月はやさしくもきびしくもなくそこにいます 100通りの出会い

99通りの別れ

あなたとのそれだけは

どうしても想像できないの



でも答えなんて出してくれなくていいよ…

もし答えなんて出されたら私…
 ....
さよならが見えているとき

さよならに向けて、どう進んで行けば良いのか
大人と呼ばれる歳をとおにまわった今も、なお解らない

もうすぐさよなら

なのに、さよならの仕方までも解らない
 ....
虹が
さっきまでの
雨を
拭うように
架った
 
僕が
君のそれ、拭えば
君も
晴れるだろうか。
 
君に架かる虹に
 
なりたい。
蝉時雨騒がしく
肌には触れぬが耳障り

気紛れな通り雨は
降っては止み
降っては止み

風は通り過ぎるも
雨雲は歩む道を迷っている

今宵の空は騒がしく忙しく不安定  ....
明るすぎて
眩しすぎて
真っ白にしかみえない

きみのまわりには
いろんな景色があって
きみを囲んでる

だけど僕には
きみだけしかみえない

まわりはただ白く眩しく
きみの輪 ....
荒れる風音 家で雨宿りなんかできやしなかったんだ

傘も差さず外へ出れば、そこは気持ちの良い風の吹く
愛しかった天気があった

だんだんと濡れる服、鼓動は激しく
大きな水溜り、バシ ....
秋の兆しが見える頃
無花果が実るこの頃

人は食や運動、色んなものに活発に動く

けれど、僕はいまだ夏から出れていないようだ

季節に取り残される

時間は明日を齎せてくれ ....
答えればいい

君は君を壊せば世界と自分がおさらばだとか
思っているかもしれないが
世界は君を含めてるから
君が目をひらいてるから世界は

ふたつは寸分違わずおなじもので重なっているわけ ....
見上げた空に向かって形を作った口元からこぼれだした旋律

風に運ばれていく

どこまでも

どこまでも

あの場所で連れて行かれた旋律はは

時を越えても風と共に戯れてるよ

 ....
夜…
静か過ぎて眠れない夜は
不安に駆られる前に
現実の世界で夢をみよう
     
夜…
人は僅かな時間に夢をみる

夜…
眠りに着いた時
夢物語が始まる
虹色のガラスの破片が
眼に突き刺さる
痛いよ
痛い

満開の花に
宇宙が包み込まれる
花は形を変えながら
宇宙を挑発する

眼を突き刺すガラスの破片は
きれいだよ  ....
光を削り描いた花が
手のひらにふたつ影を落とす
鳥の花 音の花
ついばみにくるくちびるの花


砂の花 砂の花
影を持ち去る波の花
手のひらを知らない
問いの残り香

 ....
なんでも見通す
なんでも見通す
ママの秘密
あの子の秘め事
隠れてるものは全部、全部

だから神様は嫌い
なんでも見通す悪魔が嫌い
自分の秘密
世界の秘密
隠し事 ....
恋という伝染病は、

特効薬もないまま、

つらつら、と。

移ってます。

時に、苦しんだり。

時に、何もかも忘れたり。

恋という、伝染病。

移してくれませんか。
 ....
青色のがいい
赤色のがいい
取替えっこしよう
取替えっこしよう

死んだら同じ
どの色乗っても
死んだら同じ
輪っかの色は関係ない
神様の識別はその日の気分

 ....
風が吹き抜けるたびに
路地から空を見上げる
鳥の影、あの鳥がまた
飛び越えていくのかと

見上げた先の色は様々で
いつも、すぐ忘れてしまうから
黒い影だけは憶え続けるのか
鳥のかたちに ....
魂の色は 七色だから、
君が 今 何色でも、これから何色になっても、
それで、いいんだ。

君よ、
囚われずに、変わっていけ。
風に乗り空を駆ける、あの雲のように。
君が 今 ....
白と黒の記憶の片隅
その中でも君は微笑む
唇も目も其処に在る様に
手を伸ばしたら壊れてしまいそう

優しい中に鋭利に尖った凶器
知らず知らずに君の優しさに溺れて
心の奥底まで ....
失墜した月
隠された罰
夜という欠けた楽園

互いに刻まれた
二重の螺旋をほどいて
貴方のその卑猥な指で


ほの光る白い乳房を
道標にして

黒く反り立つ墓標まで
二人 ....
正直に言うよ
耳ざわりのいいコトバを
拡大再生産するだけのプログラムなら
僕はいらない
周波数を左にいくぶん揺すぶって
日本中から寄せられた
ラジオネームを連呼するだけの
放送局を聴いて ....
スコーリカは犬
キスカは猫
これは小石
コートのポケットはほつれてる

レストリシは蝶
カダは嵐
引き結ぶ唇
指先はひび割れて赤い

ナフシグダーは永遠
ヴァローナはカラス

 ....
ウィルスに乾杯。
ついでに、ブルースウィルスにも乾杯。

{ルビ尾骶骨=びていこつ}に乾杯。
1/2 砂漠にも乾杯。

世の中は満ち溢れていて、
満ち足りていて、

夕 ....
{ルビ梶谷=かじたに}さんは、隣りのゆうこりんが大好きらしい。
大好きだから、チャンスがあれば付き合いたいらしい。 羨ましがられたいらしい。

梶谷さんは、独身らしい。 {ルビ四十路=よそじ}手 ....
   「 涙 」

           
          雨が降って

        水が地上に生まれ落ちる。


       そして

      ....
五百円玉は機嫌が悪かった
カチャリと投げ込まれた
小銭入れの中には
たくさんの硬貨がいた
その中でも五百円玉は
一番格が上なので
一番大切にされなければならない
五百円玉は小銭入れの中を ....
あなたの肩をソテーして
あなたの細い指は噛み砕きましょう
あなたの足は そうね 豚と一緒にあぶり焼き
あなたの瞳は 飲み込むわ
あなたの舌は 愛した後に切り刻んで
あなたの心臓は あたしが大 ....
真っ暗闇の部屋で

明かりをひとつ灯しました

左胸にぽつりと

心臓を燃やす朱

上大静脈の先端を、僅かに焦がして

夢と呼ぶにはまだ早く

意志と呼ぶにはまだ遠 ....
越えて、いた。
つまらなく思えて、
そしたら分かった。

大きいと感じてて、
まだまだ下だと。

意外と、知らなかったみたい。
たくさん言葉があること、
気付いていないみたい。

 ....
 あまりにの空の青さに私は目を細めた
 心の中の染みは少しずつ広がり
 手を足を体を統一した
 
 痛みは無く虚しさが取り巻く
 悲しみは友の笑顔と混じり気がつけば
 私は今まで何をみてい ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ソティロ3*07/3/21 4:25
ラスイチ優飛3*07/3/21 4:12
さよならまでの時間ヒロセ207/3/21 3:04
君に架かる虹黒子 恭207/3/21 2:42
「蝉時雨騒がしく」Taka★H...207/3/21 2:30
ひかりのいろとびまる。3*07/3/21 2:28
「吹き荒れろ雨」Taka★H...107/3/21 2:26
「ホッと・・・。」107/3/21 2:25
願望水町綜助17*07/3/21 2:18
口元からの旋律テルテル坊主1*07/3/21 1:50
夜…@ショコラ007/3/21 1:49
万華鏡なかがわひろ...5*07/3/21 1:46
ひとつ なびく木立 悟707/3/21 1:45
悪魔の眼なかがわひろ...2*07/3/21 1:24
抗体。狠志207/3/21 1:22
天使の輪なかがわひろ...2*07/3/21 0:56
地下鉄十六番出口から[group]たりぽん(大...13*07/3/21 0:34
「魂の色は七色」和 路流(N...4*07/3/21 0:30
絆創膏海月4*07/3/21 0:17
罪と罰衿野果歩307/3/20 23:57
ラジオシリ・カゲル7*07/3/20 23:51
おともだちミゼット4*07/3/20 23:24
キラーズひろっち3*07/3/20 23:19
隣りのゆうこりん7*07/3/20 23:15
ae96507/3/20 23:08
不機嫌な五百円玉ぽえむ君6*07/3/20 22:51
_花のなまえ207/3/20 22:10
『心室細動』しろいぬ607/3/20 22:04
超越RIKU6*07/3/20 21:30
午後の空茉莉香7*07/3/20 21:25

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