全身包帯姿の艶やかな君の 心の願いが叶う歌に耳を澄ませるよ
 痛々しい 螺旋状に薔薇が巻き付いているようだ
 大地の強靱な風が清め対となって上空へ舞い上がる
 橄欖色の草原で耳許に髪をかき上げ ....
 執拗に降り注ぐ雨
 僕に親しみを持った軒下で歌っている
真っ赤に痛む心は鼓動するよ
 当たり前にリピートする曲を聴きながら
 ベースの音に吸いつけられるように首を振っている
 丸みを帯 ....
 森の中では詩人達が集まって祭をやっている
皆豪勢な食べ物と酒を呑みながら自分の詩を発表して意見を交わし推敲してもらったりしたりしている
大抵の詩人はドワーフだ 美しい人間の女性の詩人もい ....
思い描く言葉は
蓄積されて
脳の奥で、膝抱えてる


言いたい事って 何だっけ?
(知っては、いるのだけど)

伝えたい事って 何だっけ?
(分かっても、いるのだけど)



 ....
消えない過去に
見える今


信じた明日に
雲がかかり



大事なものを
失いかけた



花が枯れ
季節はめぐり


眠りについた
この心



 ....
すべてが明らかになる夜
窓辺に座って
空から絶えることなく
降り続けている
天恵に耳を傾ける時
僕は夢想する
震えるように探し続けてきた答えが
突然、湧き上がってくることを
頬が青ざめ ....
アイスクリーム!
I Scream!
俺は叫ぶぞアイ・スクリーム!
ベタな洒落かもしれないけど
このアイスクリームはベタつかないぜ
このアイスクリームは溶けないぜ
このアイスクリームは甘く ....
陽射し
薄く引いたカーテンの隙間に漏らしてしまう
黄昏かけた感覚のようなもの
軽く息継ぎをするだけで
空に届きそうになってしまう

力の限り今日を生きると
力の限り力が抜けてしまう
日 ....
とてもまじめに
ないこと と
たいけつしています

わたしなりに
いっぽもひかない
かまえです

でも
ないこと は
とてもみじめに
あわれっぽくて
なぐったり
ののしったり ....
埋め込まれて
私と区別なく
つながっていたものを
血を流しながら
痛みに叫びながら
切り開き 切り離して
何年もかけながら
よくよく 
眺めなければ ならない

そして
瞑目 ....
僕はいつも自由な心
青空 雲 そして そう川の流れ
その中には規制はないけど流れがあって
自由ってそういうもの
大人になるってことはその自由を規制して
規制して規制して
空っぽになることだ ....
西の空が赤く染まる
夕暮れ時
君の手が僕の手から離れた
スルリと零れ落ち
手を伸ばした先にいたのは
数年後の自分自身の手
ゴツゴツと荒れていて
爪は黄色く変色をして
指 ....
女は天使を生み
女は悪魔を生み
神はただそれに
種を与えただけ

天使を生む女は
優しい微笑を称えて
絵画に収まる
悪魔を生む女は
火祭りにあげられるその姿を
キ ....
歌をうたってます。

誰にも聞こえないところで。

聴かせたくないから。

誰かの歌は聞えて来ます。

優しさも、美しさも。

汚さも、淫らさも。

交じったり。

純粋だ ....
花びらたちが

月の光を独り占めして

降り注ぐ。

私は自然と顔が綻ぶ。
見たまえ、この格子状の麗しきラインを
これこそがメロンパンだよ。
我々はかつてヴイーナスを美の象徴として崇めた。
しかし歴史は変わった。
アフロディーテすら予測できなかった時代が
到来して ....
くるり くるり

万華鏡

千差に身を変え 華を変え

彩を纏いて 夢を舞う

二度とは見れぬ 刹那の舞いを


くるり くるり

万華鏡

自在に ....
遅い流れにひたされる街
今日も鏡は隠されてゆく
たましいのないもののふるえを聴く
たましいではないものに包まれたたましい


蜻蛉や蜉蝣
碧い石の眼
空を分け
空に埋もれ ....
まだらな夕焼けが
きりっとした一本の藍色に
移り変わっていく、その頃
帰り道のファミリーレストランに
今日も大きな桃のネオンが点る

今日はごめん、どうしても
僕には行くことができなかっ ....
いつも 君の欠点を探してみるんだけど

まったく見つからない


  あぁ  これが 恋なんだろうなぁ
もはやこの世界は荒廃していて
私だけが正しいのだと
私が世界を正しく導くのだと
そんな狂い方をして
私は少年兵団を結成します

何百人もの美しい少年たちを
戦場に向かって行進させます
 ....
歪んだ愛が足下から絡み付いてゆく

傷付けない様に
丁寧に丁寧に
ゆっくりゆっくりと
巻き付いていく

あなたの足が動けなくなる

少しでも動くと
歪んだ愛が
あなたを傷付ける
 ....
遠く離れて 一人でいるとき
僕が何をしているかと言えば

君と同じように
起きて ご飯を食べて 仕事をして 休んで 勉強をして
ピアノも弾いたりして パソコンにも向かったりしてるのだけれど
 ....
ぼくの前にぼくが歩いている
ぼくの前のぼくはぼくに気がつかない
ひたすら前を向いて歩いている
声をかけようかと迷ったけれど
なぜか怖くなって
そのまま後ろを歩いた
ぼくの前のぼくは転がって ....
昼飯を買って会社に戻る途上
頭上を素早く横切った影に
ふと目を奪われた先で

一羽の鷹が悠然と
青天を舞っていた

佐世保川はいつもより澄んでいて
きらり、と陽光を弾いている
鷹は、 ....
向かい風を頬に受け 冬の終わりの匂いにむせながら
静かな午後を歩いていく 
ポケットに手を入れて 青ざめた思い出を抱いて
たまにきょろきょろしたりして

靴を打ちつける仕草も様になってきて
 ....
   3月10日に歌った「巣立ちの歌」

   たくさんの泣き声の中、わたしは泣かずに最後まで歌った

   以来、あの歌がきこえると、涙ぐむわたしがいる

   すきな人を見た、最後の日 ....
はるは蝶とささやきあい
  なつには蝉とうたいあい
    あきはむしとなぐさめあい
      ふゆにはみみずと遊びあい
風とは笑顔でダンスしあい
 光とはすなおに握手しあい
  雨とは ....
いま手のなかに 種もないのに
どうして いずれ手にはいると
きみは 思うのだろう 
ぼくも たくさん
嘘をついたが 後悔していない
私が歩く
貴方が歩く

私がとまる
貴方がとまる


どうしてかしら
同じ行動

涙を流して叫んでみても
届かないと思っていたのに

どうして貴方が悲しそうに
川を見ては佇 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
深奥の桔梗はじめ2*07/3/13 4:14
実験的感覚的その3[group]2*07/3/13 4:13
カーニバル5*07/3/13 4:13
意思表示[group]山中 烏流3*07/3/13 3:38
蓮未4*07/3/13 3:12
すべてが明らかになる夜ジム・プリマ...3*07/3/13 2:52
アイスクリーム宣言新守山ダダマ307/3/13 2:44
光線霜天907/3/13 2:21
ないことこむ8*07/3/13 1:47
埋める4*07/3/13 1:37
過ぎたはずのモラトリアムtatsuy...4*07/3/13 0:47
手と手海月3*07/3/13 0:34
母となる女[group]なかがわひろ...4*07/3/13 0:19
創書日和「うたうたい。」[group]狠志007/3/13 0:06
夜桜來稚4*07/3/12 23:53
メロンパンは語り尽くすブルース瀬戸...8*07/3/12 23:36
万華鏡居眠りモモン...107/3/12 23:33
ひとつ みつめる木立 悟607/3/12 23:00
桃と月シリ・カゲル2*07/3/12 22:53
欠点[group]北大路京介11*07/3/12 22:28
少年兵たち三条麗菜15*07/3/12 22:27
歪んだ愛ツキミサキ1*07/3/12 22:25
スクラップブック<18のprose-12->[group]ウデラコウ5*07/3/12 22:16
ぼくの前のぼくぽえむ君12*07/3/12 22:09
空に舞う松本 卓也307/3/12 21:48
そぞろ歩き八布307/3/12 21:48
創書日和「歌」  3月の歌[group]逢坂桜15*07/3/12 21:14
微吟(四)信天翁807/3/12 21:12
そろもん(若年の話)みつべえ307/3/12 21:10
涙の後茉莉香5*07/3/12 20:44

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