雪に降られて風邪をひく
まぶたが熱くてクラクラした

一人ぼっちで見上げた天井は 遠く
ひんやりと畳は つれなく
空気までカサカサと ささくれだっている

さみしいな

寝たり起きた ....
雨が降ったよ


砂漠に降った


とても痛いよ


慣れていないよ





松尾多聞
出会った頃は
貴方だけを見つめ
愛する事ばかり考え
立ち止まる事も忘れてた
      
そして、いつの間にか
抱えきれない荷物を背負い
愛に押し潰され
二人の見つめる先に
同じ物が ....
草食べて帰ってきたら
ご主人がすてきに見えた
台所で皿を洗う
健康スリッパを履いたご主人の
もっちりしたふくらはぎに
すりすりしてみる


   あっ、おかえり


なにかこわく ....
俺は君の喉奥に居て
いつかの歌を聴いている

いや、ラ
ヴぃ
飲み込んでいる

俺はかつて
空に下りる全ての命は爆弾だ、
と言いかけてやめた
君に会えて嬉しい
四季が蠢いて
 ....
狐が連れてってくれた
クジラの宿
鳩と鴉の交尾が頭の上で起こって巣作り
カモメが卵をさらった
それはフェイクで
本物はチキンと生まれた

ゴリラの渦の中
蟻の生命が花咲き
ウ ....
懐かしいと思ったのは、
かつてそれが自分のものだったから?

それとも自分だったものは
もうどこにもいないから?

でもぬけがらを手に取って
こんなことを考えてる、

そんな自分は誰 ....
 竜の谷にはドラゴン達が住んでいる
 岩壁に洞穴をつくり
 そこで生活している
 秘境に相応しい
 人間達が訪れたことはない
 ドラゴン達は殺生を好まない
 山になっている実や森に生い茂っ ....
 インターネットにはクモが棲み着いている
 そこに接続したパソコンはクモに捕まって全ての機能を食い尽くされるのだ
言うなれば無害な蝶々がクモの巣に絡まりクモに食い殺されるということだ
ク ....
 天国から贈られてきた歌を聴くと
 荒んでいた心が洗われたような気がする
 背中に翼が生えて
 夜空を飛び回れることができる
 人間は殺生という罪を償うために自ら翼を削ぎ落としたのだ
 君の ....
バランスをなくした 積み木はまた崩れて
四方に散らばった欠片を 僕はゆっくりと拾い集める

カタカタと無言で 最初から積み直す僕に
ベッドの上から 時期はずれのミッキーマウスが声をかけた

 ....
おひさま
スプーン
器ひるがえったくぐもる
じぶんじゃないだれかへの
これがちいさなはじまり
最近のバスは気が利いている
近隣のかたのご迷惑になります
停車場での禁煙にご協力ください

つぎは ファシストジァパン
お降りのかたは パラシュートをどうぞ〜

街に買い物にいっても
 ....
押し寄せてくる人並みの中で
ただ一つの背中を探しています
三ヶ月前の雨が降った日
見失ったまま行方不明です

受話器越しのさようなら
それが最後に交わした言葉
自分だけ言いた ....
ちっちっち チッチッチ

メトロノームが泣いている

ちっちっち チッチッチ

僕の歩調に合わせて泣いている

ちっちっち チッチッチ

チッ

誰かに舌打ちされたよ
例えば

あなたはこれだけで

きみはこれくらい

ぼくはこんなに少ししか無くて

それでも息をしていくわけで

へへ と笑ってみても

それは増えるわけでもなくて

でも ....
強い風が叩きつけるように吹く中で
極彩色の旗が暴れている
数え切れない数の旗は
数え切れないほどたくさんの色で溢れていて
極彩色の荒れ狂う海になって
目の前の景色を飲み込んでゆく

きみ ....
衝撃的に衝動を昇華して疾走
緩慢な休日の荘重なる礼拝堂オルガンの調べ
鮮やかな全盲
全知なる父なる全盲なる全聾なる四肢欠損なる神
鮮やかなる全能
ユラギの燃え滓は水に蕩けて死んだ  ....
ふと気がついたら壁の中にいた
床を歩こうとしても体が動かない
空間の中には入れないらしい
壁伝いに移動するしか手段がない
空間を斜めに進みたいときは
縦と横の二つで動かなくてはならない
体 ....
昼下がり

やる事の無い俺はコンビニの前でだべる

隣に座る友達とタバコに火を点ける

止まったような時間

煙が目に染みて不意に上を見る

どこまでも突き抜ける様な空が広がる
 ....
もう疲れたって? いいえ それはきっと違う
ただ逃げているだけ 自分自身に臆しているだけ

無理に進んでも 迷うだけなら それが今の君に出来ること
もう逃げないって胸張って言えるように 足りな ....
ひらがなって、やさしい。
かわいい。
おつきさまとか、ことりさんとか、
みんなわらってて、たのしい。

ひらがなって、ざんこく。
こわい。
てんしがね、ぼくを、さしころすの。
ゆがんだ ....
僕にとってはそれが全て
君にとってはほんのおこぼれ
そんな価値観の差異はもう気にしないから
だから僕にそれを与えてくれ

愛情なんか欠片もいらない
ただ音を
そう鼓動を
 ....
しろいそらから
八百万のちいさな
ちいさなほしが
散弾され、落ちてくる。


かれらはまず
手をふってぜつぼうする、
それからとぶ、およぐ、まぜる、
それから、たびに ....
参加賞として配られた500mlのお茶を傍らに。
1200円のバトミントンラケットと、100円のバトミントンラケットで
下北沢の小さな公園を占拠する。
小さな子供と犬はたくさんいたし、恋人と思しき ....
星明りの瞬く夜道を
皮ふと同化している
水晶時計の周波数と歩む
果てしない さようなら の骨格が、ひんやりうずく
しろく曲線にそった静寂(銀のしずく
の波紋)の右旋性が
夜風にとじられたま ....
懸命な姿
謙虚な姿勢
人の幸せを祈り

均整の取れた考え
肉体と精神
整った情報

悪い事を知らない
考えない
見ない

生き甲斐を持っている事
皆に好かれる事
自由な人
 ....
今僕はレコードの溝の上を走ってます

なぜって?

あの子の心の端っこから端っこまで
走りきるための
準備をしてるんだよ音楽にのせて


この事はあの子には内緒だよ
ぼくは今
2つの分かれ道の前に立っている

1つは青へ
1つは緑へ

その色は心に雄大さを与える
それでいてどこか安定している
思わず吸い込まれそうになる

その色は心に静寂さを与 ....
体のことを思えよ
おれの
体のことを

体のことを思うよ
おまえの
体のことを

体がいいから
おれたちの
体がいいから

おまえの肌のきめを
北から ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ありがとうやさしいねスプートニク4*07/3/8 20:12
...多聞407/3/8 20:03
愛が消えてしまわないうちに…@ショコラ007/3/8 20:01
こはるとうどうせい...8*07/3/8 19:53
飛行兵石田 圭太2507/3/8 19:41
兎日ヨルノテガム307/3/8 19:06
ぬけがら5*07/3/8 18:15
ドラゴンの住む谷はじめ3*07/3/8 17:49
ネット・スパイダー0*07/3/8 17:48
再生の歌5*07/3/8 17:47
前進<18のprose-10->[group]ウデラコウ4*07/3/8 17:40
[group]紀茉莉107/3/8 17:32
ファシストジァーパンアハウ3*07/3/8 17:02
背中探し1486 1...8*07/3/8 16:38
メトロノームの足音大城 小町207/3/8 15:59
いつかのどこかのなにか107/3/8 15:54
極彩大覚アキラ307/3/8 15:34
不具の神深散307/3/8 15:19
平面の中の自分ぽえむ君8+*07/3/8 14:38
切り取られたワンシーンテルテル坊主1*07/3/8 14:33
話をしよう[group]蒼穹0*07/3/8 14:26
ひらがなRIKU3*07/3/8 13:07
流れ深散207/3/8 13:01
拡張子はらだまさる10*07/3/8 12:54
下北沢バトミントンクラブブライアン2*07/3/8 12:26
一輪挿しこしごえ19*07/3/8 11:38
美しいペポパンプ7*07/3/8 11:06
恋の準備hiro207/3/8 10:44
ぽえむ君の旅−青と緑−ぽえむ君5*07/3/8 9:51
眠れ水在らあらあ26*07/3/8 8:26

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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