれないけど、傍に居てあげることは出来るよ。
君を愛することは出来ないけれど、僕は君を宝物のように大切だと思っているから。










何処から来たかは分からない                           
なぜこんな所に入り込んでしまったのだろう         ....
ぼくはまた、
何も生せなくて水を求めるばかりか。

 水をください、舟を洗うから ぼくが
 飲むのではありません。ぼくは
 ほとんど飲まない。
 砂漠で生まれたからです。


    ....
朝起きて
コーヒー2杯用意する
君が起きるの待つために

君の星座が1位なら
僕の星座が12位でも良かった
嬉しくて
嬉しくて

君が起きるの待っている
君に逢うの待っている

 ....
空っぽで闊歩する町は前傾姿勢
感情は垂直に遮断
カモフラージュするカメレオン
舌を出して円周率のハエを狙う
呑み込む時の舌の巻き方は螺旋
自傷行為ジンバブエ
おこがましい俺のコンドーム
 ....
まっくら黒に浮かぶ自販機の
あったかい、を見つける度に
マフラーの先っぽに火が灯る


あの人に逢いたい


抱き合った時、
ぶ厚いコートごしに
ジリジリとした体温を感じたい

 ....
キミという名の薬物を吸ってしまったアタシは

愛という名の副作用で恋をして

夢の中ではキミの幻覚に惑わされ

幻聴のようなキミの声に溺れているんだ

もうどんな薬を渡されたって

 ....
横で眠る
真っ白な肌の

長いまつげと
小さな鼻と
薄いピンクの唇が

愛しくてたまらない
きみ


おやすみのキスをしよう
 今日僕は死ぬかもしれない
 こういうことを書く自分が怖い
 家族はみんな眠りに就いている
それぞれが寝ている部屋は生暖かい
 僕はいない
 存在が家の何処にも感じられない
 いないほ ....
 記録的な大雪で車道は渋滞を起こしていた
 町は大騒ぎだ
緊急に除雪機が収集され何台も何台も車道の雪を退けていた
 渋滞待ちの時にフロントガラスが埋まるほど雪は降り積もった
 常にワイパー ....
 バーン!! 人が撃たれる
 路上で男が血を流して倒れている
 血だまりは広がっていって 排水溝の中に流れていく
 下水道に流れてきた男の血を交尾中の蛙達の頭に落ちて垂れてきたそれを舐める
  ....
一方通行の仲間

口頭の約束は期待するべからず
たとえそれが信用しきった仲間だとしてもだ

一方通行の仲間と言う存在

一方通行の仲間
信じていても
信じきれない
自分の行いは本当 ....
日中にベランダに干されて

太陽のエネルギーをいっぱいに貰って

ずっと溜めておくんだ

夜に僕の中のもぐりこんでくる疲れた君を

優しく受け入れて包み込んで

太陽から貰った沢山 ....
スカートに挑戦してみたのは
昔からずっと憧れていたから
単純な理由じゃない?

生物学的には男らしいけど
ピンク色や化粧が好きなんだ
別に普通じゃない?
趣味は人それぞれなん ....
あの頃は大傑作だと思ったシンデレラ城も、
今見るといびつに歪んだ自己満足の結晶だった。
眠りながら歩きながら墓標を背負って歩いていると
ぼんやりしたまぶたにぴしぴし当たるものがある

目を開けると
細かい氷かガラスに似たものが降っている
冷たくはないが地面に落ちるとやがて消える ....
ホームで君が歌を口ずさむ
それはとても良い音なので
お墓のようなものと間違えてしまう
床に書かれた落書きが
羽をはやして飛び立とうとする
言葉はそんなことをしてはいけない
小さな子供が言い ....
ゆるやかな浅い曲線
萌黄、山吹、薄紅、象牙、
さまざまな裳裾から覗くつまさき
光の紗の微笑
例えば
差し出された野性の腕
「積み木」(1)   


積み木積んで積んだ高さに驚いて
積み木積めば積むほど寂しくて

(きっかけなんてゆうものは
 ほんのささいなものだから
 一番下のどれか一個引き抜けば
 ....
嫌そうだったから、やめておいたよ。
だってそんなの残したくないでしょう?

夢は所詮夢だって思ってたよ。
だって君は現実を僕に突きつけたでしょう?

また夜泣くんだ。
君を思って泣くんだ ....
私は もう大人の女なのに
ちっともらしく なれないよ

歳をとるほどに かえってゆく

たくさんの人間から 遠ざかってゆく

昔できた一人遊びが 今はできない

小さな物を集めるのは ....
夜の公園の上 ブカブカ 猫が歩いていく

君が 弾く弦の 音に合わせて

お月さんの前を 猫が横切る

キレイなメロディ BGMに



君を想うと 頭の中

 「君が好きだ」 ....
★ 〜 ★★★★★ と書いた時に君は、
〜 の部分を ★★ ★★★ ★★★★ と解読する。想像する。
君は、「鳥」は「飛ぶ物」だと思い込んでいる。
君は君を君だと思っているね。思っている。感じて ....
きれいな声
きれいな瞳
きれいな手
きれいな心

思い出大切
手を振って
涙を流して
走って行く

何もない日
ボケーッと
上を向いて
心身を癒す
今日会社で何があったかなど
知らない君にいやされて

今日会社で何があったかなど
知らない月のサークルで

今日、会社で何があったかなど
どおでも良い未来があり
どおでも良くない明日が ....
回る理由もわからないまま母体は回り
僕を孕み生み、落とした
知らないよこんなところは

なんだ、 この鉤裂きは


ある朝目を覚ました
父親が死んだ

ひとしきり遊んで帰った
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
白昼夢仲本いすら907/3/2 21:27
怒り雨人007/3/2 21:23
独唱ひめと007/3/2 21:07
尊王攘夷のうた構造307/3/2 20:53
彼女に微笑むむくげ3+07/3/2 20:31
繰り返される狩心3*07/3/2 19:47
光と水、林檎[group]下門鮎子7*07/3/2 19:40
マボロシ美月朱恋207/3/2 19:24
心のテリトリー狩心5+*07/3/2 19:17
恋し夜明日葉1*07/3/2 18:42
薬物神音407/3/2 18:24
・おやすみ・はち307/3/2 18:18
僕と光のダンスはじめ4*07/3/2 17:29
渋滞0*07/3/2 17:28
鉄砲なんてこの世から無くなればいいのに4*07/3/2 17:28
一方通行の仲間テルテル坊主1*07/3/2 17:26
布団2*07/3/2 17:12
トランスジェンダー1486 1...12*07/3/2 17:09
けれども美しい。むくげ407/3/2 16:40
消えるサナギ5*07/3/2 15:24
ホームたもつ907/3/2 14:55
春は[group]石瀬琳々10*07/3/2 14:46
「積み木」 (5作品)ベンジャミン6*07/3/2 14:46
後悔RIKU2*07/3/2 14:41
一人遊びスプートニク1*07/3/2 14:18
ネコの ひたい[group]北大路京介12*07/3/2 13:46
小さな子狩心7*07/3/2 13:02
純粋ペポパンプ5*07/3/2 12:54
ありがとう七味とうがら...12*07/3/2 10:59
回る理由水町綜助11*07/3/2 10:48

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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