たくさんの花を枯らした
サボテンやアロエも枯らしたし
ケフィアやカスピ海ヨーグルトも駄目にした
それでも命は大切にしなければならないからと
小さな虫はその形や色が嫌いでも
なるべく殺さず ....
昔むかし
たんたんたぬきというテレビドラマがあって
主演は森光子で
ドラマのラストには
料亭たぬきに集う大人たちが
毎回かならず
たんたんたぬき を大合唱した

たんたんたぬきのキ ....
 巨大な隕石が地球に降ってきて
 リヒテンシュタインの石油工場が大爆発した
 轟炎が吹き荒れ 火柱が無数に乱立する
 人々は逃げ惑い 地上からは消防車が空からはヘリで消火活動を行う
 ニカラグ ....
 或る街のある家の中からの風景
 僕は泣きそうになる
 この広い街には競馬場は無い
 歪んで見える風景
 競馬場があったはずなのに無い
 君を思い出す
 「君」という言葉だけが僕の中に残っ ....
 ある日の夜 家の前で僕は丸々と太った黒猫と出会った
 黒猫と僕は目が合ってふっと立ち止まった
 僕はそのまま無視をして立ち去ろうと思った
 けど黒猫は僕から視線を外さず 鋭い眼光で僕を睨んでき ....
うっとりと眠っていた二人の鑑賞者は
ココア色の映画館で目醒めた
過去の亡霊の囁きももはや息絶え
湿っぽい空気と静寂があたりを支配している

静寂を保ったまま映画館が崩壊する
暗闇 ....
私をじっと見つめ


「綺麗だよ」


って

言ってる本人が照れちゃダメじゃん(笑)
立派な大人になって
きっと在るべき場所にいるはずの僕へ…
君から見てこの景色はどう映るのかな?
掻き集めた思い出の一つにすぎない
なんてこと言えないよねぇ?

僕からみた君の存在なんて
 ....
何をしたいのか

何をすべきなのか

わかっているようで わからない

手探りの状態で 一日が終わる。

私はいったい何がしたいのだろう。
崩れ落ちたものを 

積み直すのも困難で

維持するのも難しく

それをしようともしない私

それを後悔しない私
誰もが背負っている
十字架の音で
 
踊る、僕ら
 
君は
スカートを翻し
 
 
スライム状の
舞台の上で
 
足を、掬われながら
 
踊る
踊る
踊る
 
 
 ....
いい天気だね

一人の紳士が尋ねます

低気圧が男の足にすがりつく愛人のように
いつまでも停滞している空を見ながら
紳士が言います

私にも

なんだい?

私に ....
女の子にだってね ロマンはあるのよ
とっても恥ずかしいから 口にしないだけで
絶対に教えてなんかあげないわ
探せるものなら 探してみなさいな
見事 みつけられたら ご褒美あげる

貴方はい ....
雨が今日も振ってる
俺は傘も差さずに走り出し
人目気にせず歌いだす

今日の雨も明日の雨でも
打たれてたってヘッチャらさ
俺は歌い続けてた

次第と消え行く体温と
ドキツイ ....
消えないで・・・。もう少しだけそこに居させて・・・。



あっけらかんと流れる時間
何をしなくても歳を取る
ただ、一年が区切りというだけ。

生まれ落ちて20年
こ ....
蝉の囀り恋しく
夜風が寂しく冷えてきた
扇風機が要らなくなって、コンビニの空気も外と比例して暖か味を益した

人々はいまだ半そでを着ているけれど、袖をまくる人は見なくなった。

夏 ....
ちくり
と痛む
その光景を
僕の二つの眼球は
とらえて
脳へと
送信した後
心という
厄介なものにまで
伝えてしまった
ものだから
また
ちくり
と痛んだ
そのとき
閉じ ....
晴天の空間に
眩暈を誘いながら在る 誰
敷石の上に薄い影投げる日が
暮れる 薄刃の風が

私やお前を切るのだろう
誰 曝して満ちた

静か 冷えてゆく
夜か 息か
          2007/03/23

起死回生の4回転
唸りを立てて
水音を立てて
スクリューが猛烈に空回りして
釣り人達の
悔しそうな顔を
あざ笑う
今年生まれの
オボコと ....
  悪魔

人間をはるかに超越した力を持っているが
この悪魔ってやつにも色々と制約があって
たとえば人間の部屋に現れたときに
入った場所からじゃないと出て行けない
なんていうのもそのひとつ ....
自分の気持ちが分からない
ただ、ただ大好きなのに
自分の気持ちはそうなんだけど
どうしていいか分からない

やっぱりセーブしてしまう自分がいる
だから、君には分かってもらえない
でも、君 ....
きょうはもう
まんぷく中枢があれだから
おなかはいっぱいだけれど
あとちふれ
あとちふれだけほしい

できればつもりちさとも。
黒スグリ
雑木林の妖精
えもいわれぬ
腋の下


短い短い
夏の夜
こんな時間に
やって来て
いったいぜんたい
どういうお積もり?


そんな問い掛けに
お構いなしの妖精 ....
反芻し過ぎて擦り切れそうな程ささいな逢瀬

回想から想像に変わる

あなたの表情より手のひらの感触が伝えてくれる

淋しい言葉は口封じされる

甘く甘くいるためには2人は申し合わせない ....
その道は真直ぐに港へ向かっていた
信号も交差点もなく
対向車線もない一方通行の
横に車一台が走る
天気の良い日は海を片手に見ながら
十数キロにわたる
すがすがしい道路だった
最初の一台目 ....
ものの存在を疑うんです。
幻覚のうちに生を受けて死を迎えるんじゃないかと
たまに考えて立ち止まるんです


全てが。
例えば想像の産物ではないか。と
綺麗な風景も、素敵な映画も、大作の小 ....
すべてのラブソングは

「うるせー、ブス!」の裏返しだと仮定してみる
ゆきゆきて花びら落つ
されど
世はさむざむと語るも虚し

日差しさやかなることを願い
枝先に残るつぼみに
その時を問う

また一片の行方を見やれば
地を春色に染め
伏 ....
テレビ画面の中で生きる
僕の職業は魔法使いだった
今年でLvは17
HPもMPも少なくて
弱いからすぐに死ぬ
復活する為に教会を探すけど
何処にあるのかわからない

リセットボタン
 ....
あれから
いくつ春を
数えたかしら
わたしの中に眠るあなたは
春ごとに目覚める


黒と白の斑尾模様の猫が
出迎えてくれた細い路地
人の気配が消え
静まり返った石畳
入り組んだ奥 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
たもつ42*07/3/24 9:20
うたうたえ、たぬきよ角田寿星407/3/24 7:51
降るような星の夜に2はじめ5*07/3/24 5:47
妄想の追懐2*07/3/24 5:46
黒猫6*07/3/24 5:45
若水佐々宝砂207/3/24 4:46
うれしい。空 春色5*07/3/24 4:14
スニーカーとパノラマとイヴ0*07/3/24 4:10
迷路空 春色1*07/3/24 4:08
崩壊3*07/3/24 4:06
カタルシス山中 烏流307/3/24 3:59
きれいな天気なかがわひろ...3*07/3/24 2:07
女の子のロマン<18のprose-17->[group]ウデラコウ9*07/3/24 1:14
「冷たい雨」Taka★H...207/3/24 0:34
「消えないで・・・。」307/3/24 0:26
「夏の終り近づく秋の香り」207/3/24 0:23
逆さ睫倉持 雛807/3/24 0:19
冬が消える及川三貴15*07/3/23 23:58
空回りする午後あおば9*07/3/23 23:37
悪魔、舵輪、その他hon407/3/23 23:36
うねりの中でmuriel2*07/3/23 23:30
あとちふれシリ・カゲル3*07/3/23 22:58
アブソリュート・カラントSix3*07/3/23 22:45
もっとも甘い砂糖猫のひたい撫...6*07/3/23 22:39
法定速度[group]ぽえむ君5*07/3/23 22:22
通り沿いにて戒途207/3/23 22:19
ラブソング北大路京介7*07/3/23 22:03
「春」 (青年詩片)ベンジャミン7*07/3/23 22:00
魔法使いになりたかったリヅ8*07/3/23 21:53
春ごとに沈殿するLEO27*07/3/23 21:47

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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