膝小僧よ
なんだか久しぶりだね
そんなにきれいな顔をして
おまえもすっかり
年をとったか
崖の上や
崖の下や
いたるところ
赤い実をさがして
赤い血を流した
傷をなぞる ....
苦悩しながら歩く
悲痛な叫びもあげられずに歩く
腐った世界を見る
この目は
乾ききっていた
腐った自分を見る
この目に
輝きはなく
濁っていた
この腐った世界に
なにも ....
人々は 金を求めて世界各国から夢と希望の国 アメリカへやって来る
港は親密的な外国船が大量に押し寄せ 大勢の人々が溢れかえっている
目指すは金山 一攫千金を夢見て掘り続け 時間と汗を流す
....
渺茫としたイエメンの北の砂漠の真ん中にある鬱蒼とした森の奥に
吟遊詩人達のオアシスと呼ばれる所がある
世界各国を放浪してきてやって来た吟遊詩人達が集い 豊潤な水が森の奥の湖でこんこんと湧き ....
退屈で憂鬱な土曜日のトンネルを抜けよう
土曜日のトンネルに入ると僕は高い天井の狭く透明な牢に入れられたような気分になり
重力に負けて空虚な思考回路となり何かをしている自分が自分ではないような ....
可能性ないなんて
始めから否定してたら
何も出来ないんだよきっと
やってみなくちゃ分からないなんて
使い古した言葉だけど
間違ってないよね
何度裏切られたって
自分を信じ ....
泣きたくなるほど 別れ の匂いをのせた風、が
すべてを その 色に 染めました
その 匂いを感じるようになったのは いつ からでしょうか
泣きたくなるほど 別れ の匂いをのせた風、が ....
ぽろぽろ、と
止まらなひのです
(それはあたかも)
言葉が
止まらないかのように
緩く
柔らかに
止まらなひのです
昨日、最後の宇宙人は ....
だからどうって事は無いのだけれど
流石に痩せこけたロシナンテにまたがって
幻想を追い求めるのにも限界を感じて
家来の頭の足りないサンチョ・パンサも
領主になり去ってしまって
ドン・ ....
顔を洗ったなら公園にでも行こうか
いつもより少しだけ遠まわりして
いつもより荷物は少なめで
長袖のTシャツに
はき古したGパン
真新しいスニーカーに身を包んで
時計なら外して行こう
もう必要ない ....
(大人になると
(きこえなくなる音があるという
痛むの
ここと、あと腰
眩暈も
熱はないよ
そこは絶対悪くならないから
(イチバンキレイナヒトガイットウショウデス
....
ときに
{ルビ詩歌=ポエム}は
{ルビ韻律=いんりつ}の
語りにして
日本語訳の
{ルビ読み物=ノベルズ}ではなし。
{ルビ音数=パルス}をそろえて
{ルビ脚 ....
こんなに好きなのに
いつも想いでいっぱいなのに
ずっと一緒に居たいのに
何て時間はいじわるなんだろう
いっそ貴方に溶けて混ざっちゃいたい・・・
たとえ、あたしがあたし ....
Foolyか?
Coolyか?
古いか?
狂いか?
無理か?
有理か?
....
どれくらい見たら
どれくらい経ったら
どれくらい想ったら
離れていても あなたを感じれるようになれるんだろう。
僕らの
来々々々々々世くらいの人類は
きっと みんなが
同じ顔
なんじゃ、ないのかな
たった一人"優秀"なオリジナルから
造られた
何人もの
....
地球上の酸素を
30秒だけ
消してみたい
きっと、みんな
エアコンを使わなくなる
地球上の愛を
1日だけ
消してみたい
きっと、みんな
空っぽになる
....
世界で一人ぼっちの私は世界に噛みつく
ちっぽけな愛の中をほじくり返してみれば
綺麗な真実が一つだけ見つかる
しかし綺麗な真実も、幼い記憶も、言の葉一枚に過ぎない
勘違いを恐れな ....
スパンコール散りばめたような
ビロードの夜
見上げればぽっかり浮かぶ
上弦の月
こんな夜は
お月さま たて琴にして
静かな森の湖に
音色をそっとながしましょう
銀の小舟 ....
「シクロ」
熱気がたわむれる不良の街角で
繰り広げられる止まらないルーレット
生活をBETして
夢に変えるギャンブラー
マド ....
風鈴の音の鋭さを
緩和できなくなった空気の中で
アイスキャンデーを口に含むと
腕に痺れが走った後に
鳥肌が立った
こうなると
揺れているカーテンの音に時々混じる
遠くを走る車の気配のまば ....
舌の味がしました
血が発する鉄の匂いを感じながら
けれどまたその味を嗜みたいと思いました
何度もしたいと思いました
その夜は眠れませんでした
胸の高鳴りがいつまでも止まず
....
恋は、、、
ときに 凡人を天才にする。
恋は、、、
ときに 天才を凡人にする。
失われた体温
急速に手から冷えてゆく
こんなにも
こんなにも
僕の全てを司るのは君なのに
君は、いつも
いつだって
なにも、知らない
らっきょの「ら」
らっぱの「ら」
つるつるって食べるのも
あったよね。
そばぢゃないよ
わたしって。左利きで
不器用すぎるから
はさみさえ上手く扱えなくて
型紙から
あなたを ....
わたしはカゴの中の鳥
あの青空に憧れているの
春風は
あんなに急いでどこに行くのだろう
白雲は
フワフワ浮かんでどこに行くのだろう
わたしも
明るく暖かい
あの太陽の下で
自 ....
揺れる船の上
遠ざかっていく港町が
俺を冷たい気持ちにさせる
『ずっと一緒に旅をしよう』
という約束を
やぶったお前を恨んでやろうか?
・
僕を許してくれとは言えない
ここで見つけた幸 ....
南麻布のレストランでは
テーブルに両肘を付いて
三角形を作るのがマナーです
みんなのぞき込んでいるんです
永遠とも思われる
いざなぎ越えの向こうに
果たして何があるのかを
スプマ ....
さあ勇気を出して飛んでごらん
怖がらないでいいその腕は翼だ
君は忘れてしまったのだろうが
かつてその両腕を繰って大空を
自由に飛んだじゃ ....
2時間かけて造った
いびずな紙ねんど。
無駄に色を塗って
無駄に1時間。
疲れた私の
贅沢な
休日の過ごし方。
4762 4763 4764 4765 4766 4767 4768 4769 4770 4771 4772 4773 4774 4775 4776 4777 4778 4779 4780 4781 4782 4783 4784 4785 4786 4787 4788 4789 4790 4791 4792 4793 4794 4795 4796 4797 4798 4799 4800 4801 4802
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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