見つからないように
息を潜めた
生きることに意味なんかないなら
存在することに意義なんてないなら
もういいから
あっちにいって
見つからないように
息を潜めた

涙が ....
人生は綱渡り
陽がまぶしくて落っこちる
風に吹かれて落っこちる

人にすがって歩くバカ
人をだまして歩くバカ

人生は綱渡り
浮かれて踊れば落っこちる
手を取り合えば落 ....
満員電車が大量の労働力を
吐き出し、東京は声を上げる
坂道で女子高生はスカートを
翻し、青春が血をたぎらせる

すれ違ったサラリーマンの一日
肩で風切るヤクザの明日
ホームレスがやっと終 ....
「種を蒔く」


種を蒔こう

花とか野菜とか植物の種を

ひとつでもたくさんでもいい



もし花なら、花束にして恋人に贈ろう

母の日には母にも贈ろう

それから大切 ....
空気がひんやりと肌に沁みて、
鼻水が垂れてきて、
吐く息の白が洗面所の一辺に滞留して、

催したのでトイレ行ってうんこして、
うんこしながら歯を磨いて、
トイレットペーパーがないので、尻の ....
魂を食らう胃が荒れる
混ざり合った酸い物が
食道を逆戻る

出てきた魂は
新たな人間を形取る
右目はあの子
左目はあいつ
婆の鼻と
臭い紳士の口
戯言を聞くための ....
こんな春晴れの日に
この同じ空の下
貴方は何をしているのでしょうか?

鳴らない携帯電話を握りしめながら
空を見つめる

満開の桜の花に
春の太陽が眩し過ぎて
貴方が見えない
 ....
誰かがまた俺を陥れようとして
羊の皮をかぶるんだ
見掛け倒しのハッタリかまして
俺に取り入ろうとするんだ
いくら繕ったって
時間をかければ必ず見抜けるんだ
案の定何も分かっちゃ ....
割れたグラスを眺めていると
妙に親近感が沸いてきた

なんだかこいつは俺と似ている
そんな気分になってきた

試しに割れた欠片を拾い集めても
元の形に戻るはずもなかった

大切なピー ....
青い電球が砂漠に落ちたころ
水筒の中にらくだのチーズができていた
生家の窓の外にはスニーカーが干されている



チーズが波形に切られた

ぼくにも一切れ
ときみは言うが
切り取 ....
大講義室で机に突っ伏し熟睡
ようやく目覚めてもまだ教授は話をしている
大学の講義はやたらと長い

君はすこし呆れ顔で
顔に寝あとついてるわよって
解読不能な文字が並ぶ僕のノートに ....
魂は啼いている

魂は啼いている

私はその啼き声に耳を澄まし
淹れたての紅茶に舌を焼く

魂は、ふと哂い出す

魂は、ふと哂いだす

私はその哂い声に驚いて
冷 ....
昼間の大きな空を見上げて

大きく背伸びして

ゆっくり飛んでいる飛行機は

雲を描きながら遠く遠くに消えていく

だいぶあたたくなったこの時期で

僕はまた暇をもてあま ....
あなたが幸せで居ること  


それはみんながのぞむこと 


私がいつでも願うこと 


あなたが私のそばにいれば 


あなたの笑顔が見れるのに 


あなたと私は向 ....
生牡蠣色した夜明けの都市を
雨は重たい鉛のように撃ちつける
聖母像を運ぶ男と
地球儀を回しつづける女が
顔を上げて同時につぶやく
――あなたは誰?

ぼくは鉄路に耳を当てている
いくつ ....
ねぇ

あなたから
優しい言葉もらうたびに

切なさと恋しさが

どんどん大きくなっていくの


あなたの言葉を

受けとるとね

心が
なんだかとっても

あったかいんだよ


あったかすぎて
泣け ....
凍える手のひらを
りんごほっぺに
ぺったりくっつけ
 
まっさらな
じゅうたんの上に
一人立つ私は
ホワイトプリンセス

 
 
確かここには
ゆらゆら舞い散る
桜の花びら
 ....
僕もポイと 捨てられるのかな
君が次々と 失くしてゆく手袋や
指輪みたいに

捨てるんじゃないよ
逃げてゆくの
大切にしていた 手袋も 指輪も
男達も

にらむように前を見つめて
 ....
影を踏むように
引き留めても
すり抜けて
肌に服にはりつき
ぬぐいきれない汚れのように
透明でいとおしい
たんぽぽが
そこにあった、ということ

   ロゼッタの刻印を
    ....
溢れ出したそれを
上手く、染み込ませて
 
作り上げるの
 
 
その後に
何で彩るかは
 
勿論、
作り手次第だから
 
 
甘酸っぱいあれを
乗せよう
 
そして
 ....
僕は、愛する人を亡くした訳じゃなくて。

愛することが、愛し続けることが。

辛く、切なくなるだけ。

愛する人は、愛する人が変わっただけで。

僕の、一方的な愛は、愛にはならなくて。 ....
白と黒の狭間で

{ルビ女郎花=をみなへし} 一輪 揺るぐ


  その花

  は

  強いらしいので

  ぼくは

  ぼんやり見つめるだけです


忍び寄る夜 ....
夢かうつつかって言うが

俺にとってはどっちでもいい
夢の中はまるで現実みたいだからな

たまに
変態に追いかけられて必死で逃げたり
タコ星人と友達になったり
子どもを見失ってオロオロ ....
ハイライト



白い光が、ぼくらを射してく
夢や妄想に近い場所で

簡単だよ、世界は回る
ぼくはもうそれを止められない

生温い風に溶ける煙
ぼくが吐き出すすべては消えてゆくよ ....
重力が

少し軽くなったら

雨の粒は

丸くなるかな?

そしたら

真っ白な傘に

絵の具を塗って

街を歩こう。
                     1999年


所属の解除 所属の解除
所属の解除って何ですか?
それはですね、所属を解かれるということで
学校を卒業したり、会社など ....
                         1999年

カイジョ カイジョ カイジョ カイジョ カイジョ カイジョ カイジョ カイジョ
カイジョ カイジョ カイジョ カイジョ カイジョ  ....
「あなたなら簡単でしょ」とか
王者のような立ち振る舞い
昨日泣きついたのは嘘だったの
それとも今酔ってんのかそれ正気か

盛期の奇跡ある日僕はレモン畑で狂う
ベッドで君は介抱・つまり解放
 ....
よこしまな旅行でも

散策などしていれば

けっこうオルゴール屋さんってある

よこしまなふたりは

見当ちがいな癒されかたしてる


彼女とそこにはいる

迷路な胸をかかえ ....
接眼レンズをのぞきながら
試料を封じたプレパラートに
対物レンズを近づけていって
カバーガラスを割ってしまい
試料をダメにしてしまったことがあるよね

それと同じことを
いまでもついやっ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
吐露深散307/3/19 4:53
綱渡り多久蘭乱5*07/3/19 4:05
91、デイ 【でい】→Day[group]雨宮 之人4*07/3/19 3:40
「種を蒔く」ソティロ6*07/3/19 2:29
油分ひろっち1*07/3/19 2:17
吐気なかがわひろ...1*07/3/19 2:16
春の空@ショコラ207/3/19 1:55
残念だよmaynar...107/3/19 1:30
欠陥品の涙4365*07/3/19 1:17
日曜日水町綜助10*07/3/19 1:16
追伸ささやま ひ...8*07/3/19 1:12
魂の啼き声なかがわひろ...2*07/3/19 0:59
一人冒険[group]こめ1107/3/19 0:52
願いごとユーヘッセ6*07/3/19 0:24
愛についてんなこたーな...607/3/19 0:08
あたたか和森朱希3*07/3/19 0:07
巡回色々[group]紅柳みつば507/3/19 0:06
失物スプートニク8*07/3/19 0:00
春の泥、にじんで[group]たりぽん(大...16*07/3/18 23:53
sweets(スポンジケーキ・チョコ)山中 烏流207/3/18 23:50
愛について。狠志207/3/18 23:42
*女郎花*ちと6*07/3/18 23:40
サナギ4*07/3/18 23:36
ハイライトソティロ8*07/3/18 23:24
水玉模様[group]來稚6*07/3/18 23:20
中学生あおば11*07/3/18 23:13
卒業式6*07/3/18 23:11
ひくてあまた真田徹基0*07/3/18 23:03
オルゴール吉岡ペペロ207/3/18 22:48
顕微鏡のリズムでシリ・カゲル4*07/3/18 22:30

Home 戻る 最新へ 次へ
4772 4773 4774 4775 4776 4777 4778 4779 4780 4781 4782 4783 4784 4785 4786 4787 4788 4789 4790 4791 4792 4793 4794 4795 4796 4797 4798 4799 4800 4801 4802 4803 4804 4805 4806 4807 4808 4809 4810 4811 4812 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.53sec.