荒野で おとこが
口笛 吹いている
うしなうものさえ
ないもない と
知ってしまった 旋律を
法律でも  たった紙切れ一枚でも

君と一緒になりたいんだ
みどりいろのタネから
ぼくはうまれた

うまれたときから
ぼくにはポケットがあって

そこにはぜんぶが
つまっていたけれど

たいようにこがされたり
あめにしみこまれたり
ほしに ....
許されない二人だから


愛の証 刻み合って


永遠にこの想いが離れないように 何度も鎖で巻きつけた




ただ溺れたらいいと 誰かが呟く


求めて 穢して 、 溺れ ....
 エスカレータで夢を見る

ふわふわの風船、逃げられて
いまにも泣きだしそうなおんなの子
ジャンプして捕まえた糸に端の輪をつくり
ひとさし指を通してごらん
これで赤色どこへも行かなくて
 ....
まずは女性と子供、それに老人だ。

 トイレタリー関係。
 衣類と布団。

病人もだ。

 文房具。

残りは・・・

 「次までに、少し減らさなけりゃな。」
晴れた日の夕暮れ
その詩人は必ず川原に現れた
夕陽を眺めては
気持ちを溶かし込みながら
一つの詩を生んでいった
ある時は静かに悲しく
ある時は力強い魂を
言葉を使いながら描いていった
 ....
ひとりの少年が 
壁をつたうパイプの上を 
猿の手つきでのぼってる 

壁の頂で少年は 
( 見ざる・言わざる・聞かざる ) 
のおどけたそぶり 

次の瞬間 
頂から 
両腕ひろ ....
昨日は職場のおばさんの 
くどい{ルビ小言=こごと}に嫌気がさして 
かけがえのない他の人さえ 
土俵の外へうっちゃり 
しかめっ面でひとり相撲をしていた 

昨晩見た夢のなかで 
旧友 ....
営業はしているけれど
従業員のいない旅館の大広間で
卵かけご飯を食べていた
お箸と茶わんがかちゃかちゃ鳴っていた

とおい処にちかみちがあって
ちかみちはみちなりを少し折り曲げている
み ....
ブリキのおもちゃのような観覧車には
昭和の絵本の動物たち。
ぼくたちは運よくパンダの箱に乗ることができた。

小学生の頃亡くなったきみのお母さんが下にいて
きみの左手はぼくの手を握り
ぼく ....
見えない声に
恋をした
癒えない傷に
封をした

暖めて
温めて
美味しくいただいて
私の傷ごと
一口でパクリと

逢えない君に
涙した
消えない想いに
キスをした

 ....
太っているなんて
関係ない
背が小さく見えても
関係ない

師匠に良く頑張ってます。
とお墨付き
疲れすぎたら無理しないで
よく休んでください。と。

鼻血を出しながらも
頭が痛 ....
君が見えない不安は
ふわ、と浮いて墜ちる感覚
根付く場所がなくては
あたしは何処にも存在できない

病的な依存
健全なる共生
愛すべきground
道の中を働く
小さな運送屋は
テロリストにはならない
いくら罪を掘っても
累積された女王の愛で



見慣れない空から
チラリズム
手紙が届く
忙しい時間帯に
類型の物語は ....
朝の目覚め
夕の眠り

毎日 毎時
小さな『死』を繰り返す

潮が満ち 
そして 今
引いてゆく

裸で生まれ 裸で死んでゆく

なあ 君よ!
この世でのカルマ(行為)が
 ....
あたしの言葉は
いつだって
足りないの

どんなに
伝えたくても
どんなに
隠したくても

ひとつも
上手くは
いかないから

壊れそうな言葉を
最後まで
自分の中に
置き去りにすると決めた

ただ
 ....
目標をひとつ。
目標に気を取られて
今を置き去り。
今 目標を決めなくてもいい。
歩きながら決めたらいい。
止まっていては
新しい景色は見えてこない
この心掴み取って差し出しましょう
透明なケースに入れて渡します
器は赤い薔薇の海に沈めてくれれば
全てを忘れられるでしょう

やり場のない感情を剣で切り裂いて
流した涙が滴り落ちて ....
 悲しいを隠したくて
 泣いてるのを隠したくって
 目をとじる
 ただ
 目を閉じる
 こころを とじる

 見えない世界は
 確かに美しくて
 悲しいほどきれいだけど
 
 君 ....
大人達に

後ろめたい気持ちが
あったのは 何故だろう

ちいさな わたしたちには
しゃがみ込めば
保育園脇の
沈丁花の繁みさえ
ひみつを 持ちあう
格好の 場所だった


 ....
みきすけは 旅だって いきました 。かあさんの 手を離れて 旅立っていきました。庭は もう 春で 今では 水仙が 咲きほころんで います 。   今よりもっと
空が高くて
今よりもっと
砂の中に潜む星を
見つけるのが上手だった頃

四歳の幼さで
舌足らずな
Ich liebe dich.

ドイツ原産の弟と話す為に
ひとつ ....
俺をほっといてくれ
そっとしといてくれ
助けなど要らない
その心無い同情が俺を傷付けるのだ
分かるだろう?
簡単な事だ
昔は良かったなんて
言いたくないんだ
これで良か ....
colorfulな世界はとっくのとうに終わって
思想も思考もblack or white
単純な欲求しか満たせない

わたしとただ、いきてよ
其の言葉を 何よりも言いたかった
少年は必死になって
学校から出された計算練習を
こなしていた
その数に何の意味があるのか
少年にとって関係のないことだった
この宿題を終わらせて
遊びに行くことの方が大切だった
仲間とと ....
あなたは歩けば誰もが振り向く
クラス一番の優等生なのに
どうしてこんな地味で冴えない
僕と一緒にいてくれるのかな?

背の高いバスケ部のキャプテンもいるし
成績トップの社長息子も ....
おやすみロボット
今日も一日ご苦労さま

朝におはようと言って
昼にこんにちはと言って
おやつの時間にお疲れさまと言って

おやすみロボット
お疲れ様ロボット

きっと ....
プレゼント用ですか?
って聞かれたそれ
ノーと答える勇気はない
 
綺麗に包まれた四角い箱は
自分用
 
無意味なラッピングを剥がす
自分で自分に
贈り物をしたみたいで
歯がゆい
 ....
マコちゃんはぺっと思いました。
でも床に唾を吐いたら、
もっと嫌な気分になりました。
床はみんなの唾でぬるぬるでした。
マコちゃんの唾はみんなの唾と混じり合い、 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
そろもん(ウエスタンの話)みつべえ807/3/13 21:36
婚姻届[group]北大路京介10*07/3/13 21:29
みどりいろのタネ松本 涼1607/3/13 21:20
愛 鎖107/3/13 21:14
ふたり、夢を見るsoft_m...10*07/3/13 20:56
どの荷物から先に解くか?吉岡孝次107/3/13 20:56
夕陽の詩人ぽえむ君15*07/3/13 20:53
「 頂の猿 」 服部 剛907/3/13 20:16
弱者の拳 15*07/3/13 19:58
不在tonpek...14*07/3/13 19:50
京都市動物園すなめり1207/3/13 19:45
電子恋治[group]美月朱恋207/3/13 19:25
なんでもないペポパンプ3*07/3/13 19:17
My groundlazy6*07/3/13 19:09
みちている石田 圭太22*07/3/13 18:00
食えない奴らの来世はサボテンアハウ3*07/3/13 17:25
模造和森朱希2*07/3/13 17:12
新しい景色美琴207/3/13 17:09
薔薇依存[group]AKiHiC...407/3/13 17:05
別れくるす.wh...8*07/3/13 16:38
隠れ家 (Ajito)Lucy.M...907/3/13 16:18
ある春の日に。 すぬかんなが...307/3/13 15:20
舌足らず[group]士狼(銀)20*07/3/13 14:48
デビルズ デビルズ デビルズmaynar...207/3/13 14:20
白く暮れなずむ黒い空の下完食207/3/13 14:06
計算ぽえむ君10*07/3/13 13:16
優等生1486 1...6*07/3/13 11:42
無限ロボット[group]なかがわひろ...3*07/3/13 10:43
にほい倉持 雛607/3/13 9:40
「 マコちゃんぺっ。 」PULL.4*07/3/13 8:08

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