挨拶代わりにスカートを捲ったり
身長の事をからかってみたり
あいつを目の前にするとなぜか
いじわるしたい気持ちになるんだ
怒った顔を見ると楽しくて
お弁当のおかずを横取りし ....
☆**☆**☆
文字にできないもどかしさ 憂鬱を想う獣
不純な溜息の遥か彼方 もつれた風に空を踏む
「さよなら」を言う天邪鬼 くちびるに接吻を
泣く位なら別れない 大人の恋の低 ....
あなたは いま
せかいよりも
ふかく ねむっている
その ゆめのなかで
わたしは いかされている
*BGM→http://www5a.biglobe.ne.jp/~eis/j/h ....
うちの高校の美術教師(以下、じいさん)がある男の話をしていた。
その男は美術予備校の教師に
『君は武蔵野森に受かる実力を持ってるよ、頑張れば』
と言われそれを信じたそうな。
男は受かるはず ....
その竹薮の中は時が止まっていた
動いているものは風と
竹の軋む音だけ
空を見上げれば
青空の中を積雲が静かに流れる
心の中では
懐かしいオルゴールのメロディーが
小さく流れている
理に ....
a、朝がくれば良いと思う
思い出の中の笑顔が
あまりに可愛らしいので
死にたくなる午後
向こう側に行きたいのに行けない
(行ってはいけない)
そんなことは、言ってはいけない
a、 ....
子どもの頃に見た万華鏡
キラキラ光る
ガラスの街
ステンドガラスの
素敵な 街並み
くるくる回る
虹色の輝き
煌めきな彩りを
うみだす
魔法の国
あの道はキラキラな
魔法の道
キラキラ魔 ....
書き留めない言葉はまるで
午前4時に聞く雨音
軒先をつたい終えた一粒のしずくは
もう元にはもどらない
心臓からきっと少し離れたところで
痛んでいる感情
あなたの心拍数に合わせているのに ....
とりあえず
朝の
おはよう
がやけに染みる日
今まで
何回忘れてきたのかな
きっと
そんな日は
こんがりトーストも
不味かったはず
近所の猫も
鳴かなかったはず
おはよう
っ ....
夢の中のホテルの中
君への想いは朽ち果ててしまった
想いを吐き出す心が疲れてしまったのだ
異常に広いスイートルームでウィスキーを飲みながら彼女を待っている
話が終わり彼女から言って ....
鏡で右眉を見るとある情景を思い出す
それは小学校の近くにあるセブンイレブンだ
町は密封されていて しんとしていて 根雪が積もっている
正月だからだ
僕は行く当ても無いまま町から町へと ....
恐怖を生み出しているのはこの比率のせいだ
胃が縮み上がるような恐怖で迫り来る
僕は恐怖に脅えているのではなくその比率のビジョンの恐怖に脅えているのだ
その後 僕は無限にある恐怖をランダム ....
もう夜明け前になりました
あなたは夢の荒野で戯れていることでしょう
時間は枕元に転がっています
どんな色の新しい日が僕達の行く手に待ちうけているのでしょう
世の中は混沌 ....
世界
あっけなくこの世界は終わった
僕がいるのは何もない荒野です
思い通りにこの世界は終わった
救世主なんて何処にもいやしなかった
どうだっていいと
目を背けてた
問題のすべてが ....
ブタの貯金箱割って流れ出る沢山の硬貨、ヤニ汚れの{ルビ煤=すす}けた窓がらす越して煤を置き、去り、にした氷みたいな色の光たくさんの硬貨を弾いてなんつぶもなんつぶもうまれて乱反射する光の鋭角、の子供達あ ....
孤立した 孤立した
全てから 孤立した
全て 全て
錯乱した自分を
止どめるかの様に
鳴り響いた 黒の鐘
鳴り響いた鐘の音に
願いをかける様に
跪いた
『壊せ 壊せ 壊せ ....
たとえば
水銀の
体温計の
危うさだよ
それは
けだるさの
端っこで
かすかに
午後の授業
先生
砂時計が
ぜんぶ
落ちたら
眠ります
少し
似ている
前髪 ....
風が死んで、
また一人、また一人倒れ
アジアでは奇形の動物達が生まれ
生まれては殺されて
蒸せるような夏
君が棄てた女
――は、ブラウス姿で
ごろり仰向けになり
天井を見つめたまま ....
出ない涙が
悲しくて
心にぽっかり
穴が開く
どんなに
心が叫んでも
表に音は
出なかった
ひたすら
沈み
いつか
流れる
ことを願って
....
子供の頃おねだりして買ってもらった棺桶に
私は宝物を詰め込みます
等身大のお人形
お気に入りのドレス
ママが毎晩読んでくれた可愛い絵本
最後に私が入る場所を空けて
焼かれ灰にな ....
音のない世界がないことに気づいて音子が絶望した時のように、今日は、チキンカツカレーのルーのかけ具合が一定でない境村さんという食堂のおばちゃんに絶望している。
リリカルで涼しい男ではない。
ナウ ....
僕、スルメ。
昨日、天日干し完了。 {ルビ字=あざ}二ノ八のおばちゃんに取り込まれた。
一ヶ月前は、海の中。 比較的、浅いところ。
淡い思い出ばかりだ。
先ず、ブルーオーシャン烏賊味噌 ....
何かの儀式の様に開かれる
この暴動は
一つの革命を起こす
それは成功しようとも
失敗しようとも
どちらでもいい
どうせいつか、また暴動が起こって
今の正を逆にするだけだから ....
俺はお前らとは似ても似つかない
でもさあ
そんな振りなんて簡単なんだ
栄光に陰りを見つけても
俺には違う輝きが存在する
もうすでに折り返しな俺には
糞しみったれた心と
....
冬は寒いから。
凍えるくらいに、寒いから。
だから、温め合おうよ。
誰も見てないし。
寒さのせいにしてさ。
春が近付いてることなんて。
気付かないフリしてさ。
....
たいよう は くも がすき
はれ どきどき くもり
くも は たいよう がすき
くもり どきどき はれ
ふたつは りょうおもい
でも しらないの
とお ....
あなたを知って
誰より知って
あなたより知って
あなたになりたい
あなたの見えないとこ
うなじとか背中とか
全部撫でて記憶して
再現できるほど
あなたになりたい
今日は晴れたから
お気に入りの白いふわふわのスカートをはいて
足下はサンダルでいい
少し太陽がまぶしいけど
お日様が嬉しくて思わずスキップ
やわらかい風にスカートがひらりとなびいて
ジ ....
さ く ら
さ く ら ら、
ぼ く ら が
か け て
と お の
む か し ....
いやいやいやいやいやいやいやいや
嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌
もうキレイごとばっかり言ってる詩
ほんと嫌ね。
嫌の一言に尽きるわ。
”生きているのはスバラシイ”
”アスファルトに咲く花はウツ ....
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