親の為
夫の為
子供の為
年老いた母

自分を犠牲に
愛情を振りまいた
泣き崩れて泣きに泣いた
不幸の数だけ喜びは増える

生命保険が満期になり
家族を国内旅行に
招待するって ....
二度と君を傷付まいと

『中途半端な距離
 箱詰めにした言葉
 偽善で温くなった手
 夢を紡ぐ嘘
 ぬかるんだ居場所』

そんな臆病な優しさを覚えるよりも

君の痛みを少しでも癒せ ....
ツイてない分だけ

良い事がある。

マイナス2つで

プラスに変わる。

それなら進んで

マイナス集め。

笑顔が大きく

咲き誇る。
空 遠く 架かる
空に月
雲 風に たなびいて
消えていった

静かな 寝息は
繭玉のように
部屋に 浮かぶから

子守歌は 歌い継がれて

とっぷり 日が暮れた

夜の 十 ....
春の駅に列車がやってくる
駅は桜の花びらを散らしている
列車は駅に着くというよりも
春の風に押されながら
春の中に迎えられる
扉が開けば春の香りに包まれ
窮屈だった体と心が解放される
梢 ....
運命とはデスティニーである
怪物とはモンスターである
岡田真澄とはファンファンである

ところが詩の世界では
(ちなみに詩とはポエムである)
運命とはモンスターである
怪物とはファンファ ....
愛しい

とか

好き

とか

愛してる

なんて

嘘っぽくて嫌いだけど

この気持ちを

言葉で表したら






なるんだろうなぁ
水に還り 消えてゆく
弧に描かれた羽があり
軌跡のようなはばたきが
空にも地にも重なってゆく


三つの腕を昇る霧
つぼみの上のしずくのつぼみ
音をあおぐ 青をあおぐ
微 ....
無数に転がる背中のひとつ覗きこんだ
浮き出る黒いあしがた
誰かが一度
踏み潰したのだろうね
いや
踏み越えていったのかな
ああ
そうだったらいいな

「制止も聞かず走っていった」
 ....
意思の無いものが襲い掛かってくる
それを構築しているのは弱さ
しかし創造し創っているのは
薄っぺらい本を百科事典に変えようとしている家畜
どっちも悪気無く俺を傷つけていく

背後 ....
ありがとう
誰かに向かって呟いた
空に向かって呟いた
夜の空は全て飲み込んだ

ごめんね
もう一度呟いた
違う言葉を呟いた
だけど今度は吐き出した

全てを許す気はない
冷たいの ....
おぉいえぃ
だなんて叫びながら
あなた。わたしのひみつをかき回す

そこじゃないけど
そこも。いい

ひみつはひみつ

おんなのひとは
おとこのひとと愛しあったなら
うー。だなん ....
地下鉄を抜けて
まだ低いところで呼吸してる
午後一時過ぎ駅前広場
灰色の街で
塗りつぶされてく
人も教会も犬も風も光も私だって一緒よ
乗りついできた
ひとつめの駅の
名前は何て言ったっ ....
とうに銃は捨てたのに

私の腕は未だに重い


時は過ぎて

すでに見知った顔もなく

忘れ去られていくのだろうに

この罪だけは消えやしない

私が奪った誰が命 ....
カラスが
砕けていく

お金を払っていた右手が
砕けていく

赤ん坊の泣き声が
砕けていく

夕日に照らされたビルが
砕けていく

コーヒーカップが
砕けていく

さっぱ ....
両手を伸ばす乾いたグラスのなか君が微笑む
吊革まであと少しのところで僕は身を屈める

消えかけたしゃぼん玉 サイレン 踏み切り
思い出にしてあげる 粉々 指きり

まだ子供だったん ....
  新しい服を買った
  いつものタバコを買った
  二か月分の定期券を買った
  気が狂うほど普段通りの
  おだやかな昨日だった



  僕の部屋の中には
  開けない ....
求める指数

与える指数

好きの割合

手紙の数

数字上では私の勝ち
現実上では私の負け
さっきから
緑色の孤独の箱で一人
いや
僕の左耳はさっきから君とつながってるし
ここだけは明るいし
透けてるし
さっきからぴーぴー言ってるし
そんなにテレカが欲しいのか

さっきから ....
僕と君が出会った頃

君は緑色の服を着ていた

僕は
白いセーターだったね

君の事が好きで

君を包み、抱き締めていた

どんなに強い風も
寒い雪も
冷たい雨も
暑い日差 ....
せせらぎの横で
赤い花の蜜を啜る
掌ほどの小さな命が
力強く羽ばたいている

ハミングバード
悲しみは置いてゆきなよ
君の小さな体では
あまりにも荷が重過ぎる

追 ....
陽の光に暴かれて

くっきりと浮かんだ

哀願する虚勢の声を縦に裂いて

乖離する白と黒

影を踏んで先へ

光だけ満ちた明日へ

幾百と、幾千と踏んで

明日へ

 ....
はるのやわらかなくうき、

ひかりをはらんだはるかぜは

うつらうつらとねむけをさそって

とおくにきこえるねこのなきごえ

かぜときのこうさおん

ぼんやりふんわりねむくてねむく ....
一週間前のこの道は
みんなへとつながっていた
朝は必ず誰かがいて
元気な時もつらい時も
何の意識もせずに「おはよう」と
必ず誰かと学校に通っていた
まだ一週間しか経っていないのに
もうこ ....
ウィスキーを舐める

回想を重ねる

画像が荒れてゆく

煙草がスカートの端を燃やす

後頭部にあてがわれたあなたの手を想う

耐えられなくなり、誰かと営む

営みは儚く、 ....
僕のお父さんは、僕のお母さんです。
僕とお父さんとお母さん、2人でボイストレーニングをしている今日この頃です。
三月は五月で、五月は六月ですから、八月に歌のコンクールがあります。
歌声に自信がな ....
指から零れ落ちた

割れたガラスの欠片が

熱で溶けてゆく

炉の高温は素手には耐えられず

赤くなった指先が

悲鳴をあげるまで

熱を発するガラスに手を翳す

心の熱に ....
見えるだろうか
誰か見てるだろうか

青とオレンジ色が交じり合う
この地平線が・・・。

僕は一人でもみてる

やがて青もオレンジ色もなくなって
黒い夜が訪れて
疎ら ....
忘れることは怖い

けど、忘れられることはもっと怖いんだ

辛い過去を覚えていることはもっともっと怖いんだ

でも、そんな事みんな知ってる。
だから勇気が持てる

でも、自 ....
遠く遠くから風が吹く

雲行き怪しい今日の空
草木はただ揺れるだけ

何も語らないけど
不規則なリズムを作り出す

肌寒いけど、何処か心地いい
懐かしい風

君にも ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
母の背中ペポパンプ7*07/3/30 22:01
ごめんねの代わりに紫苑3*07/3/30 21:56
ポジティブ來稚4*07/3/30 21:31
雲に月アハウ11*07/3/30 21:18
春の駅ぽえむ君8*07/3/30 21:17
チュッパチャプスシリ・カゲル3*07/3/30 21:01
ムジュン愛心7*07/3/30 20:56
えがき さけび木立 悟307/3/30 20:49
私の屍を越えていけ野火 後里507/3/30 20:42
フラッドmaynar...207/3/30 20:35
cold guy美月朱恋5*07/3/30 20:30
うー恋月 ぴの16*07/3/30 20:24
地下鉄夕凪ここあ307/3/30 19:53
東風207/3/30 19:28
砕けていくふるる6*07/3/30 19:17
CO2アオゾラ誤爆2*07/3/30 17:35
一日のかけら草野春心307/3/30 15:59
アシンメトリー來稚3*07/3/30 15:56
緑色の孤独七味とうがら...6*07/3/30 14:53
アゲハチョウ霜月 ゆうゆ...107/3/30 13:48
ハミングバード1486 1...13*07/3/30 13:12
『影踏』しろいぬ707/3/30 12:42
はる、うらら渕崎。007/3/30 12:10
一週間前のこの道はぽえむ君6*07/3/30 12:09
コバルト猫のひたい撫...10*07/3/30 11:12
生乾きの服は、匂うニオイに追います[group]狩心4*07/3/30 11:11
夕凪蒼想[group]彌月6*07/3/30 11:05
「街はイルミネーション 」Taka★H...107/3/30 11:00
「悪循環では出てこない『ありがとう』 」007/3/30 10:57
「夏の香」007/3/30 10:50

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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