おまえはきいろいねとむかしいわれた
そういうあなたはびょうきみたいとしかえした
あうたびにだきあっていたから
わたしたちみえなくなってしまって
わたし
ひこうきでかえってきたの

きみは ....
{引用=
久方の            (日の光がのどかな春の日だ)
光のどけき春の日に       (それなのにどうして桜は忙しく散っていくのだろう)
静心なく      ....
狂った眼で

おまえが拳を震わせている

恐い と思う

そして 負けない と思う

大きくなったおまえに

かなうわけはないけれど

それでもなぜか

おまえなんかに負け ....
東へ行けば犬が跳ね
雨が降り
子供は傘をささずに
自転車で走り抜け
車は水しぶきをあげて
一瞬で通り過ぎる

西へ行けば
オヤジは傘で私の頭を刺し
自転車の親子連れは
右に曲がって ....
冬になったら
彼が凍ってしまって
まるきり目を覚まさなくなったもんだから
やさしく体を開いてあげたら
ふたつあるうちの腎臓の
ひとつが石化してしまっていた
両手で上手に取り出し ....


好きと嫌いが
ギアの上で揺れていました
わたしはちょっと迷いましたが
結局どちらとも決められないまま
右手で好きも嫌いも
すっかり覆い隠して
細心の注意を払い
 ....
 彼女を死なせてしまった罪なんて背負って生きないでって
 君は泣きながら僕に言ってくれた
 空は悲しみ色に染まって大地を包んでいる
 あの時からずっとあのまま
 最後にお別れしたあの郵便局は
 ....
 体が熱い
 熱病にかかったようだ
 一ミリも動けない
 君を想う気持ちがこんなにも苦しいものだったなんて
 最高の片思いだ
 僕の想いが飛んでいって体を冷まし君の元に届けばいいのに
 こ ....
 この星から遠く離れていても
 君を忘れない
 詩に深みが出るように
 ハチミツのような心に愛情をどっぷりと浸からせるよ
 君の魂の故郷に
 僕の想いはしゃぼん玉のように飛んでいくよ
 も ....
いつの間にか骨が凍っていたから
熱っぽいあなたの言葉で
解凍された体液が流れ出る
うっとりとするひとときが過ぎたら
肉が痛んだ
焦がれるほどに泣けるほどに
肉に刻みつけたいと望んだのは私で ....
青空を白く
音の粒がわたり
とどめようとする目は
まぶしくまばたく
坂を下る陽
みどりを連れて
歩み去る金
指の花粉を
雪へ散らす


海から来た透明が
近づくもの ....
起き上がれ
この声で
うずくまる貫く閃光
言葉なくとも
迷わずまっすぐ、届け、彼方へ
花を
花を摘みます
何度経ても
懐かしいと思う
春先
まだ小雪がちらつく

柔らかい
萌黄をすり潰した指先を
ほんの少しだけ
口に入れ
ほろ苦い
顔を
思い出しまし ....
かさぶたを剥がす勇気を持てないまま 大人になって
涙目の思い出も忘れて
心の水気が渇いてしまう前に もっと遊ぼう
繰り返し繰り返し 遠くへ飛ぼう

ゆらゆら ゆらゆら たよりなく揺れて やが ....
あたしのほしい車を買うには
あたしの貯金は
ちょっと足りない
なのでう〜んと悩んでいる
磨いたウィンドウのなかのレッドがまぶしい


あたしのほしいブーツを買うには
あたしの給料は
 ....
たまには立ち止まって
振り返ってみようかな
たいした事はない人生だったけど
心なしか誇らしい気持ちになるんだ

道なんてほどじゃないね
轍だらけだし
ただ通れないほど
荒れ果てても ....
ヨーグルト味のキャンディー

黒のパーカー

ファンタグレープ

コンバース

日本語だけの 流行の歌

これ全部

あんたの好きなもの


そして


あたし ....
図書館前のCDショップで 貴女の姿を見つけました


貴女が あまりにも眩しかったので

つい 逃げ出してしまいました


 ....
光って闇に落ちるガラスの中で

ゆっくりやさしくながれるメロディの

音符との闘い

君を捜しにいったホワイトキャッスルで

君がうすく消えかかる自然現象

僕は胸のうず ....
さがしてみても
しっぽは見つからない

まるで
気泡のような午後だから、
いつの窓にも
ふたりは
求めて


 やわらかな、視線

 だれにも始まる
 デッサンの
 ....
つゆのおもてを奏でるような
かすみの語り部、
八日月


 白々しくも、
 ゆかしいものです


枝のあいだを
いそぎもせずに
はかなさをなぞるには
聡明すぎる、ような ....
8本目の電車
 
見送る僕
 
閉ざされた踏み切りに
興味等ない
 
進むことこそ
僕の義務
 
20本目の電車が通る
 
ただ立ちすくんで
動けない僕
 
止まったまま ....
地殻に居眠りする風の群れ
襟元合わせれば
擦れた羽音

すり抜けた鼓動の列の空
眠らないと 届かない宙

ひたった真昼の花の蜜 逝き
寡黙をあぶる眼に しゃがれ

かがみこんで握り ....
あなたが口を開ける
中には空が広がっている
雲が浮かんでいる
舌がある
少し乾燥している
その先に
喉ちんこがぶら下がっている
双発のプロペラ機が
飛んでいくのが見える
空の一番青い ....
扇形は三角形の仲間に入れてもらえなかった
たった一つの辺が曲がっているだけ
ただそれだけの理由だった
辺が曲がっているのは全てが堅くて
融通の利かないものになるよりも
どこか一つがやわらかい ....
木漏れ日の降り注ぐ駅前の並木道で
信号待ちをしている君を見かけた
髪型と服装以外何も変わっていない君
懐かしい気持ちが風に乗って蘇る

今なら気兼ねなく話せると思い
君の元へ駆け ....
 こん、こん、こん
夜、眠れないでいると
いつも扉はたたかれる

 来たですよ
 梱包王ですよ
そう言って差し出された
掌よりもひとまわり大きな名刺には
 ロマノフ王朝の末裔にして
 ....
白くつめたい指が摘んだ菫の花束
破綻をつづけるイノセンス
誰にもわからない時を刻む時計
虹色に震えながら遊離してゆく旋律
救いの無いシナリオ
かすかに聴こえる古いオルゴール
のようなノスタ ....
明日は
地球最後の日
あなたは
きっと忙しいから

今日
少しだけ逢いましょう
私は
すぐ戻ります
あなたもね

勇気をありがとう
少しだけ
やさしくなれた
こころの
太 ....
"i"

嘘の恋も重なれば
いつか本当の恋になるんだろうか
なんてテレビを見ながら
桜が見たいとか


"i"

とりあえず
ひとりで ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
しろいはだミゼット7*07/3/11 21:32
静心なく蒸発王8*07/3/11 20:56
Motheryaka3*07/3/11 20:51
東へ西へツキミサキ1*07/3/11 20:43
彼の腎臓の秘密吉田ぐんじょ...1407/3/11 19:15
仕事の話2507/3/11 19:12
Hello,Again 〜昔からある場所〜はじめ1*07/3/11 18:03
それでいいんだ4*07/3/11 18:02
世界>宇宙2*07/3/11 18:01
凍った骨九谷夏紀4*07/3/11 17:41
ひとつ ながれ木立 悟407/3/11 17:38
[group]紀茉莉007/3/11 17:33
花摘む乙女さき1407/3/11 17:10
ブランコ遊び八布407/3/11 16:42
ちょっと足りない[group]ふぁんバーバ...7*07/3/11 16:10
優飛3*07/3/11 15:46
好きなもの愛心1*07/3/11 15:42
CDショップ[group]北大路京介13*07/3/11 15:32
輪廻こめ707/3/11 15:03
オクターブ[group]千波 一也16*07/3/11 14:59
八日月[group]10*07/3/11 14:53
レール・アローン倉持 雛407/3/11 14:46
古蝶石砂木14*07/3/11 14:46
たもつ1307/3/11 14:19
仲間外れの扇形ぽえむ君9*07/3/11 14:08
つかの間の再会1486 1...6*07/3/11 13:04
梱包王シリ・カゲル2*07/3/11 12:54
処方箋塔野夏子12*07/3/11 12:28
冬彗星uminek...11*07/3/11 12:13
ワールズエンド・スーパーノヴァAB(なかほ...10*07/3/11 12:12

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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