目を閉じると
ざわざわとした瞼の光がある
生き死にとは関わりのない所で
夜に終わっている

大変な引力で
言葉が土に還っていく
無音とはそういったもので
雪でも降ったりするんだろうか
 ....
さてつじゃいやよ
 
ぜんぶ ぜんぶ
 
いっしょがいい
 
きみ と ぼく
 
たいきょくの
 
じしゃくになりたい
 
はなれたくない
 
はなれられない
 
とけ ....
不対電子のように
喉の奥でふるえてる
飲み込んだのかは知らない
吐き出すことは許されない
飛び出し
奪い
安定しても
結局
誰かが一つなの
鬼ごっこ

生まれない
生まれない
 ....
窓硝子を挟んで
浅い春は霧雨に点在し
わたしに少しずつ朝が流れ込む

昨夜見た夢を
思い出そうと
胸を凝らしたら
微かに風景が揺れた

なかば迷子の眼で
周りを見渡 ....
スキップしよう
手をつないで弾もう
しかたなんて忘れたなんて嘘
スキップしよう
みどり深く

スキップしよう
ひとりでだって弾もう
あお空うつした水たまり飛ぼう
スキップしよう
 ....
  

北の国を目指し飛び続ける本州鹿の群れ
先頭近くを飛ぶ小林と岡田が先程からしきりに話をしている

小林が言う
今飛んでいる方向は
西に0.000000000000000203度ずれ ....
梟の反転する
新月の晩

張りつめた
輪郭をなぞる

三日月の指先

少女の
祈るためだけの
やさしいかなしみ

揺れる
唇から零れる
夜の羽音

葉擦れ

白昼夢 ....
フリーターという立場の僕にとって
バイトを休むということは
=で収入減となってしまうわけです
しかもインフルエンザともなれば
一週間ぐらいは休まなければならない
そうなれば約四万円ほどのお金 ....
ぼくたち ひと だから

ひとつ じゃ

たりなくて


きもち だけじゃ

たりなくて

ことば を

つくったんだ


きもち と ことば

ふたつで はじめて ....
風のいたみを忘れてた

空はかおを変えている

ぼくは気持ちをなくしてた

空はついでをなくしている


ねむたくなるだけ

みやこ落ち

やさしいひとよ

空はあたらし ....
運転しながら

演歌をきいている

このじかん

こんな奴らはごまんといる


天使と寄り添うひとびとは

天使と向き合うように

演歌と寄り添っているのだ


運転し ....
山の中の坂道に出来た町のなかで一人だった



五年も前

五年も経ってない夜



マスターがアブラムシと言い張る茶羽ゴキブリだらけの木造りの飲み屋

別名だとはわかるけ ....
色んな石を見つけても、
その石がみな輝いていたとしても
其れが宝物になるとは限らない。

だからこそ人は

迷い そして選び 何かを認めるんだろう

真っ青な空が好きでも ....
解けた靴紐結ぶように
また結び直せればいいなんて
そんな簡単じゃなかった
{ルビ弦=いと}を切るは簡単で
張り詰める程良い音が出るけど
切れたら気持ちは切ないだけ

気付けば ....
さらけ出して全部出して
ダメもとで全部話せばよかった

気付いた時はもう遅くて
失う怖さを忘れたかった

君が出した言葉を思い出すと
胸が締め付けられて痛いだけだった
 ....
どっちが優れている? そんな話より
君は僕にないモノを持っていて 僕は
君にないモノを持っている そうやって
互いのタシカナモノに 近づいていこうよ

そりゃいいことばかりじゃないよ
でも ....
神様が僕に嫉妬した
神様が僕に嫉妬した

理由なんて、知らない


神様が僕に嫉妬した
神様が僕に嫉妬した

大切な人を奪ってった


神様は大切な人を作れる
人間が羨ましい ....
{引用=
 かれこれ十五年くらい、俺は土を掘るだけの仕事をしている。
 はっきり言ってしまえば、何も楽しいことはないし、あるのは日々蓄積する肉体の疲労感だけだ。憂さ晴らしのためにある給 ....
俺は墓標を背負って歩いていて
いつもそうだから当たり前だと思うかもしれないが
背負うってのはそう簡単なことじゃない

例えば仕事だ
この仕事の成功は俺の肩にかかってると言うが
それはつまり ....
言って良いか悪いかの区別はついているつもり

でも本心は隠しきれないのだ何時いかなる時も

言葉の端々とか行動の端々とかいたるところに

体全体を蝕むが如く思いは存分に駆け巡るのだ

 ....
誰かが俺に言ったのだ

「人を信じる前に

自分を疑え」

もうこれ以上

幻想など見続ける訳にはいかない

知らずうちにかけていた

色付き眼鏡を捨てよう

 ....
(真っ白な雪が見たかった)

真っ白な雪をかきわけて
地面の温もりを感じたかった

こんなにも寒いのに
雪の一つも降らないなんて

(真っ白な雪が見たかった)

すべ ....
勇気を失ったサルたちは
木に登ることを放棄して
地面に生きることを選択した
彼らは器用にも後ろ足だけで移動した
自分の体以外にも身につけるものを生み出し
敵から身を守る時は体を使うのではなく ....
僕らはただの同級生
それ以上でもそれ以下でもない
あと3回チャイムが鳴ったら
きっともう二度と会う事は無い

サッカー部に入ったきっかけは
君がマネージャーをやっていたから
 ....
 牛を食べる
 
 豚を食べる
 
 鶏を食べる
 
 猫は食べない
 
 猫は可愛いから
 
朝の窓へ起き上がればいつも
眠りと夢の、仄明るいマーブルが
窓形の光に飲み込まれて、消える
その途端、光の中を雨のように下降する黒髪と
閉じたまま濡れてゆく傘の内側のように黙った胸 ....
魚は
夜に鳴く
なくした
ラッパを思って

+

砂糖瓶を
よく洗って石段に
並べていくと橋を渡る
来客があった

+

探し物の
予定のない日
菜の花畑で一人
ラジ ....
朝鳥とともに
目覚め
朝目覚ましとともに
ゴミを出す。

快晴だ
白い富士が際立つ
今日はコピーの仕事が
待っている

おばちゃんの虐めに会う
ぐっと堪え
お客様の笑顔を思い描 ....
欲張り過ぎたら

真っ黒になっちゃうから

ゆっくり焦らず

一色ずつ

そうっとそうっと

染めていく。
白髪を掻いて
新聞を読んでいる
あなたは
岩だ

猫を
下手くそに撫でる
次郎丸は
僕が名づけた

うちで生まれた猫たち 三匹
母親にとって
あんなに大切だった ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
その街/知られざる石田 圭太4207/3/12 20:01
じりょく倉持 雛707/3/12 19:48
不対電子ポッケ1*07/3/12 19:47
朝の名前銀猫37+*07/3/12 19:41
スキップしようsoft_m...10*07/3/12 19:36
北の国を目指し川口 掌6*07/3/12 19:34
羽化する夜夕凪ここあ7*07/3/12 19:15
フリー?ダァ!!イヴ2*07/3/12 19:14
ひとつ(同化)山中 烏流207/3/12 19:07
風のいたみ吉岡ペペロ507/3/12 18:39
演歌は天使のように107/3/12 18:37
ほしのまち水町綜助11*07/3/12 18:21
「迷い そして選び 何かを認めるんだろう」Taka★H...107/3/12 18:13
「灰になった弦」207/3/12 18:12
「忘れてそして埋めて」007/3/12 18:12
生まれ変わっても伝えたいこと蒼穹7*07/3/12 16:49
神様と僕山中 烏流307/3/12 16:31
線香はらだまさる12*07/3/12 15:50
忘れたサナギ6*07/3/12 15:21
正直な心vi1*07/3/12 14:55
眼鏡maynar...107/3/12 14:17
雪のない冬ベンジャミン7*07/3/12 13:38
勇気を失ったサルたちぽえむ君5*07/3/12 12:12
同級生1486 1...6*07/3/12 11:55
贔屓倉持 雛307/3/12 9:35
マーブルが、消えるA道化1407/3/12 8:55
さよなら[group]たもつ29*07/3/12 8:40
笑顔をもう一度ペポパンプ5*07/3/12 8:34
パレット來稚2*07/3/12 8:12
白髪を掻いて水在らあらあ37*07/3/12 7:03

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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