金属は湿っている

唇は乾いている



それは四月六日

信号は点滅している






{引用=fromAB}
おまえの与えてくれる苦痛は
いつも、生ぬるい


絶望なんていう造形は
そんな光景じゃ、描写しきれやしないんだ


愛したことの罪と罰だなんて思考は
夜の帰り道じゃ、ちっぽけだ

 ....
最近
どうも
手が震える

大正十四年が
左手を見ながら
心配している

ので

病院行けば



にこにこ
して帰って来て

よかった
よかった
アル中じゃな ....
ふと動物園に行きたくなったので
ふらっと電車に乗り込んで
ふらりと向かった

「水曜日は休園日です」

がっくりしてまたガタゴト
帰りの電車に揺られる

電車の中に居る人を眺 ....
タイムカードを押したらすぐに
携帯で夜の待ち合わせをする
白いワンピース着こなす君は
笑顔で僕の心を埋め尽くす

You are my Angel.
僕を天国に導いてくれよ
 ....
風がふく
 
春が流れる
 
車の鍵が
 
チャラチャラと
 
小鳥のように
 
私を誘う
ふと気付くと、

手の甲を虫が這っていた。

小さなその虫は、

人の手だと気付いているのだろうか。

巨大な塔か、

荒れた空中庭園か。

その冒険をしている、

小さな ....
 l V l コドモ


 l oVo l ホッペ


 l〇V〇l


 l ∪ l


 l o∩o l ボッキ


 l ? l


 l oCo  ....
都会で生き抜く鳩たちは
巣をつくるための枯れ枝を失い
マンションに住むようになった
冷暖房完備でオートロック
防音設備までも充実している
食料は近くのコンビニで二十四時間
夜目が利かなくて ....
カーテンはオレンジ 空はコバルト 嘘はムラサキ

愛は何色? 恋は何色? 君は何色?


  木漏れ日の中を 電車が走っていく
  季節のトンネルを抜けて 現実が覚めていく

  脳裏 ....
お父さんの背骨の近くを押していく
淋しい箇所がいくつかある
大きくなったら学者かバスの運転手になりたかった
と、よく言っていた
結局学者にもバスの運転手にもなれず
十年前に地方の小さな薬局を ....
l Y l コドモ


l Y P コシニテ


l 〒 l ハエテキタ


 (^0^) マシタカラミテマス


。M。 カイキャク


。/\0/\。
 ....
常緑樹と
落葉樹の混じり合う山に

自然に出来た
葉脈のある 木の葉 マーク

滑る車の窓から 見つけた

時の流れのなかで 
出逢い
寄り添う ひとの 隣で

京の大文字 想 ....
( o )( o )


( 0 )( 0 )


( 0)(0 )


( 〇 )( 〇 )


( ◎ )( ◎ )


( @ )( @ )


( * ) ....
十万円で買ったパチンコ必勝法が
まったく効果はないと知り
ガンキャノンはパチンコ台を叩いて店を追い出された
かつてガンダム達と一年戦争を戦った勇姿の面影はない
年金を酒と博奕につぎ込む日々を彼 ....
キラビヤかな クラブ

真っ赤なルージュ
艶やかな唇

カランコロンとグラスを揺らし
ウイスキーを飲みほす

ミラーボールに光る
夜のグラスな媚薬

甘い香りが
媚薬な夜をさそう

おどりが好きで夜を ....
お台所で
平目は五枚に下ろすのよって
ちょっと得意げにしているわたしも
豆鯵は指でおろすの
ほら、こういうふうにって
えらのところに親指をねじ込んで
躊躇なく{ルビ腸=はらわた}をひねくり ....
わかりあえる なんて これっぽっちも思ってないから
せめて わかりあえてるポーズだけでもしようか
微笑みあって 握手して ハグして

それさえもできない相手とは 殺しあえばいいじゃないか
心 ....
しなやかに雨

しなやかに現実


必要に駆られて夢を見てるのは数時間のみ

終わってしまえば、夢も食べ物に取って変わる



声が枯れる

煙草が不味い

 ....
なたね梅雨、濡れ葉に皐月近づけり

緑に薄青き色を添えし衣着る娘立ちおれり

わずかに微笑みておれり

路に水流れ、曇り空、

夕餉の魚持ちてゆっくり歩む帰り道
 ....
彼の乗った船が エーゲ海で消えた

滅多にあることでも ない



彼の乗った船が エーゲ海で消えた






遠州浜の海岸線は 遠い砂浜
波に運ばれる 白い砂と 生き物 ....
君がまだ言葉をうまくしゃべれなかった頃
青空を指差しては「キー!」と叫んでいた

最初は何のことかわからなかったけれど
君の指差す方向にはいつも
飛行機が気持ちよく青空を滑って行って

 ....
泣きたくて 泣けなくて
母に手紙を書いた夜
滲むことさえ出来ずに
笑顔の文字が並んだ


  「変わらずに元気です
  新しい服を買いました
  今度の休みに帰る
  その時に着て行 ....
寒く乾いた
においがしたよ
手を握って
温もりがしたよ

遠くで何かが
鳴いている
近くで僕が
泣いている

風を切って
車を抜かし
君と二人で
現をぬかす

そこの兄さ ....
珈琲牛乳の色をした空には
夜と朝とが 文字通りに交じり合う
季節はそこに存在する唯一つの風景だ

一年、二年、三年、と
過ぎ去った時間の数を数えているのだが
両手だけでは足りない ....
見えない、けれど

雨が降る

相対的な

雨が降る

桜が夜の

川でライトアップ


水いろ

灰いろ

ピンクいろ

銀河のようにも

珊瑚のようにも
 ....
桃色のソラ

終わる季節

風の香り


夏を告げる

青い風がほら

海を渡った
背中の星が重いから
飛翔しても
飛翔しても落ちる
てんとう虫の
ちいさな宇宙

野の草のように
持ち上げたものの重みに
ひとも耐えているが

あまりにも大きなものの中で
あま ....
一回。



初球は大きく外れ、
バックネットに突き刺さった。
球場がどよめく。
マウンドが揺れている。

おれが揺れている。





 ....
毎日ともに働く人が 
あれやって 
これやって 
と 
目の前に仕事をばらまくので 

わらったふりで 
腰を{ルビ屈=かが}めて 
せっせ せっせ と 
ひろってく 

そのう ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
金属は湿っているAB(なかほ...407/4/6 17:44
呼吸わら9*07/4/6 17:11
あ、草野大悟307/4/6 16:54
「動物園」ベンジャミン12*07/4/6 16:05
Devil or Angel?1486 1...4*07/4/6 15:21
ドライブ日和柴田柴助007/4/6 14:23
はるいちばん。狠志107/4/6 12:52
Sexy一行詩——男性器[group]木棚環樹007/4/6 12:45
マンションに住む鳩たちぽえむ君9*07/4/6 12:42
旅情北大路京介9*07/4/6 12:41
金属は湿っているたもつ17*07/4/6 12:34
Sexy一行詩——女性器[group]木棚環樹007/4/6 12:29
恋形見Lucy.M...107/4/6 12:11
Sexy一行詩——乳[group]木棚環樹107/4/6 12:06
何でも信じるガンキャノン楢山孝介7*07/4/6 12:02
ウイスキーカランコロン鈴鈴6*07/4/6 11:22
さかな芳賀梨花子8*07/4/6 11:11
君に自由を見るのさ大覚アキラ307/4/6 11:03
フィクションのファンクション猫のひたい撫...207/4/6 10:42
なたね梅雨生田 稔6*07/4/6 10:03
彼の乗った船が エーゲ海で消えた[group]もも うさぎ32*07/4/6 10:00
「キー!」[group]未有花18*07/4/6 9:32
手 紙さち19*07/4/6 9:13
車に乗ってkei99307/4/6 8:56
或る季節の死黒田人柱1107/4/6 8:35
銀河のようにも吉岡ペペロ207/4/6 7:44
風薫る優飛3*07/4/6 7:15
てんとう虫yo-yo10*07/4/6 7:15
「 残球。 」PULL.5*07/4/6 7:03
畑の道にうつむく人 服部 剛18*07/4/6 6:54

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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