なんでだろぅ
足らない
足らない
満たされない
表情筋は凍りついて


言葉は捨てられたものから
拾い出して

薬を飲んでも
お酒を飲んでも
誰かと寝ていても
足らない

 ....
人は己の踏み締めた足跡に人生を見る
しかし踏み潰したものを見ることはない
見つめれば脚を踏み出せず
歩を進めれば踏み潰さざるを得ない
人が脚を持ちそれがまた
踏みにじる罪深さから逃れられない ....
初めての世界、初めての経験
どうしたらよいか分からず
自分なりに頑張ってみたけれど
空回りする毎日だった
子供も大人もたくさんいたけれど
とても孤独だったんだ

そんなある日 ....
心の中の闇に慣れっこになってしまった君は
暗闇をも恐れない
真夜中の闇が全てを隠し
一筋の光すら見えてこない
誰にも見えない
誰にも分からない

闇は君の見方だ
その闇を ....
数年前の夏の暑い日でした
私は確かにこの場所で
眠れない夜を過ごし
眠らない夢を貪っていました
数年前の秋に
私は{ルビ運命=さだめ}を失いました

世界の闇よりもさらに深い夜が
全て ....
くるぶしの水位で哀しみが満ちているので

じゃぶじゃぶじゃぶじゃぶ

とっても歩きづらい


どうせなら肩くらいまで浸かっちゃえたら

のんびり平泳ぎでいくのにな
風が時にそうであるように
春の詩は私たちに随分とつれない。

褪せた色の春が私たちにもたらしたのは、
決意という無限くらいだろうか。

望まなかった過去を
無理に思い出させてどうするとい ....
どちらも候補地
(どちらかが選外?)
星は軌道に浮かぶ船
船上で溺死かよ
アジアで輪廻かよ
でもいつか
何かのあかつきには
海面から
墓地から這い出して
昭和を

どっちが二十世 ....
死ぬほど
痛いと思ったら
めずらしく
背中に 星が
ささっていた
どこかで聴いたことのある歌
その旋律が 流れてくる
思い出せない
歌の名前
思い出せない
記憶の糸が絡まっている
それでも
どこかで聴いたことがある
それは確かなのだが

思い出せ ....
夜の畑の前にふと立つ
まだ種しか植えられていない
土だけの畑
奥の方まで目を凝らしてみても
どこまでが畑で
どこからが空なのか
何の区別もない
ただ真っ暗な風景しかない
けれども畑は命 ....
雨上がりの高尾山 
散策の一行は
山を愛するおばちゃんのガイドに 
耳を傾けながら 
濡れた山道を往く 

ある者は 
ひとすじの細い茎の上に
寄り添い
束ねられた家族のよう咲く 
 ....
 冬の空は乾いている。遠くで鳥の鳴き声がしている。車のデジタル時計を見る。空腹で気持ちがわるく、くらみを覚える。午前9時。いや10時だったろうか。もう時間など意味はないかもしれない。昨夜、車の周りにい .... 花はピンクに咲いている
木々はプリズムに映えている
だがゆめはいつしかおらと浮気する

木漏れ日がまぶしい
空の変身がうらやましい
だがゆめはいつしかおらと離婚する

街の四つ角で信号 ....
砕けてしまうようだった
日々も
今は 底深く静まり
さざなみ立つ 水面から
ぽかりと 顔を出して

冷たく 青く
日々は 静まり

空は からっぽに
ただ 遠く 高く

静かな ....
昼を見ても、夕方を見ても、

夜も、朝も、

まどろっこしい人々に苛々している

幸せなんかあるのか、なんて思ってしまう

街明かりが、家々の明かりが、

まどろっこしい人々を照ら ....
東北ゆきの新幹線

平野の夜を

細く小さく進んでいる

人影のない模型に

明かりが


車って、

誰か乗ってないと、

動かねえよなあ、


東北ゆきの新幹線 ....
駐車場に

たくさん置かれた車たち

街明かりに

きれいに照らされている


それが僕を励ましたんだ
カマンベールを食べ
ロゼワインを飲む
ガラスのように
砕けそうな心

つまらない事に感動し
つまらない事に涙して
耳元でささやいて
つぶやいて

ありがとうは
心の潤滑油
笑顔 ....
ざわめきと
震え上がって
いちめんの星空
過敏性大腸炎

双子の星座の
アナルとアヌスは
ぴったり寄り添い
小刻みに歯の根が合わず
「きをつけ」の姿勢のまま
とうとう金縛りです
 ....
神に祈るがいい

お前は祈るだけで
何もしようともしない
そして神は祈られるだけで
何もしようとなどしない
彼は忙しいんだろうよ
俺達に構ってられないぐらい

周りを眺 ....
{引用=deep-freeze
[動](他)
2 無期限延期[保留]する. }

小さな六畳間に溜め込んだ過去の残骸を
捨てる算段が立たない臆病者ごと
きゅっと纏めて窓から捨てる
海 ....
地面をどーん
地面をどーん
顔いっぱいにサングラスを押しあて
一歩一歩
うまれてはじめての風景を踏みしめて
赤ければエビであって
つるっぱげのタコ、血眼の猫であって
ピンクの自転車は貧血 ....
先週末は雨だった

今朝は誰より早起きをした

窓が光るみたいに明るい

今日は春らしい陽気になるでしょう

テレビ画面にはもう成人した最高気温

卵の焼ける匂いが

部屋のく ....
嘘が真実で
            真実が嘘。


    もしこの世界に【嘘】がなかったら
         この世は成り立たないだろう。

    もしこの世界に【真実】がな ....
(傅き給え、
狂い夜の餞に)

頭上から声
頭を垂れようとしても
目を瞑るには三半規管が微弱



嗚呼
我を救うは誰ぞ
嗚呼
我を愛すは汝のみ

やさし ....
このいっしゅん、いっしゅんが、

かけがえのないものだってことは 
知っている




ぼくたちが、離ればなれに
別れていくことは 
知っている



何気なく過ぎて ....
亀さんは一生懸命歩きます
絡まった糸はずっとそのままにされて
昨日のことを今日の日記に書きます

少しばかり自分をループさせた後
真実を掴もうと足掻きます

貶された言葉たちへの慰めの言 ....
心に頼り心で確かめ心で伝える
心が無くなれば宇宙も消える

確かめるというのは常に
その一瞬一瞬でしか使われない
後のことはともかく

こうして二人だけの永遠ができた頃
どこにも君はい ....
ふと
アパートの鍵をなくして
アパートの前で
うろつく事
約三十分

ポケットの中から
靴の底まで
脱いでみて
どうでも良くなること
それから
二十分後

どこかにでも
落 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
なんでだろう水平線1*07/3/26 23:10
駆け巡る悲しみの果てにアマル・シャ...11*07/3/26 22:34
Sへ・・・muriel007/3/26 22:16
闇に包まれて2*07/3/26 22:15
鴉達の止まり木智鶴2*07/3/26 22:03
水位松本 涼1007/3/26 22:02
春の詩を書くためにブルース瀬戸...3*07/3/26 21:58
静かの海で溺れ死ね 豊かの海で野垂れ死ね吉岡孝次207/3/26 21:34
そろもん(大吉の話)みつべえ707/3/26 21:08
無名の歌[group]岡部淳太郎13*07/3/26 21:04
夜の畑が息をするぽえむ君3*07/3/26 21:01
山の子供達 〜高尾山にて〜 服部 剛807/3/26 20:47
砂漠となる光冨郁也1207/3/26 20:41
交差点信天翁307/3/26 20:34
静まるこむ2*07/3/26 20:32
咳やまぬ春吉岡ペペロ407/3/26 20:05
平野の夜207/3/26 20:03
無生物たちの光007/3/26 20:02
1日の終わりにペポパンプ6*07/3/26 19:55
鳥肌天空図Six1*07/3/26 19:02
trailermaynar...107/3/26 17:34
deep-freeze[group]士狼(銀)13*07/3/26 17:30
ぼくらのいちにち七味とうがら...5*07/3/26 16:36
月曜日ポッケ7*07/3/26 15:11
—真実と嘘—‡ё夢花ё‡207/3/26 14:38
我を救って愛すは誰ぞ朽木 裕607/3/26 14:22
情景わら17*07/3/26 13:32
無題RIKU4*07/3/26 13:32
確認ロカニクス307/3/26 13:10
なくてもねなぎ507/3/26 12:59

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